香港で活躍するフラワーデザイナーのブログ -13ページ目

中国・広州の花屋。

香港から電車で約2時間、中国・広州へ行ってきました。

昭和を感じさせる町並みで、タイムスリップしたかのようでした。

さっそくお花屋さん発見。

赤を使ったブーケが並んでいました。やはり中国ですね~。


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繁華街へ移動すると・・・初めて見ました!花屋の行商!

力強い背中のご婦人が、籠を担いでいました。その後、数分の間に

若い女性、若い男性の行商も見かけました。

売っているのはバラ、ブルーファンタジー、チース。

行商と言うと魚や野菜をイメージしますが、お花も生活の一部なんですね。


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星はついていませんが、ホテルのロビーのお花を拝見。

ガラス花器を4つ使ってのディスプレー。


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よく見ると、花器下部に入っているお花は造花でした。

ベースに使ってるセロファンは丸見え・・・作り方も雑・・・?

同業者として見逃せないトコロでした。


結婚式

先日セントラルにある、シティーホールへ行くと、結婚式を終えたばかりのカップルに出会いました。

この日は日曜日でしたが、香港では平日でも挙式する人は多く見られ、こちらのシティホールへ立ち寄るとかなりの確率で挙式カップルに出会うことができます。

中庭の階段を雛壇に、写真を撮っていました。


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新婦が持っているブーケはバラのクラッチタイプでした。

私が今まで遭遇したカップルのブーケは、すべてクラッチブーケでしたので、今の人気かもしれませんね。


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新郎新婦の両脇にずらっと並んだブライドメイト達は日本では珍しいかもしれません。

新郎新婦のお友達が5人づつ、男性は胸にコサージュを、女性は腕にリストレットコサージュをつけて飾ります。


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今年2009年は縁起の良い年周りだそうで結婚するカップルも多いとのこと。

街のあちこちで、幸せそうなカップルに出会うことも多いかもしれませんね。


余談ですが・・・、以前お伝えしたフラワーマーケットで新郎新婦自ら、ドレス、タキシード姿でブーケを買う姿が

見られました。花屋が朝早いデリバリーをしないのか、新郎新婦がブーケの用意を忘れたのか(そんなわけないですよね・・・。)、はたまた、当日買いに行くのが一般的なのか、真相はわかりませんが、とても気になりました。

誰かわかる方教えてください。。。






お花屋さん ~ブランド系~

今日は香港のお花屋さんVOl.2を紹介します。

香港には日本のようにフランスやイギリスのフラワーアーティストと提携しているようなお花屋さんは見かけません。逆に、日本にはない、日本未上陸のお花屋さんがあります。

「agnes.b」です。みなさんご存知のフランスのファッションブランド、アニエスベーです。

香港の街では、とてもよく目にするブランドです。

メンズ、レディースはもちろんこと、カフェ、グリル、チョコレートショップなどに加え、お花屋さんもあります。

香港で4店舗あり、洋服屋さんと併設されていて、ブランドとしての一体感があります。

こちらはIFCにあるお店です。

パリの雰囲気漂う素敵なインテリアで、花器やチェストなどもアンティークな感じで、

花が置いてあると一枚の絵のようです。いつもでも見ていたい・・・そんな気持ちにさせてくれます。


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お花屋さんのそばにカフェがあるので、そこで時々お茶をします。

アニエスベー尽くしですね。


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ちなみに先日のバレンタインはこのような感じでした。

オリジナルボックスアレンジにオリジナルリボン、赤バラだけの花束・・・ブランド力を感じました。

こちらのお店にオーダーに来てる男性方は、ビジネスマン風の人が多かったです。

みなさんうまくいったのでしょうか???


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香港のバレンタイン事情



みなさん、どんなバレンタインを過ごしましたか?花束はもらいましたか?

もらいませんよね、日本では。。。

香港ではバレンタインデーに、男性が女性に花束を贈ります。

一年で一番お花が売れる日と言われています。



そういうわけで私もその様子をお伝えすべく街に繰り出しました!

花屋と言わず、街のあちらこちらに「バレンタインデー」の文字を

見かけます。

ホテルのエレベーターの中にも、前日までのご注文は10%OFFと

書いてある張り紙がありました。

すごいですねー、国民的イベントですねー。

花屋には可愛らしいアレンジや花束が並んでいました。


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大きなショッピングモールに入っている花屋には

配達待ちやピックアップ待ちの花束が伝票を貼られて

ズラッと並んでいました。

花束たちは、みんな重要な役割を任されて緊張気味に見えたのは

私だけでしょうか・・・。


今年はバレンタインデーが土曜日のため、いつもよりは

少ないとのことです。

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新聞の一面にもバレンタインデーの記事が掲載されていました。

あいにく何てあいてあるのかわかりませんが買ってみました。

どなたか中国語がわかる方、教えてください。。。

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街中には、花束を嬉しそうに抱えて歩くカップルや

花束を抱えながら、ニコニコ?ニタニタ?して歩く女性、

花束を抱えながらも、なにか険悪なムードのカップルなど

いろいろでした。(最後のは余計でしたね。。。)

バレンタインが過熱するあまり、自作自演で自分に花を贈る

女性もいるそうです・・・。

日本人でよかった。








香港フラワーマーケット





香港と言えば・・・「ビクトリアピーク」ですよね!


少しかすんだ”百万ドルの夜景”ご覧になっていただいてから・・・




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今回は香港のお花屋さんの様子~Vol.1~をご紹介したいと思います。

香港、九龍島の下町、太子にフラワーマーケットがあります。

日本の花市場はプロの業者さんしか入れませんが

香港では一般の方も買うことができます。

フラワーロードという道沿いに花屋が軒を連ねていて

週末にもなると人でいっぱいになります。



ロットは10本単位のものもありますが、3本、5本単位のものもあり

自宅用に買い求めやすくなっています。

生花、鉢物、資材など扱う「Brighten」は、お店の入口の目立つところに

”日式花束”と言って、日本の青山フラワーマーケットを真似たような、

プチブーケを売っています。

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香港式花束というと・・・日本では見かけない独特なスタイルで、

どこの店もデザインを競うかのようにズラッと並べて売っています。



どの花束もお花のお行儀のよいこと・・・。

香港の人は几帳面なのでしょうか?



1リンずつチュールで巻いてあったり

セロテープでグルグル固定されていたり,

ガーベラや鉄砲ユリは、ワイヤーや竹串を使って

花の顔の向きを矯正されています。

葉ものはホチキスでバチバチ留めてありました。

イタイよ・・・と聞こえないわけでもありませんが、

みんなgood positionにおさまっていてスポットを浴びています。



一度その独特な香港スタイルのテクニックを伝授してもらいたいな

と思いました。

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香港に来られる機会がありましたら、ぜひ

フラワーマーケットを見学してください!

おもしろいですよ~。