今週中の発表も厳しくなってきました。とりあえず6位~4位です。



6位 Coldplay 『X&Y』 2006年


na0の転がる石 苔まみれ
00年代で最も成長したバンドといっても過言ではない。『Yellow』の大ヒットから静かに、ただ確実にその存在かを大きくしていきながら今に至る。去年発売の『Viva La Vida』では正に、「生」と「死」と「愛」についての画期的かつ明確なアンセムを世界中に響かせてくれたが、この『X&Y』ではそれとはまた違うテーマを持っていたと思う。このアルバムに感じたのは「音」と「光」。メロディー的な「音」や希望の意味の「光」ではなく、鼓膜に伝わる振動としての「音」と網膜に焼きつく「光」。つまりどちらも地球規模での純自然現象である。それを人工的に作り出したサウンドで表現することが出来ていると思う。



5位 The Libertines 『Up The Bracket』 2002年


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一番復活して欲しいバンド、それがThe Libertinesドラッグに溺れ、ろれつの回らない口調で唄うヴォーカルとシンプルで無骨なローファイサウンド。The Strokesに感銘を受け、UKでそのサウンドを鳴らした彼ら。そのサウンドはさらに次の世代に影響を与え、そしてUKインディー界に大きな爪あとを残してくれた。VocalのPeteは最近Baby Shamblesとしては精力的に活動しているがやはり、Libertinesとして活動して欲しい。



4位 Muse 『Origin of Symmetry』 2001年


na0の転がる石 苔まみれ
現在のMuseのスタイルを確立した一枚。とはいいつつ、このアルバムがこの位置にいるのはひとえに『Plug in Baby』のおかげ。はっきりいえば、Museの中だけでなく、全てのロックチューンの中で最もかっこよいと感じる曲。何もいわずに一度聴いて欲しい。絶対にやられてしまうだろう、正直失禁モノ。来年の武道館でもやってくれることを期待したい。

いよいよ最後のランキングになりました。正直ミーハー丸出しなんですが、やっぱり売れてるのにはそれなりの理由があるってことで。10位~7位です

10位 The Reign of Kindo 『Rhythm, Chord & Melody』 2008年

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このランキングで唯一マイナーな方々。美メロとは彼らのためにある言葉。それだけでなく荒れ狂う波や流れて行く雲、しんしんと積もる雪といった美しい自然を感じられる。まったく話題にはなってないが一番注目しているバンド。今年はツアー活動のみだったので来年は何か動きがあるといいなぁ、と思う今日この頃。

9位 Queens of the Stone Age 『Songs of the Deaf』 2002年

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QOTSAは次の『Lullabies to Paralyze』の方が好きだが衝撃度はこっちのが上。というのもあのDaveがドラムを叩いているというのがいい。もちろんそれだけが良さではないが、やはりそれに勝る良さもない。ダークでヘビーでスモーキー。彼らがいなければArctic Monkeysの『Humbug』もないんだから、だとしたらそれだけで彼らの価値も上がるというもの。


8位 Avril Lavigne 『Under My Skin』 2004年

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ギターをひいて唄うカナダの一人の少女がこんなにも短い期間でトップアイドルになってしまったという事実。そして海を越えて日本の女性ロックバンドシーンに与えた影響、これは計りしれない。彼女がいなければ日本において今頃女性はR&Bやダンスミュージック以外唄うことはできなかったかもしれない。・・・まぁ正直Avril聴きすぎとも思うが。サウンド面ではプロデューサーのButch Walkerの活躍がすさましいがそれも彼女の魅力によるもの。3rdアルバムは『Best』ならぬ『Worst Damn Thing』だったが来年でると噂されてる次のアルバムには期待したい。

7位 Arctic Monkeys 『Favorite Worst Nightmare』 2007年

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世間的には1stの方がいいとされているがこちらの方が好き。1stの重圧に負けず、「イングランドに我らArctic Monkeysあり!」と知らしめた。1曲目の『Brainstorm』でやられ。そして『Flourescent Adolescent』でもまたやられて、『505』で最後にやられた。UKに現れた21世紀のBeatles。スタイリッシュに、ヘビーに、ダンサブルに、セクシーに、彼らの躍進は続く。

では、トップ3の発表です。いろいろ思考錯誤しましたが一応こんな感じです。どうぞ


3位 100s 『世界のフラワーロード』 2009年

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今年発売のアルバムを入れるのはどうかと思ったが、やっぱり衝撃面からみて入れざるを得ない一枚だと思う。ジャケットのインスピレーションでけで買ったCDの中でも1,2位を争う良さ。内容についてはほかのブログでも触れてるのでそちらもどうぞ。



2位 くるり 『ワルツを踊れ Tanz Walzer』 2007年


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今まで聞いた邦楽アルバムの中で一番芸術的な一枚。今年のマイベストで2位に選んだ『魂のゆくえ』が陰の作品ならばこちらは陽の作品。正に太陽の木漏れ日に満ちているような温かみをモロに感じる。先日出した『くるり鶏びゅ~と』でも『JUBILEE』や『BREMEN』のカバーはなかった。正直カバーできないだろう。それぐらいこの2つの楽曲は完成度が高い、高すぎる。



1位 銀杏BOYZ 『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』 2005年

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別に同時発売の『DOOR』でもよかったのだが、あえて選ぶとしたらこっち。何故なら『もしも君が泣くならば』が大好きだから。結局なぜ1位なのかと言われれば、ほかのどのアルバムよりも「リアル」だということ。半分はゴイステ時代のセルフカバーながら、その時には抑え込まれていた全ての感情がフルに爆発している。だからこそ、あんなにバカで猥褻で救いがない歌たちがあんなにも「カッコイイ」のである。ストレートに思いを叫ぶことはカッコ悪いことじゃない。それを教えてくれるアルバム。

15日までには全部発表できそうにないっすね・・・まぁでもがんばって今週中に発表します。では、邦楽6位~4位です。


6位 the pillows 『PIED PIPER』 2008年

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オルタナティブ・ロックというジャンルはあるイミ破綻している。その意味するところの「亜流」というからには本流がなければならないのに、ではその本流とはどのジャンルなのか、今までにしっかりと定義されたことがない。グランジか、古典パンクか、それともハードロックか?もしそのすべての支流が集まったのがオルタナだとしたら、恐らくとても欲張りなやつが作ったものだろう。なぜ、こんなことをいったかというと、the pillowsが鳴らす音楽こそ正にオルタナティブ・ロックそのものだから。今の若いバンドはまったくメロコアやポストパンクばっか鳴らしてオルタナを馬鹿にしすぎている。みんなもっとオルタナを大事にしませう。



5位 Mr.Children 『シフクノオト』 2004年

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ミスチルはこのアルバムを境にロックバンドとしての性格を失った気がする。もっというなればこのアルバムに収録されている『掌』が最後のロックソングだろう。ロックに必要なものひとつにはむき出しの生への欲望がある。『掌』は桜井が一度死に極限まで近いところまで到達したからこそ書くことが出来た、まさに命の底から奇跡の一曲である。それゆえに、みなが持つ魂の根源的な部分を揺さぶるのだ。



4位 ASIAN KUNG-FU GENERATION 『サーフ ブンガク カマクラ』 2008年

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『新世紀のラブソング』でも分かるように今、アジカンは羽化をしようとしている。羽化、というからにはさなぎになる必要があるわけで、ではさなぎになったのはいつかといへば去年の『未だ見ぬ明日に』からである。・・・『サーフ ブンガク カマクラ』ちゃうんかいっっっっ!!!とお思いだろうが『サーフ ブンガク カマクラ』はいってみれば、それまでのアジカンのサウンドと大した変化はない。ではなぜ4位かといえばこれは「アルバム」という形式を意識したことに意義があるのだ。一曲一曲で完成ではなく、アルバム全曲を通して一つの明確なテーマを表現するというのがアルバムの正しい姿である。コレを意識させることが出来たことにこのアルバムの最大の価値があるのである。

2000~2009年でボクが選んだベストアルバムです。ただ、選んでるうちにどうしても05年以降に集中してしまったのでその辺はどうかご了承ください。10位~7位です。


10位 Every Little Thing 『ACOUSTIC:LATTE』 2005年

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旧メンバー・五十嵐からはなれ、ELTがアコースティックに移行していく上ではやはり『fragile』『Time goes by』をアコースティックでやらなければならなかった。それまでやってきたことや旧メンバーを否定するような、ある種の苦痛を伴う作業だったと思う。もちろんもっちーの年齢の問題や声質の変化ということもあって、アコースティック化はある意味しょうがないことでもあった。ただだからこそ決意がこもった一枚になったと思う。


9位 ミドリ 『ファースト』 2005年

na0の転がる石 苔まみれ
衝撃的な一枚だった。ヴォーカル後藤まりこの前半の赤裸々な歌詞もさることながら、一番印象的だったのは一番最後の曲『POP』。それまでとはうって変わってとても静かなキーボードから始まるバラード。初めて聴いたのは2006年だったが、これ以上のバラードにはいまだ出会っていない。ぜひ一度聴いて欲しい1曲。

8位 Perfume 『GAME』 2008年

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彼女らの音楽の最大の功労者は中田ヤスタカ氏であるし、声にもエフェクトがかかっているのだから素直に彼女らの功績とすることは難しいかもしれない。しかし、彼女らが示してくれたのは新しいアイドル像である。すごい美少女でもない、若干一名訛り丸出し、ライブでは口パク。そんな彼女らがあんな未来系サウンドで機械的に踊るという目新しさが、テクノという一度は廃れかけたジャンルに新しい息吹をふきこんだことはとてもすばらしい事である。


7位 BEAT CRUSADERS 『popdod』 2008年

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ビークルは全部好きなのだが、中でもこの『popdod』は格別である。1曲目・超ハイテンション『TIME FRIES, EVERYTHING GOES』から最後まで一気に駆け抜けるように聴いてしまう。個人的に一番好きなのは『GARDEN IN THE SHELL』。≪ずっと一緒に、暮らさないか?≫と語りかけるサビにはもうメロメロ。