東京地区でのタクシーの値上げ申請が約10年ぶりに承認されました。

まぁ、確かにこれだけガソリンが高騰していることと、ドライバーの待遇改善のためには仕方ないかとも思うのですが、これにはもうちょっと違う理由があるようです。

値上げの背景には、タクシー事業者の保護という意味合いのほうが強くなってしまっているとも言われています。規制緩和により、新規参入をしやすくした結果、車両台数は増加。しかしながら、乗車数は大して変わっていませんから、どうしたって遊んでいる車が多くなる。

通常なら、経営努力が足りない事業者は倒産していくのですが、やばくなったら、ドライバーの待遇を楯に値上げ申請をしてしまう。そうすればとりあえず倒産は回避できてしまうのです。

それなら、今回の値上げ分は、きちんとドライバーに行き渡るように、チェックするべきなのでしょうが、これも「総括原価方式」というなかで、ガソリン高騰とともに、わからないようになってしまいます。

さらに悪い事に、タクシー事業者はドライバーに対し「給料を上げたら、会社が潰れちゃうよ。それでもいいなら、そうするけど、今のご時世、他のタクシー会社への就職も難しいよ」ということを(直接的でなくて間接的に)示唆するのです。

こうなると、ドライバーは待遇改善よりは、雇用確保ということになり、結局は事業者の放漫経営を許してしまうことになるということに繋がってしますのです。

市場原理を働かせるための規制緩和がちょっと間違った方に進んでしまってますね。。。

とはいいながら、実際高いよなぁ、、、個人ではちょっと躊躇してしまうし、会社でもだんだん許してくれなくなるんだろうなぁ、、、

ということですが、一生懸命がんばっているドライバーの人達には感謝ですね。
本日、私ども会社が入居しているビルにて、避難訓練がありました。

が、、、我々のフロアで参加している人は、ほぼ皆無。
勝手のわからない私は、「参加しなくていいんすか?」と周りの人に聞いたところ、「ま、いいんじゃない」とのこと。
残念ながら「自分ひとりでもいきます」といえず、状況を見守ることに。。。

すると、お約束の全員階段で1階に降りるという訓練をやったかと思うと、大して時間が入らないうちに、「本日の訓練終了」とのアナウンス。。。

「えっ、もう終わり」と思いました。。。

前の職場では、基本的にビル全体が絶対参加でしたし、1階に階段で非難終了後、各企業ごとに点呼。外出している社員はそれこそ、「社外安否システム」で、居場所が把握できないと、終了することもできず、場合によっては1、2時間かかることもありました(もちろん、そこまで残らされるのは、全員でなく代表者だけでしたが、、、)。

私が所属していたのは、大手町、丸の内、日本橋付近に物件を多数所有する例の2社(M地所とM不動産)なんですが、このあたりは、企業ごとにだいぶ考えに違いがあるものだと、強く感じたしだいです。
(もしかしたら、ビル側の要請をうちの会社が拒否したのかもしれませんが、、、)

ということで、訓練とはいえ、きちんと説明していただいている消防署の方々に感謝です。
いよいよ、ミシュランガイドが日本に上陸することになりました。

昨年より、覆面の調査員たちが、評価をおこなっているようですが、個人的にも大変楽しみにしております。

ミシュランといえば、タイヤのメーカーであることを想像する方もいらっしゃいますが(実際に昨年までは、F1へタイヤの共有もしていましたし、、、)、一方で、「星3つっ!」などでご存知の人も多いとおり、世界のレストランやホテルなどの格付けをおこなっています。

これらは、繋がりもしないイメージなんですが、この格付け本の発祥は、「自動車にのる人のためのタウンガイド」として、1990年にパリで発行されたされたものなのです。当時は無料配布であり、格付けというよりは、ガソリンスタンドや修理工場、ホテルやレストランなどの休憩場所の案内という側面が強かったようです。

その後、その真摯で誠実な評価が、強く消費者に受け入れられ、タイヤメーカーとは少しはなれたところで、発達を遂げたといわれています。。。ちょっといい話ですよね。日本の企業でもこんな遊び心のある派生事業が生まれることを期待したいですね。

さて、このミシュラン、一足先に日本に上陸したザガット・サーベイとよく比較されます。ザガット・サーベイが消費者投票で格付けされるのに対し、ミシュランは訓練された専門の調査員によって評価されるようです。これは大きな違いですね。

消費者の投票といえば、Webの最も得意とする領域で、「アスクユー」や「Yahoo!グルメ」、「食べログ」などがよく取り上げられますが、ザガットはどちらかというとこちらより。

これに真っ向から対立するような形で、権威づけするミシュランがどこまで日本に受け入れられるのか。。。
「権威の欧州vs民主の米国」という意味でも、非常に興味ふかいところですよね。

少し、情報過多になっているレストラン評価の中で、情報の整理役、指南役が必要であると考えている私としては、ミシュランに少し軍配があがるかな、、、とも。

まぁ、この対決については、評価の分かれる店にいって、自分の「舌」で判断すればいいんですよね。そういう意味でも大変楽しみです。

ということで、今日は日本への上陸をはたしたミシュランの方々(もちろん、以前から上陸しているザガットも)に感謝です。
ディズニー携帯撤退!

一般的にはなじみのないことかもしれませんが、我々の業界では比較的衝撃的な話でした。

これは、いわゆるMVNO(仮想移動体サービス事業者)と呼ばれているもので、携帯電話事業者から、インフラ(回線設備)を借りて、携帯電話事業をおこなうもの。有名なものとしては、Virginグループの展開する「Virgin Mobile」があります。

日本でも、この動きは比較的、積極的に議論にあがることが多く、いろいろな企業で検討が進んでいます。

そんな中、2006年6月にディズニーが展開した本件は、前評判はそれなりに高く、ロイヤリティの高さやコンテンツの豊富さから、それなりに成功するのではといわれておりました。

それが今年いっぱいで打ち切るとこのと。原因はいろいろ探っていかなくてはなりませんが、契約者が伸びなかったというのが最大の問題のようです。

となると、、、どういった業態での参入なら成功するのか。
コンテンツやロイヤリティではだめとなると、他のインセンティブがなくてはならない。

これは正直頭がいたいところですね。。。先日の電通ヤング・アンド・ルビカムが発表した、ブランド・エナジー評価で、ディズニーランドはダントツの1位。2位はスタジオジブリ、3位はナイキと続くのですが、この手ではうまくいかない。

となると、ポイント制やらそのあたりの直接的なものになるのですが、そうなると費用負担がかなり大きいため、規模の影響の大きいビジネスモデルでは、これもきつくなりそうです。

先日、鳴り物入りで参入したiPhoneでさえ(これはMVNOではないですが、、、)比較的苦しんでいる中、消費者のインサイトを再度把握する必要がありそうです。

ということで、今日の感謝も難しいですが、MVNOへの挑戦者の方に感謝です。
今日は完全にプライベートネタなんですが、、、感謝日記なので、ご容赦を。

ちょっと気になった人がいて、その人とお付き合いすることになりました。
比較的、前から知っている人なんですが、つい最近までは、その存在に気付かず、、、灯台もと暗しってことなんでしょうか、、、少しずつ時間を掛けて、少しずつ好きになって。。。

自分にはもったいないくらいな人なんで、きちんと大切にしていきたいと思います。

いやー、でもいいもんですね。恋愛も。。。

ということで、今日はもちろん、その彼女に感謝です。。。
ようやく捜索をうけましたね。。。L&G。みなさんもしっているかもしれませんが、L&GはLadies&Gentlemenの略とのこと。。。コラコラ。

まぁ、正式に逮捕されたものではないですし、現在のところ詐欺ではなく出資法違反の容疑ですから、軽はずみなことは書けませんが、、、にしても被害者5万人で1000億とは、とんでもない金額が動いていたことになります。

この手の手法はマルチ商法とかマルチまがい商法とかいろいろ言われております。ただ、マルチ商法自体は違法ではなく「連鎖販売取引」という定義で一応合法化されています(英訳は「Multi-Level Marketing」。。。マーケティングという名前が付いてるんですね。これだと「Direct marketing」というのとあんまり変わらないような気がする、、、)

いわゆる、ねずみ講というものは、「無限連鎖講」という扱いになり、配当が金品であるという区別だけでこちらは違法になるようですが、、、正直、この2つの間には、明確な区別があるわけではなく、ほとんどがグレーゾーンになっているようですね。

今回も、このグレーゾーンを巧妙(まぁ、よく見ると大したことないんですが、、、仕組みが単純な方がだまされ易いですね)に使った手口なのですが、もう少し早めに動いていればもう少し被害者を抑えられたのかなぁという、普通の感想を抱きました。

このあたりは、国民生活センターから動くのではなく、公正取引委員会あたりに積極的に動いてもらうようにしてもらいたいものです。

さて、、、よく「何で騙されていることに気付かないんだろ。ちょっと考えればわかるだろ」という意見を耳にします。が、被害者の人の大半は、「騙されていることに気付いている」ようです。ただ、このことを否定すると自己矛盾を起こしてしまう、そういった心理につけこんでいるのです。

マーケティング心理学の中で、購入後の「自己確認行動」というものがあります。ある商品を買ったあと、その評価を見て満足(自分の使用感ではないですよ)したり、となりの店舗にいってその店より1円でも安く買えたと思って満足したり、、、実はこの点は、インターネットの普及により、大きな影響を及ぼすようになったといわれています。

ちょっと話がそれましたが、楽して儲かるなんてうまい話はありません。今日はとりあえず、この問題を取り上げたジャーナリストの方々に感謝かな。。。
先日、カネボウさんから、新ブランド立ち上げの発表がありました。

「コフレドール」というブランド名で、女優5名を使うプロモーション手法で、過去最大の広告宣伝費を投入するそうです。

5名の女優陣は、沢尻エリカ、常盤貴子、中谷美紀、柴崎コウ、北川景子と、いうことで、それこそ資生堂のマキアージュやTSUBAKIと区別がつかなくなるようなメンバー構成です。

これらはブランド統合戦略でも、ほぼ同様であり、「ピエヌ」「プラウディア」を統合した「マキアージュ」、「テスティモ」と「レビュー」を統合した「コフレドール」というものです。

ブランド統合とは異なりますが、ドコモのWeb2.0プロモーションなども、大量のタレントを利用するということでは共通する部分もあります。

ブランドターゲットが局所的でない限り、消費者の嗜好が分散する中、利用シチュエーションを想起させるとう意味では、幅の広いタレント起用がひとつの方法とは思いますが、、、もう少し「知恵」で勝負したいところもありますね。。。

こんなことをいっては怒られますが、いまのところおいしいのは、広告代理店とプロダクションといったところでしょうか。。。

まぁ、消費者がどう動くか、、、ちょっと興味を持って見守りたいと思います。

本日は、ほぼ同じ戦略を打ち立てて勝負するコフレドールの心意気に感謝です。
今日は、いわゆる中央省庁の「お役人」という方々とミーティングを持ちました。

私はひたすら現場に近いところを歩んできたので、彼らと接する機会があまり多くなかったのと、ちょっと偏ったジャーナリズムによって、あまりよい印象を持っていませんでした。。。

ただ、今日あった人たちは、、、優秀でしたね。確かに省庁の中でも、現場に近い(というとどこだかばれちゃうかな、、、)せいもあるかもしれませんが、知識はもちろんのこと、志があり、コミュニケーション能力も低いわけではなく、あぁ、こういう方々もいるんだなぁと素直に思ったものです(後で他のものから聞いたのですが、ほぼ全員が東大の方とのこと、、、そりゃポテンシャルあるわ)

確かに、忙しい中、我々との継続した意見交換・勉強会(もちろん無償)に参加しようという方々ですので、当たり前といえばそうなのですが、、、

マスコミでは、たたかれることが多い「お役人」さんたちですが、優秀な方々もいっぱいいますね。たたかれるだけでなく、是非こういった人が、ガイアとかカンブリアとかプロフェッショナル仕事の流儀とか、そういった番組でももっと取り上げられるといいですね。

ということで、今日は頑張っている志のあるお役人さんたちに感謝です。

皆さんは新聞社のサイトはご覧になってますか?


先日、示し合わせたかのように、中央5紙が、インターネット戦略を発表しました。


日本経済新聞社、朝日新聞社、読売グループ本社は、インターネット事業で提携、毎日新聞はMSNと縁を切り、独自のサイトの立ち上げを発表、産経はそのMSNと組み、新しいサイトを立ち上げるようです。


ただ、詳細はまだあまり決まっていないというのが本当のところのようで、どれも特筆するような特徴は今のところ発表されていません。(まぁ、個人的には、新し物好きの産経が、MSNと組んで、OSアプリまで入り込んだ施策というのには、多少関心はありますが、、、)


まぁ、彼らの収益構造からいっても、ネット部分についてはゴミ程度ですから、投資はしにくいには理解できますが、タッチポイントとしては、紙面と遜色ない(というかネットの方が多いかな、、、)はずなので、宣伝という側面でももう少し、積極的に取り組んで欲しいという気がします。


で、、、新聞の役割は一体どこであるんでしょうか。

他のマス媒体と比較して、メディアとしての新聞への評価としては、「信頼性」ということらしい。ただ、ネット上で「信頼性があります」といってコンテンツを提供していても何にもならない。


そんな中、新聞社が取り組むインターネット戦略に期待したいのは「情報の整理」という側面だと思います。インターネットは公知のとおり情報が氾濫し、日々接触している方でさえ、偏った情報に陥ることさえある。残念ながら、日本の消費者はまだまだ、あふれる情報を自己解釈して取捨選択するのに慣れていない。


まぁ、実は風土の問題もあるんですけどね。。。日本は昔からお上(公務員)がしっかりしている(悪くいえば偏っている)ので、「国がなんかやってくれる」「国に任せておけば安心」という文化になっており、自分でなんとかするという考えが出にくかったんです。


話がずれましたが、そこで、新聞社が消費者を多面的かつフレキシブルにカテゴライズし、さらに情報深度をレベルわけし伝達する。これこそが期待したい部分です。情報の収集はポータルサイトに任せて、有益な情報を「信頼性のある整理」により提供してほしいなと。。。


ただ、問題は、急に生活者目線に戻れるかということ。情報を出す側ではなく、情報を受ける側になって、判別するわけですから、この辺はちょっと難しいかもしれませんね。。。ただ、多分これがわかったところが生き残ると思いますよ。ネットの中では。。。


ということで、今日はエールをこめて、新聞社さんに感謝です。

さぁ、電電公社、国鉄、専売公社に続く、最後の巨人、郵政公社がついに、民営化されます。

民営化については、ここでいろいろ書かなくても、皆さんご存知のとおりですので、プロモーションに関することを少しだけ。。。

郵政民営化関連については、電通より比較的博報堂が強いとされています。

メインの扱いは博報堂が受託しており、テレビ、新聞、Web、交通、雑誌、ラジオとほぼすべての媒体を利用して、大規模なキャンペーンを展開しております。

クリエイティブ陣としては、アートディレクターは「伊右衛門」を手がけた博報堂デザインの永井一史氏。コピーは、「チームマイナス6%」などを手がけた岩崎俊一氏。今回は『ひとりを愛せる日本へ』ですね。。

それから、関連サイトとして、郵便年賀jpなんてのもありますが、これは元博報堂の佐藤可士和氏のようです。

政党広報は、自民党=電通、民主党=博報堂ですから、先日の郵政解散の後の流れでいえば、意外な展開(?)なのかもしれませんが、イヤミじゃなく、大型広告宣伝費を使うことのできるプロモーションですから、楽しみにしてみたい思います。

ということで、今日は将来への期待もこめて、これらに携わるクリエイティブ陣に感謝です。