まずやはり私の眼を惹いたのは、2025年10月に再び登場予定となっている桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット。
しかもAプロ定期がストラヴィンスキー/詩編交響曲とメンデルスゾーン/交響曲第2番「讃歌」、Bプロ定期がグリーグ/組曲「ホルベアの時代から」とニルセン/フルート協奏曲それにシベリウス/交響曲第5番、Cプロ定期がブラームス/ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス)とブラームス/交響曲第3番と云う意欲的なプログラム。
2011年9月のN響第1707回定期公演でラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番の素晴らしい名演を繰り広げたアンスネスとブロムシュテットによるブラームスの2番の協奏曲が実現すれば望外の喜びだけれど、
来年はブロムシュテットは98歳、果たしてどうなるだろうか・・・・。
そして、2025年11月Aプロ・Cプロ定期で、名誉音楽監督シャルル・デュトワが遂にN響定期に復帰!
でもデュトワも来年は89歳だったっけ・・・・。
そのほか関心をそそられるのは、2025年9月Aプロ定期に於けるイェフィム・ブロンフマンと首席指揮者ファビオ・ルイージによるベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、同年11月Bプロ定期に於けるエマニュエル・アックスとラファエル・バヤーレによるモーツァルト/ピアノ協奏曲第25番、同年12月Aプロ定期に於けるレオニダス・カヴァコスとルイージによるショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番、2026年1月Aプロ定期に於けるトゥガン・ソヒエフによるマーラー/交響曲第6番「悲劇的」、同月Bプロ定期に於ける松田華音とソヒエフによるショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲第2番、同年2月Bプロ定期に於けるヤクブ・フルシャによるブラームス/セレナード第1番、同年4月Bプロ定期に於けるルイージによるマーラー/交響曲第5番、同月Cプロ定期に於ける反田恭平と下野竜也によるプロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番に伊福部昭/交響譚詩、同年5月Bプロ定期に於ける山田和樹による山田一雄/小交響詩「若者のうたへる歌」とヒンデミット/交響曲「画家マティス」、同年6月Cプロ定期に於けるHIMARIと尾高忠明によるシベリウス/ヴァイオリン協奏曲・・・・辺りか。
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