こんにちは
地方で中古住宅住まいのブログです
下の子が頻繁に
「うまく書けなくてごめんだけど」って連発して、そんなことないよって言い続けるのが一苦労シャイなの
さて、こちらが進んでないものの
(買う前に再び貸出してもらっています🙇♀️)
カウンセリング論の古典は苦労して読了しましたが
コーチングは指定教科書がなくてレジュメのみなので、図書館で適当に借りました🏫
今日の本はこちら📖
ポイントは「センスの磨き方」
知識+経験だけでは卓越したコーチにはなれないとのことです
読んでいて何だか科学的根拠が薄い感じで(記載のある考え方の出典が不記載で不明瞭)、専門書というよりも(本文中にも出てくるのですが)自己啓発本みたいで残念だったので、サラッと読みました💦
なんとなくですが、ビジネスシーンでコーチングが疑われる理由がわかったような
第1部 コーチングの基礎
第1章 質問の効果
質問によって私たちの思考の方向と深さが決まる
・意識は同時に2つのことを捉えられないので、質問は「1つしかない焦点」を自在に動かす強力なツール
コーチングの本質:1つしかない焦点を、どこに向けるか?(「焦点」と「空白」の質を高めること)
どのような質問をしたかよりも、クライアントの焦点がどこに向かったの方が大事
無意識的に使ってきた「焦点」と「空白」を主体的に選択して生きていけるようにするもの
(これまで発見できなかったことを発見したり、これまで選択できなかったことを選択できるようになる)
普段意識しないことに焦点を当てることで、気づきが起こる
これまで向けていなかった領域に焦点を当てることに莫大な価値
質問は「脳に空白を作る」
人は、わからない状態を嫌がるので、脳は空白を作るとそれを埋めようとする(空白の原則)
→コーチングの質問は、「焦点」をつくり出すと同時に「空白」をつくり出す
本人が思っている以上に、質問の答えを出すことに力を尽くすことになり、無意識まで使った答えを出そうとする
→思いがけず浮かんできた経験が皆さんある=人間の脳は質問されたときにだけ質問の答えを探しているわけではない
コーチングの質問によって、変化するための最良の空白をクライアントの脳に残すことができる
人間が大きな能力を発揮するには、無意識の活用が不可欠であり、無意識の活用のために効果的な方法が質問をする(問いをもつ)こと
焦点が空白をつくり出し、脳がその空白を埋めるべくフル回転した結果、空白を持った脳が空白を埋めるために情報に向く=空白が焦点をつくり出す
この連鎖が人生を作り、空白の質が人生の質を決める
コーチングは道具ではなく人間の機能の一部
焦点と空白を使うことは、息をすることと同じくらい当たり前のこと(人は1日に800回以上の自問自答をしている)
第2章 コーチングのプロセス
コーチングとカウンセリングの違い
コーチング:目標達成を主眼においている
カウンセリング:困難な状態の解決を目的にしている
課題の克服のための問い
①課題・ギャップを明確にする
・弊害になっているものは何か
・成果を出すために不足していることは何か
・モチベーションを下げているものは何か
②選択肢を引き出す質問
・課題解決のために、やろうと思ったことは何か
・ギャップを埋めるためには、何が必要か
・まだやっていない方策は何か
選択肢を実行したいという意思と、これは自分が成し遂げるという責任感は、「目標が自分のもの」かつ「自分にとって大切なもの」だと実感できているときにもたらされる
コーチングが機能するかどうかは、クライアントが深い意識状態になれる環境(創造的な発想ができる環境)を整えられるかどうかにかかっており、それがコーチにとって最も重要な仕事。質問の通りに焦点が移動するか否かはコーチとの関係性次第
第3章 変化とプログラム
人間の中のプログラムに良くも悪くも縛られるようになる
・人は体験と言葉によって無意識にプログラム、価値観、観念を身につけ、人間はプログラムに反応するようになる
・このプログラムは最高の力の発揮を妨げている。最高の力(潜在力)が通常は無意識そのものが意識とつながった時に発揮される
・プログラムは真実ではなく「思い込み」。
人間は幼少期に身につけたプログラムで現在の自分も守っている。そのため、膨大なエネルギーを無駄に消耗してしまっている。守る必要のない場面でも必要以上に鎧を着て疲弊している
→人は古い防衛システム(プログラム)を維持するために膨大なエネルギー、潜在力を無駄遣いしているので、最高の力(潜在力)を仕事などに使えていない
最高の力を発揮する前提条件の一つは、意識がプログラムから自由になること
第2部 クライアントとの信頼関係の作り方