期待しないということ(その2)
その1にて、夫に不登校の娘への声がけ、勇気づけを一日3つでいいからお願い、と依頼したのに、引き受けてくれなかった
落胆した。夫にはもう期待しないほうがいいのだろうか、というご相談を受けたお話をしました。
これに対し、私は、
期待など一切してはいかん!
誰に対しても。
子どもにも!
と信じて私は生きております。
私たちも期待に応えようとはせず、ええ加減主義に変えましょう!
全く期待しなかったら、何か予想外にちゃんとしてくれた時、自然にありがとう!と思えます。
とお返事しました。
ご相談者様が、夫にお願いすることはいいことだと思います。
辛い時には、分担してほしい、これは、家族としてもちろん述べていいことだと思います。
その後、期待通りにやってくれていない、と落胆しないよう、依頼を投げた後、期待をしない、という心の癖を確立しておくと
とても楽に生きられそうに思います。
生きづらい、と感じる子どもが、この辛い時期を生き抜けるように、親としては、やれるだけのことをやりたいですが、
これだけやったのだから、子どもに元通りの親が願う軌道に戻ることを期待したり、
夫にも一丸となって努力してほしい、と期待することは、
多くは報われない結果に終わることが見えており、結果自分が心折れてしまいそうです。
自分のメンタルを守るため、自分のできることだけに集中し、
自分の力の及ばぬ他人の領域には、こうなるべきとの期待をかけない、これが実践できるといいですね。
私もいつも実践できるわけではなく、夫に、もっとなんか、ちゃんとしろ・・と
漠然とした期待をかけてしまう日も多々あります。
自分ではできなくても、人には有益な助言ができるという面はあります。
悩んでおられたら、ご連絡ください。
助けになれるかもしれません。
http://chi-sei/jp
大阪弁護士会 51期弁護士 長野智子
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期待しないということ(その1)
おはようございます!
子どもの不登校の件、そこから生じる夫婦間のいさかいの対処について、よく相談されています。
複数の方からの相談を総合した事案を検討していきますね。特定の方のお話ではないことをお断りしておきます。
名門私立中学で中二夏から不登校に、お母さまの必死の勇気づけとコンプリメントにて、中三春から再登校を果たしたものの、
お嬢様が心身に不調をきたし、
リスカ、薬物過剰摂取により救急車が学校に来る、
教室にも保健室にも入れず廊下や校庭をさまよっているという少し心配な状態が続いています。
お母さまも手をこまねいておられるわけではなく、
一日6つ、子どもの良いところ(リソース)を見つけて、コンプリメントをする。親子で毎日トランプをする、
これを継続すれば不登校は必ず回復する、という著名な不登校カウンセラーの先生の教えを守り、
これにとてもまじめに取り組もうとされています。
一人では抱えきれない課題である、と限界を感じ、ご主人に一日3つでいいので、娘にコンプリメントしてほしい。
と頼んだけれど、ご主人は、「うん。」と言わなかった。がっかりした。もう期待しないほうがいいね。。
とのご相談でした。
私の答えは、その2にて。
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