さりげない楽しさ
カスタムで考えるのは、共通部品や流用、などをまず考えます。
車椅子は、乗って楽しむものでなく、生活の一部、その人の体の一部となります。
オーダーメイドのものでない場合は、どうしても、治療とか病院のようなイメージがでて、温か味やユニークさには、欠けてしまいます。
ちょっとでも、楽しさ、ユニークさを出せないかということで、ブレーキのグリップの次に、思いついたのが、タイヤの空気を入れる場所に付く、バルブキャップです。
車椅子は、チャリと一緒なので、黒い樹脂キャップが付いていると思います。
自動車やバイクは、アルミで作ったものなど、いろいろあります。
ただ、径が違うので、流用は、できないと思いました。
できたとしても、金属系の光を出すと、部分的には、良いのですが、金属の冷たいイメージがでてしまいます。
車やバイクは、メッキ命!でもよいのですが、車椅子は、避けたいものです。
そこで、同じパーツということ、自転車の部品コーナーに、行ってみました。
バルブキャップも何種類か出ていました。
円形のものでは、サッカー、野球、バスケットのボールデザイン。
それ以外は、画像のスマイルやドクロ系でした。
ボール形は、良くありがちなので、スマイルにしました。
車椅子のタイヤが、黒でなく、グレーであったこともあって、色が同色でないのと、笑った顔があると、ユニークさがあって、見れば楽しさをちょっとでも、出せるのではないか?
ということがあって、選択をしました。
さりげない小物技っていうのも大切だと思いますよ。
NATURAL DESIGN WORKS
車椅子ブレーキ取り付けです
NATURAL DESIGN WORKS
車椅子のブレーキに付いているプラスチックカバーに、薄い鹿革を使って、張り替えました。
ブレーキのユニットとカバーは、ネジ2本で止まっていて、再度ユニットに、取り付けをしてから、フレームに取り付けています。
取り付け後、ブレーキのアームを動かし、ブレーキのかかり具合や、動作のチェックをしています。
革が薄いので、問題は、ありませんでした。
アーム部分をこげ茶色の革ひもを使っていて、以前は、カバーもグレーっぽい感じだったので、部分的に、暗さがでていました。
白い色は、発色もよいので、こげ茶色との色強弱がついて、明るいイメージになっています。
ブレーキの握りをサイコロに変えたので、どことなく、タイムボカンシリーズのキャラにでも出てきそう?
遊び心があるのが一番ですよ。
機能とデザインのマッチングを考えているので、次のカスタムは、材料を発注しました。
材料が届いたら、進めていきたいと思います。
やっぱり革張りにしました
車椅子ブレーキの部品に、プラスチックカバーがついていて、レバーのクリアランスもないし・・・・・
などと、そのままにしていました。
パーツには、メーカーロゴとか入ってるし、カスタムするには、無くしたいところです。
以前、車のサイドブレーキ用に、薄いレザーを使って、カバーを作ったことがありました。
その余り革があったのを思い出しました。
ケースに、レザーを当てたりして、側面、折り返し部分の面積込、2個分どうにか大丈夫取れそうです。
鹿革なので、すごいしっとりして肌ざわりは、最高です。
白なので、周囲の色とのマッチングもあるのですが、カバーの形状に張ると、ポップ感が出て、面白いかも?
ブレーキをかけた時、カバーとレバーのクリアランスは、ないですが、レザー自体が、かなり薄く伸びるので、安全面もクリアできることもあり、実行に移しました。
木目調や茶系のフィルムを貼るのも考えましたが、いかにも貼りましたという感じに、なりそうだったので、フィルムは、止めました。
パーツ形状に、局面があったりしていますが、レザーが結構伸びるので、きれいに張れています。
取り付けは、明日、また、ご紹介します。