家計簿から振り返る2014年 | MY LIFE AS A PIG

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山と農業と旅を愛するAkihisaのブログです。
高崎高校→北海道大学農学部→銀行員(札幌・鹿児島・福岡・US)→旅人(日本縦断・世界一周)→大分大学医学部(編入)→明日は何処…
大分朝読書コミュニティBunDoku主宰/NPO法人NICE GWCコーディネーター/財務経営アドバイザー

今更感もありますが、去年の家計簿まとめ記事を書きまっす!(なぜか今北海道でw)
いやー年末年始は鎖骨を折っててPC作業が捗らないのでやむなく放置していたら、いつの間にか夏になってしまっていて…。でもね、やっぱり毎年家計簿を振り返るのは私が私であるために必要なことのような気がしてきてしまったのですよ!(病的)

というわけで。
「2014年はこんな収支状況の年でした」を振り返って2015年以降の糧にしていきマス(・ω・)

(家計簿系男子的な参考記事)
2013-03-31 日本縦断・世界一周 決算報告 (2012年度)
2013-12-30 私が自炊する理由
2014-01-01 家計簿から振り返る2013年

まずは2014年の全体像(年間合計)。実質フリーター的一人暮らしの予算規模のお話です。
(100円以下は見やすく整理してます)


ただ年間合計では実生活と照らして実感が湧きにくいので、下表の2014年の月平均の収支を目標値と比較していきます。


これだけ見て一瞬で全体像を掴めるアナタは銀行員にもなれるでしょうー。
えっとまずは着地として、すべての費用から収入を引いたもの(一番下の青い月総収支)が▲15万円程度に収まっていれば、奨学金という名の国からの借金(約15万円/月)でギリギリ自転車操業できるので、そこだけ見れば「あぁ何とかキャッシュフロー上は収支トントンで生きてきたのね」とわかる表にはなってます。

と言ってもせっかくなのでもう少し。
ここではひとまず上表の、左端の縦の大項目で分析していきます。

■収入■ (月平均45,000円、目標対比+45,000円)

2013年は単発で頼まれた程度の仕事(会計関係とか通訳関系とか)しかしてなかったので2014年の収入の目標値を設定していませんでしたが、2014年はカモシカ書店スタッフとか某新聞社とか、意外と収入がありました。(カモシカはオープン当初はちゃんとカフェ&古本屋店員してたのに気がついたら経理担当になってた(・ω・) 話はまた今度書きます)
小項目として「バイト」はカモシカ+α、「その他」はその他のあれこれです(自腹前提でどっか行ったら交通費が支給された、とかね)。

■必要経費■ (月平均56,300円、目標対比+300円)

ここはほぼ目標値通りなので問題ないでしょう。
まぁ引っ越してもいないし、あるいは例えば「実は私お菓子作りに凝っちゃって家で毎晩作ってたら電気代が嵩んじゃって…っ!」みたいな事態とも無縁で淡々と日々を過ごしているだけなので、特に予定からブレる項目ではないということですねー。

■生活出費■ (月平均140,100円、目標対比+84,100円)

見事なオーバーですね!内訳で大きいところを見ていくと、「交通費」(目標対比+43,700円)、「その他」(目標対比+32,000円)辺りが原因でしょうー。
この辺の理由は自分の中でははっきりしてて、単純に「収入が入ったらその分どっかに飛び出してるから」というだけなんですよね。

この目標は収入ゼロでも奨学金だけで生活費&授業料支払が可能な水準での目標設定だったので、収入があればその分支出が増えることは、とりあえず貯蓄を目指してはいない私としては問題ないのです。(またフルタイムで働き出したら貯蓄も再開していきマスヨ?イヤホント)

ということで。
収入依存で変動しうる生活出費は目標対比で比較しても仕方がないので、ここからは改めて以下の前年度対比(2014年-2013年)で分析していきます。

左から、「2014年の収支」、「2013年の収支」、「前年対比(2014-2013)」、「目標(参考)」です。
行の項目の並びはさっきの目標対比の表と一緒。
特に大事なのは左から3列目の「前年対比」。以下、主にココを見ながらコメントを加えていきます。

「収入」と「必要経費」のところは、さっき目標対比で書いたので割愛。(さっき以上に言うことないですw)
以下、「生活出費」を細かく分解していきます。

■生活出費■

【食費】 (月平均17,000円、前年対比+1,000円)
 えっと食費の目標は月1万円なのですがw(2013-12-30 私が自炊する理由)、贅沢してる気はないけどなかなかオーバーしてしまいます。基本的にほぼ自炊を守ってて、平日昼も普通に家に帰って作り置きを温めて食べて病院に戻る、を頑なに続けてるんデスガ。(家と病院の往復移動含めドアツードアで30分あれば十分)
私が自炊する理由」で書いている通り、外食的な出費はほぼ誰か人と会う機会に限られます。今後もBunDoku関係で営業がてら外食する機会があるだろうし、旅が増えるとその時はどうしても外食にならざるを得ないので、まぁ引続き努力はすれどこれくらいは仕方ないのかなー。

【飲み】 (月平均9,100円、前年対比+2,300円)
 こちらも増。最低限に抑えてるつもりではあるのですが(銀行員時代ピークの1/5だから間違いなく抑えてるんだけど)、食費と同じくBunDoku関係と、旅に出たら旅先ではどうしても飲んじゃうのとw、あと大分の街での人脈をつくったりするのにお酒の機会を何回かもつようにしたなーと思うのと…くらいでしょうか。
昨今の健康志向(?)もあって、家での一人飲みはほぼゼロになりました。いや一人で飲むとほろ酔いになってから寝るまでの時間が(思考力落ちて作業効率ダダ下がりで)もったいなさ過ぎるという後悔を何度もしたので…。そういう意味では抑えるところは抑えているので、まぁ許容範囲の出費でしょうか。

【カフェ・飲物・間食】 (月平均4,800円、前年対比+0円)
 前年同水準。過剰に控えてもいないけど、今はそれほど年がら年中カフェに行ったり間食する機会があるわけではない、ということで、これくらいが私にとって(ちょっと我慢するくらいで)ちょうど良い水準なんでしょうー。

【交通費】
 (月平均52,700円、前年対比+32,400円)
 目標をだいぶオーバーしてた前年を、さらにだいぶオーバー。月に一回以上はフライトがあったので当たり前か…。でもまぁ個人的には予定調和だと思うんですよね。単純に追加で稼いだ分をそのまま旅資金にして旅に出ているだけなので。(貯める気なし)
今年も同じ状況になることは目に見えていますが、旅(と本とファイナンス)は私が私であるために必要な要素なので、まぁ全体で赤にならなければ今はいいんでないかなー(・ω・)

【本】 (月平均4,500円、前年対比+0円)
 見事に前年同水準(100円以下調整していますが)。 極力ブックオフで105円で調達して抑えつつ、でも時にはどうしても新刊でも買いたいものが出たら買って、着地としてこんなもんでした。
本代は可能な限り絞りたくない出費なのですが、まぁ新刊も図書館を多用するなりして、可能な限り目標値に近づくよう抑えていきます。

【医学書】 (月平均6,000円、前年対比▲4,500円)
 必要な教科書は確実に買ってましたが、意外と抑えられましたねー。まぁ悪くないでしょう。引続きこの調子で、でも決してケチケチはせずにやっていきます。ここが今の自分にとって、一番お金をかけるべき項目と思いますし…。

【活動・その他】 (月平均46,000円、前年対比+22,000円)
 毎月なんだかんだと予定外の出費ってかかりますね。BunDoku、名刺作成、結婚式、NICE、パソコン新調、カメラ修理…。
こーゆーの一つ一つを別枠管理にしてここから消しても良かったのですが、でも結局この程度の金額の出費は何やかんやで安定して毎月発生しているので、まぁ私という人間が生きる上ではこの程度の「活動・その他」出費は仕方がないのかもしれません。


…以上から、総支出としては月平均196,400円と、前年対比+54,500円、目標対比+84,400円のオーバー。
でも一方で収入もあったので、着地(一番下の青い月総収支)としては▲151,400円と、奨学金(約15万円/月)見合いでギリギリの収支状況となっています。
当初はココで、着地を▲10万円/月 くらいに抑えて「奨学金-着地▲=5万円」を授業料(年間約54万円)見合いとして積み立てておく必要があったのですが、
(月の支出を約10万円で抑えて毎月5万円ずつ溜める ⇒ 5万円×12ヵ月 = 60万円 が授業料になる)
私が自炊する理由」の後半でもチラリと書いたように、去年からそこは気にしなくても大丈夫な状況になりつつあります。

というわけで。
収入増なりで前年より余裕が生まれた分、それまで以上に動き回っていた2014年でした。
そして日々家計簿をつけて、それはExcelで作ってる自動関数でその月の収支や年間の収支にも反映されて毎日チェックできるので、当たり前と言えば当たり前ですが何とかギリギリ自転車操業できる範囲内の支出に抑えてはいました。
総じての感想としては、僅かでも安定収入が入ってきたことで、物理的にも精神的にも落ち着いたというのと、二度目の学生生活も1年以上経過して(収支含めた)生活リズムが掴めてきたので、だいぶ気楽に過ごせた一年だったなーと思います。(え?いつでも気楽だったって?)

そして迎えた2015年。二度目の学生生活もあと2年です。
2015年は2014年と同様に収入の範囲内で飛び回れるだけ飛び回って、2016年はさすがに引きこもらないとマズイので引きこもり生活して(収入↓・旅↓で収支トントン維持)、で当面の2年は生きていけば良いかなーと思っています。

そうして2年後の2017年からは、私もしっかりと社会復帰できると良いデスネ♪