買った切符を無くしてしまった時 JR運送約款に基づく正しい対処法 最後
以上、我々の福井珍道中を共有させていただきました。
教訓は、
買った切符が見つからない時、領収書があるから買ったのは間違いないでしょう、と駅員さんにごねてはならないということ
あなたとJRは運送約款に基づいて運送契約を締結しておられるので、約款の規定に従う法的義務があるということ
としても、切符さえ発見されれば、手元になくても、その人が買った後落としたものと同一であろう、という事実が同行の方の切符や人数分の領収書などの証拠から合理的推認が働けば、
駅員さんは、当方の、「切符は買った」
という主張を信頼して、改札口を通してくださるということ。
そして、我が国の民度は高く、落とした切符は高い確率で、拾得物扱い窓口に届けられるということ
でした。
我々は、間抜けな失敗を繰り返す生き物ですが、
しかし、それにより、
福井駅の親切な方の善意、
野戦場のように忙しいのに、厄介ごとを持ち込んだ乗客の訴えを嫌な顔一つ見せずに対応してくださったJRの駅員の方の親切さと有能さ、
JRのDXが安定していて素早い仕事をすること
これら温かい人間の心理と技術の陽の面に触れることができ
私
お願いしてみて良かったね。
夫
お前、やっぱすげえな。
とお互いをねぎらいつつ、一泊2日の小旅行の帰途についたのでありました。
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買った切符を無くしてしまった時 JR運送約款に基づく正しい対処法 その4
待つこと数分、
駅員さんが笑顔でやって来られました。
届いていましたよ!
見ると、私達の手持ちの切符とそっくりの乗車券の写真が、駅員さんの手の中のタブレットに表示されていました。
夫は、感動して、
あっ、誰か俺の落としたの、拾って届けてくれたってことなんですか?
と言い、駅員さんも笑顔で
そうです。良かったですね。
と言ってくださいました。
忙しい中、ご対応、誠にありがとうございました!
と我々夫婦は駅員さんに感謝して、改札口を追加支出なしで、通らせていただいたのでした。
買った切符を無くしてしまった時 JR 運送約款に基づく正しい対処法 その3
職業柄見慣れた切符をみて、駅員さんは表情を緩ませました。
駅員さん
どうされました。
私
このように、4人分の乗車券と特急券をめいめい4枚買いました。
それを一名ずつ持たせて、お土産屋さんをめいめいで見て回ったところ、
一名が乗車券を落として無くしてしまったようで。
駅員さん
ああ、それならば…
ここで駅員さんは、では、乗車券を再購入していただきます。とおっしゃりたかったと思います。
それを予測していた私は、さらに笑顔と懇願モードをアップさせ
私
ですので、福井駅構内の拾得物として、落とした切符が届いていないか、福井駅にお問い合わせをお願いできませんか。
と言いました。
駅員さんは、
なるほど。わかりました。
とおっしゃってくださり、
我々の手持ちの切符を
預からせてくださいね。
と手に持って奥に入り、お電話で福井駅と切符を見ながら手慣れた様子でお話しを始めました。
続く