今日は、縦型ポストのお話です🤗

フラップ(ベロ)が半開きになっていました🍀




📪 📭 📬 📫 ☺️v




私・猫実(ねこざね)が婚地へ転入居したウン10年前、

戸建には1つの大きな変化があって、

それはサラリーマン家庭であっても自家用車を保有し始めたということです🚗




私も義父母がお祝いリフォームで工務店さんとアレコレ相談した経験から、

我が子との散歩や買い物途中などで何となく新築現場には目が行ってしまったのですが、

そのほとんどが駐車場を設けていました🚘



そうなると、

接道からまっすぐに車を前後して停車できるような丁字路のどん詰まり立地はあまりないですから、

必然的に公道からカーブするようにハンドルを切りながら入れることとなりますよね🔀



そのためか、新興の住宅地で昔の分家サイズを更にヨーカン切りした建売一軒家の郵便受け函が、急に幅を取らない縦型となったのをよく覚えています📪



今なら縦型もいろんな種類がありますが、

当時はバブル期の華やかさがまだ意識に残っていた時期でしたし、家の顔でもある自宅用ポストは道路に面して作るものだったので、こちら


の右下中央寄りのようなフラップ(ベロ)を押して差し込みをする、シンプルながらも重厚な鋳物っぽいタイプが、建売と言えども境界線近くに設けられていました。



それを見て、縦長はスッキリとしてオシャレだし、もし婚家のリフォーム工事のときにこんなのがあると知っていたらお願いしたかったかも

みたいに、ちょっぴり羨ましかったです🥲



と、申しますのも、

我が家の郵便受けは工務店さん👨🏽‍🔧に丸ごとお任せのコレで、



退院してきた義母👵でさえ、


👵『もっと今風のおしゃれなのかと思った』


と、驚いたほど実用一点張りの大型だったからです。




↑ 当時の私はまだ住んでいなかったので、夫に経緯を尋ねたら、

義父👴が機能面で『外から帰ってきたときでも片手で開け閉めしやすいものが良い』と要望を出し、それを受けて先代の工務店さん👨🏽‍🔧が決めたらしいです



が、

例えて食器棚🍽で説明すると、

木製家具のカップボードではなくて、

皿がよりたくさん入るからとスチール製のオフィスキャビネットを付けられたような錯覚を起こしたんですよね、

コレジャナイ感が満載だわって😞



↑ お読みになられた皆さまにも、がっかり加減が伝わりましたでしょうか。



私もまだ若く、マイホームは憧れイメージが先行していた平成初期のお話でした。




チューリップ黄 チューリップ赤 チューリップ紫 チューリップピンク チューリップオレンジ




さて、

そんなこんなで時(とき)は流れ、

今やおばさんの行き着く先そのものな私・猫実(ねこざね)ですが、


配布員となった今なら、よく分かるんですよ、

なぜ工務店さん👨🏽‍🔧が質実剛健な郵便受け函を選んだかと。



↑ 今でも使用に全く支障がないどころか、外見もほとんど変わっていません😐



ポスト投函物も年々大型化しているようですが、大抵がちゃんと入っています。



↑ 毎日のことですから、主婦としてはありがたいですよね〜😌




それに対して、

当時の私が憧れていた縦型厚版ポストは、かなりの割合でフラップ(ベロ)が半開き📭



↑ ウチの2代目工務店さん👨‍🔧に理由をお聞きしたところ、


👨‍🔧『横型の蓋は重力に従いますが、縦型はそうじゃないので、中のバネが強いんです。そのため、金属疲労が起こりやすいみたいですよ』


😯「今は部品をネット通販などで買えますよね? 素人でも交換できますか?」


👨‍🔧『できなくはないと思いますが、自転車🚲のスポークみたいな硬い針金を撓ませながら入れていくので、かなり危ないです』



↑ プロでさえ目を突きそうになるためゴーグル着用と仰っていましたから、一般人は安易に手を出さないほうが良ろしいかと🥽




↑ そのような代物なので、

10年配布員の私の担当地区にある該当物件さまの対処法は、大まかに2種類あって、


 この際だからと新品に交換する

↑ 時勢がら、宅配BOX付きが多いです)


 そのまま使い続ける😅




↑ ②に関してですが、

居住者様が中身を取り出した後でフラップ(ベロ)を内側から押し戻される場合もあったりしますが、


配布物をいつもの調子で差し込もうと迂闊にも勢いをつけると、バネの力が全くないわけですから、

スカッと腕の肘辺りまで潜り込み😵



↑ 投函口に私の贅肉タプタプを突っ込むわけですから痛いし、下手したら勢い余って顔面キスですワ😓



なので、押し込み縦型は指を挟まれる以外でも目を見張って力加減を要注意しています😳



↑ 更に、入れ終わった後も、一応はフラップ(ベロ)を閉め戻そうとチャレンジするのですが

指ではちょっと、構造的に無理ですねぇ😮‍💨



ゆえに、居住者様も接道の通行人から内部が丸見えは避けたいからか、いろんな工夫をされていたりします🏘



大型ゼムクリップ📎や菓子折りを縛る紐などを加工して摘みのようにされていたり



↑ ご自宅用ポストにそれらしきものが有ればすぐに意図は分かりますので、

私はありがたくソ〜っと使わせていただいています🤭



中には昔の箪笥の薄くて動く引き手を縦にボンド付けされていたお宅はナイスアイデアだと思いましたね。



ポストインするときは引き手が寝る(倒れる)ので周囲の口金部分には触らないですが、

起こせば完全にきっちりフラップ(ベロ)が閉められるからです🫡



↑ 私が憧れていたスタイリッシュでどっしりと厚みのある縦型は、意外と寿命が早かったなぁと、投函しながら見て回る配布員の私・猫実(ねこざね)なのでした。



ご自宅用ポストは、設置したら一生もの感覚では最早なくなってきているのかもしれませんね📬







おまけ:

↑ マイカーを保有する意識が一般人にはなかったころの話


↑ 丸ごとお任せか、施主支給かの話


↑ 顔面キスはままある配布実態の話


↑ 郵便受けが傷むころには居住者様側の年齢的にも取り替え手配が心労くなる話


(↑ ヨーカンとはこのように土地を割る意味です↓)




🏢 🚚 🏠 🚶‍♀️ 📬




次回は『蛍光テープや蓄光石』の巻です。

ルートや場所を暗がりでも見やすくするための居住者さんの工夫のお話です。

お楽しみに🍀