35歳で結婚して45歳で離婚。
10年間の結婚生活で圧倒的に「もうこの人嫌だ」と
思っていた日にちの方が多い結婚生活に終止符を売って半年。
僕がどう変わったか。
まず大きいのが恐怖を感じないこと。
夜寝る前に、明日を迎える嫌悪感がない。
朝起きて、些細な物音にビクってなることもない。
あの目、あの仕草、その口調。
すべてがない環境は清々しい。
今ではもう殆ど覚えていない。
人間は嫌なことはすぐ忘れるというけど、
本当に元妻のことは嫌なことも良かった?ことも
覚えていない。
正確に言うと思い出さないようにしている。
付き合っていた良い思い出すら今では思い出せない。
スマホから彼女の写真が全て消え、
あらゆる関連の物が消えていった。
何も思い出のものもないし、いらない。
もちろん、元妻もそうだろうし、何も僕だけがそう思っているわけではないことはわかっている。
だから安心して消せるし、何にも繋がらない、誰とも共有するものでもないものはなくなっていいと
心地よく忘れれるし、消せる。
大きな変化は、はやりモラルハラスメントの地獄の毎日を
もう耐えなくていい。
「思ったことは80%言ってはならない」と
10年思ってきた。
そして性格も明るくなる。
以前まで友人に
「お前、子供と仕事相手しか話してないやろ」と言われたことがある。
結婚生活の時は妻と話す時は、基本的に
「ありがとう」「わかった」「ごめん」「そうする」
この4つを基本に返事をしていた。
仕事の付き合いで飲みにいくことも本当に稀にあったけど、
モラハラ妻からの連絡があればいつでも帰れる準備をしたし
連絡があれば帰ってた。
付き合いが面倒になり、そういう会にもいかなくもなり、
大人と話すこともなくなった。
なので、離婚して色んな人に出会い、
いろんな会に出るようになって自分が変わった。
どう変わったか。
「自分の発言が自分らしくなった」
本当にこれ。
学生の時の自分。
仲間と飲み歩いて時の自分。
一番楽しかったあの時の自分の自分が
ふと返ってくる感じが増えて、そしてそれが毎回になる。
モラハラ妻だってそこまで管理・干渉しているつもりはなかったかも知れないけど、
モラハラ被害者にはわかるはず。
自分でも気づかないうちに自分を抑え、
そして自分を殺してた。
生きてるより、死んでた方がモラハラ妻から逃げれるから。
その賢さがなくなり、自分が返ってくる瞬間に、
元妻の事が嫌いから無関心に変わってくる。
どうでもいい人間になる。
そして、意識しなくなるとちゃんと自分が戻ってくる。
仕事の範囲が増えたり
飲み会に誘われたり
男も女も個人的にお誘いも多くなった。
というか、0から30になった。
誰にも(離婚を知らない人からも)
「あれ?なんか垢抜けた?(古い)」
「え?おもろなってるやん」
「なんか、男前になってるけどどうしたん?」
「昔に比べて明るい」
「また誘ってくださいよー」
「おもしろ人やなー」
「会の主催してよー」
などなど、周りに助けてもらっている。
カウンセリングにすがり、
弟に恥を見せ、
友人の前で涙を見せ、
親を心配させ、
そして自分の命を考えたあの時を考えると
モラハラ人間一人がいなくなることで
こんなに自分も自分の周りにも楽しいことが取り巻いていたのかと
本当に思う。
モラハラで悩んでいる人。
たくさんいます。
僕のところに相談に来られる人もいます。
離婚に躊躇するのもわかります。
でも、どうしたいかは決まっていると思います。
声かけて下さい。