家庭の平和から始まること(その2)
ウクライナのゼレンスキー大統領が、米国大統領トランプ氏に宛てた手紙(Xへの投稿)には、
米国がウクライナの主権と独立を維持するためにどれだけ尽力してくれたかを本当に高く評価している
と書かれていたそうです。
これに応える形で、トランプ氏は施政方針演説において、
この手紙を送ってくれたことに感謝している
と述べました。
是非については、外交の専門家の方に委ねたいのですが、
ゼレンスキー氏のこの手法は、家庭においてとても有効だと感じたので、共有させていただきますね。
まず、相手の良いところを探す。
それを指摘して、高く評価して、感嘆して、賞賛して、感謝する。
それに応えないというのは、社会的動物である人間にとっては、難しい。
そう信じて、反応が悪くても、感謝を伝える。
あるいは、誠実な関心を示すための相手の関心事に関する質問を投げかける。
冷えていた家庭も、それによって温かく、思いやりのある、平和なものへと変貌する。
地域やコミュニティで出会う人とも、その平和と愛を共有したくなる。
ある程度の平和と愛に生きる人間の数が、まとまった個数に達する。
自分の住む国が平和になる。
そして世界が平和になる。
自分が家族に向けた小さな笑顔と思いやりが、バタフライ効果で地球規模に拡散する。
そうなったら有意義な人生であるな、と感じて、自己効力感を取り戻して生きていけそうです。
家庭の平和から世界平和へ貢献する。
すべては、足元の小さなことから始まる。
そう信じて本日も頑張っていきましょう!
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家庭の平和から始まること(その1)
こんにちは。
今朝の日経新聞のトップは、トランプ大統領、ウクライナと再交渉へ、早期停戦へ意欲との見出しでしたね。
先日2月28日、まさかのテレビカメラ前での両国大統領の口論と交渉決裂は、大国アメリカの大統領と副大統領が
よってたかって窮地の小国の大統領を詰めてる、
という印象で、腕組みをして、困惑した様子でじっと相手を見つめているウクライナ大統領に、
世界から孤立して、第二次世界大戦に突入していった、80年前の日本を重ね合わせ、
暗澹たる気持ちで経緯を見ていました。
本日の見出しは、君子豹変す、豹変大歓迎!ありがとう!という気持ちにさせてくれました。
ここから学べることは、相手の良いところを見て高く評価し、感謝の意を表することで、
力の差のある格上の難しい相手を動かすことができる、
という事実ではないでしょうか。
家庭の中に、難しい家族がいたとしても、トランプ氏ほどの個性の強い難しい方はそういないだろうと思います。
読者様の家族で、米国大統領ほどの権力を持ち側近も備えておられる方はいないと想定してお話を進めますね。
その2へ参ります。
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期待しないということ(その2)
その1にて、夫に不登校の娘への声がけ、勇気づけを一日3つでいいからお願い、と依頼したのに、引き受けてくれなかった
落胆した。夫にはもう期待しないほうがいいのだろうか、というご相談を受けたお話をしました。
これに対し、私は、
期待など一切してはいかん!
誰に対しても。
子どもにも!
と信じて私は生きております。
私たちも期待に応えようとはせず、ええ加減主義に変えましょう!
全く期待しなかったら、何か予想外にちゃんとしてくれた時、自然にありがとう!と思えます。
とお返事しました。
ご相談者様が、夫にお願いすることはいいことだと思います。
辛い時には、分担してほしい、これは、家族としてもちろん述べていいことだと思います。
その後、期待通りにやってくれていない、と落胆しないよう、依頼を投げた後、期待をしない、という心の癖を確立しておくと
とても楽に生きられそうに思います。
生きづらい、と感じる子どもが、この辛い時期を生き抜けるように、親としては、やれるだけのことをやりたいですが、
これだけやったのだから、子どもに元通りの親が願う軌道に戻ることを期待したり、
夫にも一丸となって努力してほしい、と期待することは、
多くは報われない結果に終わることが見えており、結果自分が心折れてしまいそうです。
自分のメンタルを守るため、自分のできることだけに集中し、
自分の力の及ばぬ他人の領域には、こうなるべきとの期待をかけない、これが実践できるといいですね。
私もいつも実践できるわけではなく、夫に、もっとなんか、ちゃんとしろ・・と
漠然とした期待をかけてしまう日も多々あります。
自分ではできなくても、人には有益な助言ができるという面はあります。
悩んでおられたら、ご連絡ください。
助けになれるかもしれません。
http://chi-sei/jp
大阪弁護士会 51期弁護士 長野智子
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