ネットで「愛着スタイル診断テスト」があったのでやってみました。
興味のない方はスルーしてね。
又は、診断テストやってご自身の結果だけ見るのもいいかもですね。
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この診断テストは
上の本の診断テストをもとに作られてますが
「どちらとも言えない」の項目はありません。
私の結果は、
安定型愛着スコア 1
不安型愛着スコア 18
回避型愛着スコア 14
未解決型愛着スコア 8
でした。
「恐れ・回避型」と「未解決型」愛着スタイルでした。
15点以上はその傾向が非常に強く
10点以上の場合は強いと判定されます。
5点以上の場合は、その傾向も無視しがたい要素と言える。
各愛着スタイルの判定基準は以下です。
≫の記号は「非常に大なり」の意味で5ポイント以上の差を判定の目安とする。
【安定型】
安定型スコア≫不安型、回避型スコア
愛着不安、愛着回避とも低く、もっとも安定したタイプ
【安定-不安型】
安定型スコア>不安型スコア≧5
愛着不安の傾向が見られるが、全体には安定したタイプ
【安定-回避型】
安定型スコア>回避型スコア≧5
愛着回避の傾向が見られるが、全体には安定したタイプ
【不安型】
不安型スコア≫安定型、回避型スコア
愛着不安が強く、対人関係に敏感なタイプ
【不安-安定型】
不安型スコア≧安定型スコア≧5
愛着不安が強いが、ある程度適応力があるタイプ
【回避型】
回避型スコア≫安定、不安型スコア
愛着回避が強く、親密な関係になりにくいタイプ
【回避-安定型】
回避型スコア≧安定型スコア≧5
愛着回避が強いが、ある程度適応力があるタイプ
【恐れ・回避型】
不安型、回避型スコア≫安定型スコア
愛着不安、愛着回避とも強く、傷つくことに敏感で、疑り深くなりやすいタイプ
【未解決型】
未解決型スコア≫5
親(養育者)との愛着の傷をひきずり、不安定になりやすいタイプで他のタイプに併存する
愛着スタイルとは、
人との関係がいつも安定し、信頼関係が育まれ、親密な関係を楽しむことができる人がいる一方で、対人関係が不安定だったり、表面的だったり、関係ができにくかったり、できても長続きせず、親密な信頼関係が築かれにくい人もいる。こうした違いの根底にあるのが、愛着スタイルだと考えられている。愛着スタイルは、幼いころからの母親との関わりに始まり、さまざまな対人関係を経験する中で確立されるもので、単に心理学的というだけでなく、生物学的な特性でもある。
愛着スタイルの分類
●安定型
●不安定型
├不安型(とらわれ型ともいう。子供では両価型)
├回避型(愛着軽視型)
├恐れ・回避型(子どもでは混乱型)
└未解決型
【安定型愛着スタイル】
(安定型の特徴)
第一の特徴は、対人関係における絆の安定性。自分が愛着し信頼している人が、自分をいつまでも愛し続けてくれることを、当然のように確信している。愛情を失ってしまうとか、嫌われてしまうなどと、思い悩むことがない。自分が困ったときや助けを求めているときには、それに必ず応えてくれると信じている。だから、気軽に相談したり、助けを求めたりすることができる。
もう一つの特徴は、人の反応を肯定的に捉え、自分を否定しているとか、さげすんでいるなどと誤解することがない。そもそも人がどういう反応をするかということに、あまり左右されることがない。自分が相手の要求を拒否したり、主張を否定したりすると、相手が傷つき、自分のことを嫌うのではないかと心配したりはしない。自分の気持ちを偽ってまで相手に合わせるよりも、自分の考えをオープンにさらけ出した方が、相手に対して誠実であり、お互いの理解につながると考える。
【回避型愛着スタイル】
(回避型の特性と対人関係)
距離をおいた対人関係を好む。親しい関係や情緒的な共有を心地よいとは感じず、むしろ重荷に感じやすい。親密さを回避しようとし、心理的にも物理的にも、距離をおこうとする。人に依存もしなければ、人から依存されることもない。そして、他人に迷惑をかけないことが大事だと、自己責任を重視する。自分の属する組織や集団とも、気持ちを共有することは少なく、仲間に対して、一緒にいてもあまり意味がないとか、時間の無駄であるといった、ネガティブな見方をする傾向がある。
もう一つの大きな特徴は、葛藤を避けようとすることである。そのため、人とぶつかり合ったりする状況が苦手で、そうした状況に陥るくらいなら、自分から身を引くことで事態の収拾を図ろうとする。人への積極的な関与を好まないのも、ある意味、葛藤を避けようとするためでもある。その一方で、ストレスが加えられると短絡的に反応し、攻撃的な言動に出てしまいやすいのだ。相手の痛みに無頓着なところもあるので、自分が相手を傷つけていることに気づかなかったりする。冷静そうに見えて、キレると爆発してしまうのである。
何に対してもどこか醒めているところがある。本気で熱くなるということが少ない。クールでドライな印象を与えることも多いが、そうすることで傷つくことから自分を守っているとも言える。愛する人との別れに際してもクールである。
親しみを求められたり、愛情を確かめられたりするようなサインに無頓着で、気づかないということも多い。表情や感情表現が乏しい。また、表情が感情と食い違っていたりするのも特徴である。その一方で、仕事や趣味などの領域で自己主張をする傾向が強い。そうした領域はその人にとって聖域であり、誰からも侵されることを好まない。情緒的な自己表現が乏しい面を、その部分で補うかのように熱意を傾けることも多い。
面倒くさがり屋でもある。やらなければならないとわかっていても、厄介なことは後回しにし、お尻に火がつくまで放っておくことも多い。ひきこもってしまう人もいる。
(回避型の恋愛、愛情)
どろどろしたものを嫌う。淡泊なところがあり、相手との絆を何としても守ろうとする意志や力に乏しい。それは、幼い子どもが、別離と対象喪失の苦しみの末、それを感じないですむよう、自分を変えてしまった心の有り様なのであろう。
相手が困っているときや苦痛を感じているときにも、平然としているばかりで、真剣に気づかってくれたり、痛みを一緒に感じてくれる様子が、あまりみられない。たとえ愛するパートナーが苦しんでいても、そのことを自分の痛みのように共感することは難しいのである。共感的な脳の領域の発達が抑えられていると考えられる。回避型のパートナーをもつことは、いざというときに助けになってくれないどころか、むしろ怒りの反応に遭遇することになるのを覚悟しなければならない。回避型の人にとって、頼られることは面倒事であり、面倒事をもち込まれることは怒りを生むということなのである。
【不安型愛着スタイル】
(特性と対人関係)
始終周囲に気をつかっている人がいる。相手の顔色を見ながら機嫌をうかがったり、馬鹿丁寧にあいさつばかりする。そのとき、少しでも相手の反応が無かったりすると、嫌われているのではないかと不安になって、肝心の仕事どころではなくなってしまう。この過剰な気づかいこそが、愛着不安の表れなのだ。そして、気づかいばかりが空回りするのが、不安型愛着スタイルの人の特徴でもある。相手の表情に対して敏感で、読み取る速度は速いものの、不正確であることが多い。ことに、怒りの表情と誤解してしまうことが多々ある。そうなってしまうのも、不安型の人にとって一番の関心事は、「人に受けいれられるかどうか」「人に嫌われていないかどうか」ということにあるからだ。
拒絶や見捨てられることを恐れる
「愛されたい」「受けいれられたい」「認めてもらいたい」という気持ちが非常に強い。そのため、拒絶されたり、見捨てられることに対して、極めて敏感である。少しでも、相手が拒否や否定の素振りをみせたりすると、激しい不安にとらわれ、それに対して、過剰反応をしてしまいやすい。相手に逆らえないということが、しばしばみられる。明らかに不当なことを要求したり、自分のことを都合よく利用しようとしている相手に対してさえも、それをはっきり拒むということが難しい。
だが、愛着不安は、従属的なタイプの人ばかりでなく、支配的なタイプの人でもみられる。その場合、愛着不安は、相手が自分を欺こうとしているのではないか、裏切ろうとしているのではないかという猜疑心に姿を変える。
不安型の人は、他者というものを、自分を傷つけたり、非難したり、うっとうしく思う存在としてみなす傾向がある。また自分自身についても、取りえのない、愛されない存在と思いがちである。そのため身近な人に依存し、その人から自分が必要とされていることを保証してもらうことで、どうにか自分の気持ちと折り合いをつけようとしている。
(不安型の恋愛、愛情)
すぐ恋愛モードになりやすい。べったりとした依存関係を好む。
不安型の人は、距離が保たれている限り、とても優しく、サービス精神があり、接していて心地良い。不安型の人のもろさや厄介な面が、明確に表れるのは、親密な関係になったときである。急激にもたれかかってきて、相手のすべてを独占したいという傾向が顕著になるのである。親密になればなるほど、急速に自分と他者の境界が曖昧になり、相手を自分の一部のように思い込んでしまう。「見捨てられる」という不安が強いため、自分が愛されていることを確かめようとする過剰確認行動も認められやすい。また猜疑心や嫉妬心が強く、相手の行動を縛ったり、監視したりするということも起きる。
不満や苦痛といったネガティブなことを、つい口にしてしまう傾向がみられる。言いだすとどんどんエスカレートして、そこまで思っていないことまで言ってしまうこともある。相手に見捨てられることを恐れる一方で、激しい言葉や、相手のプライドをズケズケにするような言葉を、わざわざ投げかけてしまうのである。その背後には、相手が自分のことをおろそかにしているという被害感がある。しかし、それは、相手からすれば妥当性を欠き、献身的に関わってくれている相手は、まったく思ってもみない言い草に当惑することになる。その結果、支えになってくれていた相手が、離れていってしまうこともある。
また不安型のもう一つの特徴は、怒りや敵意の矛先が他者だけでなく、自分自身にも向けられやすいという点だ。自分を批判したり責めたりして自己嫌悪に陥り、その結果、うつにもなりやすい。
パートナーに手厳しく、相手の愛情が足りないと思う
とくに女性の場合、不満やストレスを、パートナーに対して強くぶつける傾向がみられる。それは、不安型の人が、パートナーに対して不満を強く感じたり、パートナーは自分に何もしてくれていないという思いを抱きやすいことと関係しているだろう。このことは、不安型の女性が、産後うつ病になりやすいことにもつながっている。不安型の女性は、パートナーのサポートが不十分だと感じることで、余計ストレスを感じやすいのである。パートナーの男性にしてみれば、不安型の女性に強い不満をぶつけられて、助けてあげようとする気持ちを余計に失ってしまう、という悪循環にも陥りやすい。
不安型の人は、愛着対象に対する期待がとても大きい。子どものころ、愛着対象から、条件付きの不安定な愛情しか与えられなかったことで、愛情に対する飢餓感が強いのだ。そのため、本当はパートナーに愛され、支えられている場合でも、それを不十分なものと感じてしまう。不安型の人の、パートナーに対するネガティブな評価は、パートナーのモチベーションを低下させてしまう。実際、相手の愛情やサポートに対するネガティブな評価は、相手の愛情やサポートを減らしてしまう。
不安型は、子どもでは両価型と呼ばれるように、求める気持ちと拒絶する気持ちの両方併存している状態のことである。不安型の人は、幼いころから養育者に、過保護に甘やかされる一方で、親の意に沿わないと、強く拒否されるといった、極端さのなかで育っていることが多い。そのため、甘えたい、愛情を求めたいと願う一方で、またいつ手痛い仕打ちが待っているかもしれないという気持ちも抱いている。愛情が無条件なものではなく、状況が変われば見捨てられるという思いを消せないのである。
【恐れ・回避型愛着スタイル】←わたしの愛着スタイル
愛着回避と愛着不安がいずれも強い。対人関係を避けて、ひきこもろうとする人間嫌いの面と、人の反応に敏感で、見捨てられ不安が強い面の両方を抱えているため、対人関係はより錯綜し、不安定なものになりやすい。情緒的なつながりを本当は求めているのだが、拒否されたり傷つけられたりすることを恐れるため、親しくなりたくても接近できないというジレンマを抱えている。近づきたいが近づけないのである。人を信じたいが信じられないというジレンマでもある。
親しくなるまでには高いハードルがあり、なかなか距離が縮まらないが、相手が懐に飛び込んで来たり、相手の疑いのない誠意を前にすると、次第に心を開き、親密な関係を築くこともできる。ただ、その場合も、不安型と回避型が混じった特性を示すので、その関係はあまり安定したものとはいえない。安全基地が本当に安全であるかなかなか信用できず、心を開くまでに時間がかかる。
疑り深く、被害的認知に陥りやすいという傾向がある。自分をさらけ出すのが苦手で、うまく自己開示できないが、その一方で、人に頼りたい気持ちも強い。不安型の人のように器用に甘えられない。さりとて、回避型の人のように超然とばかりもしていられない。人間嫌いなのに、人と関わり、相手を信じようとするばかりに、そこで傷つくことも多くなる。しかも、親しい関係になって、相手を求めたい気持ちが強くなるほど、うまくいかなくなる。相手の些細な行動も、自分をないがしろにしているように受け取ってしまい、信じられなくなってしまうからだ。
恐れ・回避型の傷つきやすさや不安定さは、養育者との関係において深く傷ついた体験に由来していることが多い。まだ愛着の傷を引きずり続けている未解決型の人も多い。いまも傷口が閉じないまま、クレバスのように裂け目を露出させている状態であり、不安定な構造が表面にまで口を開いているわけだ。そのため、些細なきっかけで不安定な状態がぶり返し、混乱型の状態にスリップバックを起こしやすいと言える。
【未解決型愛着スタイル】←わたしの愛着スタイル
-責められ、否定されて育つ
親やその人にとって大切な存在から受けた心の傷を引きずり、傷つけられることに過敏になった状態。普段は穏やかで、明るく、落ち着いているように見えても、その人の愛着に傷を与えた人のことを考えただけで、冷静ではいられなくなり、顔つきまで変わってしまう。その部分にだけ、心のクレバスを抱えているのである。その影響が、親や傷を与えた人との関係だけにとおまるのならまだいいのだが、こうした傷の影響は、他の対人関係にも及んでしまう。
人を心から信じられなくなってしまったり、傷つけられることに過敏になりすぎて、過剰反応し、良好だった関係まで自分から壊してしまうということが起きやすい。結局、その人は過去の亡霊を、目の前にいる別の存在に対して見てしまっているのである。親や、その人を傷つけた存在に対する不信感や怒りを、別の人にぶつけ、幻を相手に一人相撲をとってしまい、結果的に無関係な人間関係まで壊してしまう。
(親から)理不尽に責められ、否定されるだけでなく、そうした攻撃から誰も自分を守ってくれないという絶望感の中で育った。それが安心感の乏しさや根強い対人不信感となって、心だけでなく体にしみついている。
(未解決型と愛着の傷)
愛着の傷となった出来事は、通常、物心がついた後に起きているので、思い出すことができる。それ以外のことに関してならば、平静に語ることができる場合でも、愛着の傷が関係していることに触れられたとたん、急に動揺して涙ぐんだり、混乱したり、怒りをあらわにしたり、不安定な面を見せる。あるいは逆に、冷静すぎる、感情を伴わない語り方をする場合もある。
未解決型愛着の人に伴いやすい問題としては、解離症状や依存性である。未解決型の人は、心にクレバスを抱えてるようなもので、意識や人格の統合が脅かされる瞬間がある。それは、自分を傷つきから守るための手段でもある。不快な現実や記憶に向き合うことを避けるために、意識や記憶を飛ばしてしまうのである。目の前に迫っている不愉快な現実を忘れるために、我々がつねづね頼る手段といえば、飲酒や食べることで気持ちを紛らわしたり、ギャンブルやゲーム、買物やセックスに夢中になることだったりする。未解決型愛着の人は、こうした依存症になりやすい。
いっぱいいっぱいになりやすく、自分を振り返る余裕がない
未解決型の人は、エンジンの一つにトラブルを抱えた飛行機のようなものである。もう一つのエンジンで、一見すると問題なく飛行できているように見えるが、余力がない。負荷がかかってさらに出力を必要とするようなときに、抱えてるもろさが露呈する。急に失速したり、非行が不安定になる。慌てて、もう一つのエンジンを吹かそうとすると、火を吹いてしまう危険もある。無傷の状態であれば、やすやすと対応できることも、いっぱいいっぱいになっているためコントロールを失ったり、爆発してしまうこともある。
未解決型の場合には、目の前のことを考えるのがやっとなため、短絡的な判断や行動をしてしまいやすい。そのことが、関係の安定化よりも悪化をもたらし、支援することを難しくしてしまう。助けようとしている人を攻撃したり、拒否したりしてしまうことも起きやすい。そうした反応にも振り回されない、熟練した専門家のサポートが必要である。
未解決型の二つのタイプ
①未解決・とらわれ型
一つは、未解決型ととらわれ型が同居しているケース。未解決な心の傷が絡んだ部分以外の対人関係全般においても、傷つきやすく、過剰反応しやすいタイプである。孤独には耐えられず、依存できる人を求めてて、実際、依存対象である人物にすがって生きている。にもかかわらず、思い通りにならないと、自分が依存している相手を攻撃するという行動パターンをとる。親との関係は不安定で、表面的にいい親子関係を装っている場合でも、親と会うたびに自分が愛されていないと感じて落ち込むことが多い。
些細なことがきっかけで、気分や態度が変動する情緒不安定な傾向と、自分を損なうような行動をわざわざしてしまう自己破壊的行動が特徴的である。それが強まって、生活が破綻してしまった状態が、「境界性パーソナリティ障害」であるが、境界性と診断されるほどれはないものの、そうした傾向を抱えている場合には、この愛着スタイルがベースにあることが多い。
②未解決・回避型
もう一つのタイプは、未解決な愛着の傷を引きずりながら、人と距離をとることでバランスをとろうとするタイプで、未解決型と回避型が同居するタイプ。恐れ・回避型と呼ばれるタイプに、おおむね一致する。誰にも気持ちを許せないし、甘えることもできないのだが、回避型とはちがって、他人の反応に無頓着というわけにはいかない。他人の顔色が過度に気になってしまう面ももつ。他人とかかわると、また嫌な思いをするのではという不安や恐怖のために、他人と親密な関係をもつことができない。本来は回避型ではなかった人が、愛着の傷を受けて、回避的戦略をとるようになったと考えられる。それゆえ、相手が自分を受容してくれる存在だと確信できると、このタイプの人は、心を開き、つながりをもつことができる。
不登校やひきこもりのケースに少なくない。親や家族が安全基地とならず、逆に本人を傷つけたり振り回したりして、力を削いでいる。過度の支配によって、やりたいことをやらせてもらえず、やりたくないことをやらされたという状況も多い背景である。また、イジメなどの体験が、さらに愛着にダメージを与え、人に対する安心感や自己肯定感を脅かしていることも多く、殻に閉じこもることでかろうじて自分を守ろうとする。問題に向き合うことができず、何事もないかのように問題に蓋をしてバランスをとっているが、無気力や、人生に対する消極的な態度が見られることが多い。
トラウマとなる傷・愛着への手当て
未解決型の人では、心の傷となっている体験を引きずっている。ときには、その傷は現在進行形で、今も同じ状況が続いていることもある。過去のトラウマとして終わっておらず、今もトラウマを生み続けているのである。親子関係や夫婦の問題が絡んでいる場合には、こうしたことが起きやすく、本人の状態が安定し、前向きに変化していくためには、過去の傷への手当てにもまして、まずこれ以上傷を生み続けないように、現在の親子や夫婦間の愛着関係に手当てをすることが必要不可欠となる。
うー、いっぱい書いたー。
書きたかったから頑張って書いた。
皆さんのタイプも知りたいな。
参照:
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