買った切符を無くしてしまった時 JR 運送約款に基づく正しい対処法 その3 | 大阪の弁護士•長野智子(智聖法律事務所)

買った切符を無くしてしまった時 JR 運送約款に基づく正しい対処法 その3


職業柄見慣れた切符をみて、駅員さんは表情を緩ませました。

駅員さん

どうされました。


このように、4人分の乗車券と特急券をめいめい4枚買いました。

それを一名ずつ持たせて、お土産屋さんをめいめいで見て回ったところ、

一名が乗車券を落として無くしてしまったようで。

駅員さん

ああ、それならば…

ここで駅員さんは、では、乗車券を再購入していただきます。とおっしゃりたかったと思います。

それを予測していた私は、さらに笑顔と懇願モードをアップさせ


ですので、福井駅構内の拾得物として、落とした切符が届いていないか、福井駅にお問い合わせをお願いできませんか。

と言いました。

駅員さんは、

なるほど。わかりました。

とおっしゃってくださり、

我々の手持ちの切符を

預からせてくださいね。

と手に持って奥に入り、お電話で福井駅と切符を見ながら手慣れた様子でお話しを始めました。

続く