セリバヒエンソウ・山野草と切り花の関係 | お花の癒しにふれる場所 n.Ground

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春の野山などに咲く、爽やかな色の草花

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)

中国原産の帰化植物なのですが、花や葉の軽やかさ、主張性が強くなく謙虚ささえ感じる存在のせいか、在来の山野草のイメージがあります。

 

淡い薄紫色と花びらの質感、可愛らしさを清涼感をあわせもっていますね。

 

この「ヒエンソウ」という言葉。

山野草に詳しくなくても、花屋さんには聞き覚えのあるような…

 

 

ラクスパー

少しクシャッと感のある小花が連なって咲くラインフラワー。

このラクスパーの和名が「飛燕草」や「千鳥草」です。

 

切り花としては70~100cm超もあるラクスパーと、草丈20~40cmほどのセリバヒエンソウ。

パッと見は花びらの質感くらいしか似ている点がなさそうですが…

 

花を見比べてみるとこれ

左がラクスパー、右がセリバヒエンソウです。

全体的はフォルムは似ていますよね。特徴は花びらが開いている裏にすっと伸びる距(きょ)とよばれる部分。

 

飛燕草という漢字表記で想像がつく方もいると思いますが、ツバメが飛んでいる姿に花姿が似ていることから名付けられています。

花びらがツバメの頭や羽、距がツバメの尾ということですね。

 

名前の“ヒエンソウ”の部分はわかりました。

“セリバ”の方はどうでしょうか?

 

左側・コスモスのような細い葉がラクスパー。

右上がセリバヒエンソウの葉。

葉の形はまったく違いますね。

 

そう、“セリバ”は“芹葉”。春の七草のひとつである芹。

右下の写真はその芹です。

 

花の形、葉の形をこうして並べて見てみると「芹葉飛燕草」の名がしっくり感じて、記憶に残りやすくなりませんか?

元々花屋で働いていた私は、こんな感じで草花の名前を覚えていっています。

 

ラクスパーは南ヨーロッパ原産の花で、“ラーク=ヒバリ”、“スパー=蹴爪(けづめ)”の2つの単語から成る言葉。

原産地ではツバメよりヒバリの方が身近な鳥のですかね?

 

切り花も野山で見かける草花も、どちらも花、植物です。

こんな関係性を知ってみることもおもしろいですね。

そして同時に鳥のことも知りたくなってしまう…飽くなき欲ですQueenly

 

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