◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆
2023年もあとわずか。恒例の総括です!
今回は、本と漫画・映像編。
振り返ってみると、心に残ったものはほとんど記事にしていました。ブログ、ちゃんと役目を果たしているな。
最初に挙げておきますと……
①角田光代版・現代語訳 源氏物語を読了
②古典原文&現代語訳・解説の栄花物語40巻を読了・書写(一巻ずつ好きな場面)も終えた
③幼いころの思い出の絵本『アイリスの墓標』のタイトルを突き止めて入手、再読
以上は、番外編として特別な思い出になっています!
◆2023年の読書 個人的ベスト5
★5位:山本淳子『枕草子のたくらみ』
個人的にイメージを覆された刺激的な書。
★4位:奥山景布子『時平の桜、菅公の梅』
歴史上の“憎まれ役”時平目線という貴重な小説。
★3位:シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』
昨年の3位が、シャーロットが嫌ったというオースティンの『高慢と偏見』なのも面白い偶然。妹エミリの『嵐が丘』が世界十大小説でしたが、個人的にはこちらのほうが好みでした。なつかしの少女小説・氷室冴子<シンデレラ>シリーズの再読という、思わぬ副産物も!
★2位:浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』
普段読まないタイプの謎解き心理劇エンタメ小説。一気読み!
★1位:須賀しのぶ『また、桜の国で』
不死鳥国家・ポーランドの第二次世界大戦時の大河小説。
◆漫画&映像編
漫画・アニメをめっきり見なくなりました、もちろんドラマや映画もしかり。漫画はインスタで気に入った作品をいくつかフォローしている程度です。そのうち、紙版を購入したのが湊文『猫の菊ちゃん』。
映画にいたっては、今年、見てないですねえ……
アニメ・ドラマも片手で数えられるほどですが、厳選しているので、それだけ自分にとっては良い作品を見ていると思います。
ドラマはなんといっても、先日シーズン2が涙の最終回(じ~んとしちゃった……思い出すだけで涙ぐむわ)の『きのう何食べた?』。西島秀俊&内野聖陽の同性カップルを美味しそうな料理が彩るほっこりドラマ。なんと、わが(?)山本耕史氏も出演しているというおまけ付き(笑)
アニメは、これ一本しか見てないけど、『TIGER&BUNNY 2』! ほんと、奇跡のシーズン2でした……ありがとう、そしてありがとう!
何食べとタイバニのシーズン2が見られただけでも、今年を無事に生き延びた自分への、素敵なご褒美だったと感じています。
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来年も、素敵な作品に出逢えますように!