買った切符を無くしてしまった時 JR運送約款に基づく正しい対処法 最後 | 大阪の弁護士•長野智子(智聖法律事務所)

買った切符を無くしてしまった時 JR運送約款に基づく正しい対処法 最後

 
以上、我々の福井珍道中を共有させていただきました。
 
教訓は、
 
買った切符が見つからない時、領収書があるから買ったのは間違いないでしょう、と駅員さんにごねてはならないということ 
 
あなたとJRは運送約款に基づいて運送契約を締結しておられるので、約款の規定に従う法的義務があるということ
 
としても、切符さえ発見されれば、手元になくても、その人が買った後落としたものと同一であろう、という事実が同行の方の切符や人数分の領収書などの証拠から合理的推認が働けば、
 
駅員さんは、当方の、「切符は買った」
 
という主張を信頼して、改札口を通してくださるということ。
 
そして、我が国の民度は高く、落とした切符は高い確率で、拾得物扱い窓口に届けられるということ
 
でした。
 
我々は、間抜けな失敗を繰り返す生き物ですが、
 
しかし、それにより、
 
福井駅の親切な方の善意、
 
野戦場のように忙しいのに、厄介ごとを持ち込んだ乗客の訴えを嫌な顔一つ見せずに対応してくださったJRの駅員の方の親切さと有能さ、
 
JRのDXが安定していて素早い仕事をすること
 
これら温かい人間の心理と技術の陽の面に触れることができ
 
 
お願いしてみて良かったね。
 
 
お前、やっぱすげえな。
 
とお互いをねぎらいつつ、一泊2日の小旅行の帰途についたのでありました。
 

 

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