こんにちは
地方で中古住宅住まいのブログです
ダメ夫募集は非公式です😢
note、果たして何文字まで書けるのかわからないけど、1記事が1万7千字を超えた🔤
5月末までにStage5を終えたくて
今日もカランおばさん
今日の本はこちら
イントロダクション読んだだけで
こんなに盛り上がってしまったワシ
(ちなみにワシという一人称は
会社のおじさま(寡黙な兼業農家さん🌿)からの受け売り)
姉裏界隈で人気ゴマさんもアラレビューをリブログしてくれました
リブログラリー☀️🎾
ゴマさんの本も気になります
さて、読み進めると著者は「個性学」なるものも研究していることがわかります。
これも本棚に追加だ🏫
第1章 自分を縛る「見えないルール」に気づくこと
ダークホースの共通点
自分の人生に対する違和感→自分だけの道を行くことを決める(転機)
一方これまでの社会では標準化の目標は多様性の排除。「個性的であることは問題」
標準化により低コスト・低価格も実現
・生産システムを標準化しようとすると個性は邪魔、個性は産業から排除されることになった
・製品同様、人間を標準化しようと決めた時に人間の一生すべてが標準化されてしまった
・幸福は、コースから逸れずに必死に頑張ったあとに受け取る褒美とされた
・標準化されたシステムは、個人の成功を単純で直接的な思考法で測るように仕向ける強制力をもっている
・個人の充足感を無視する人材開発システムに盲目的に従うことは、本来の自分の望む人生を歩んでいないと気づいた時の自己喪失の危機を引き起こす
標準化から脱出する道を標準化することはできないが、ダークホースたちは標準化から脱出する道を個別化することは可能であると示している
ダークホースのストーリーはぜひ直接読んでほしい各人の人生を概略できないので登場人物だけご紹介
未経験で「人気フラワーデザイナー」になったイングリッド・カロッツィ
スティーブ・ジョブズを動かした大学院中退のジョン・カウチ
シカゴを「緑鮮やかな庭園都市」へと一変させたダグ・ホアー
第2章 「自分が好きなこと」を掘り起こせ
自分のモチベーションの本質を理解することが、充足感を得るために不可欠
・自分独自のやる気を発揮することによってのみ、本来の自分の存在意義も、自己としての完全性も実感できるから
・人間には驚くほど多様なモチベーションがある
・きわめて個人的で細分化された「小さなモチベーション」が、自分らしく物事を成し遂げていく人生において何よりも不可欠だった
・ダークホースたちは「競争心」や「創造性の希求」のような普遍的で漠然とした動機とは対照的に、きめ細かく特定された、自分自身の(いわば偏った)好みや興味に突き動かされていたことを明らかにしている
充足感を得たいなら、まず厳密に、何が「自分の帆」に風を吹き込むかを知らなければならない。他の人が考える、あなた向きの原動力ではいけない。だから「小さなモチベーションを見つける」が、最重要かつ第一の要素
政治の世界で燃え尽きたがプロのオーガーナイザーに転向して人気殺到のコリン・べロック
57歳にして家具・室内装飾の修理業のお店をオープンし、雑誌『ニューヨーク』から「市内で最高の本革製ソファ修理人」に選定されたソール・シャピロ
情熱は多次元的で動的なものであり、なおかつ、常に本人の意志で制御されるべきもの
・情熱はあなたが従うものではなく、あなたが自分でつくり出し燃え立てさせることが可能なものだということをダークホースたちが明らかにしている
・意図的にできるだけ多くの異なるモチベーションを活用することで、情熱を生み出し、燃え立たせる
・自分が認識し活用できる、独特で細分化された「好きなこと」「小さなモチベーション」が多ければ多いほど、思う存分、自分の人生を切り開いていける
・自分で生み出し燃え上がらせた情熱は、絶えることのない原動力であるだけでなく、泉のように湧き出る、本当の自分として生きている実感
第3章 「自分に合った道」を選択する
モラハラ夫に虐げられ続けたスージャン・ロジャーズはボストンのバークリー音楽大学の教授に
選択のパラドックス
「シャンプー問題」
人は、幅広く多様な選択肢からひとつだけ選ぶとなると、その選択肢の数に圧倒され思考がマヒしてしまい、手あたり次第にただ目立つものを選んだり、あるいは選ぶこと自体を拒否したりする
→たしかに100種類の異なるシャンプーからひとつを選ぶのは至難の業だが、もし、あなたが自分はどういう人間か、そしてどういうものが欲しいかを知っていれば話は別
→単純な問題においてさえ、あなたの個性は重要
本当の選択権とは、あなた自身の中にある「好きなこと」「小さなモチベーション」が、より多く生かされる機会を見つけて選ぶ権利
・選択権は、あなたが目的をつくり出す権利、ひいては充足感を得る権利
・あなたがどう学び、働き、生きるか、自分自身で選択する能力を得たら、あなたも自分に適した居場所を探し求めるだろう
・それを確実に探し出す唯一の方法は、自分自身の「能動的な選択」
自分にあった選択を探し出すこと
「自分を理解すること」こそが、何よりも力を発揮する
ダークホースたちの際立った特徴:リスクをどのように見積もるか
・ダークホース的な考え方では、リスクは「フィット」によって決まる
・フィット:ひとつの機会に巡り合うと、その特色と自分の個人的な動機がどれくらい一致するか細かく判断する。個人と機会の多次元的な相互作用。その両方が、フィットを決めるのに等しく重要な役割を果たす
・あなたにとって特定の機会で生かされる「小さなモチベーション」が多ければ多いほど、「その機会を選択することによって、あなたの情熱は大きくなり、その結果、あなたの選択のリスクは低くなる
・自分の小さなモチベーションを把握している限り、他の誰よりも正確に選択のリスクを判断できるようになる
「敷かれたレールの上を走る」のは本当に安全か?
・運は、制御できないもの
これが、確率の観点からリスクを見積もるうえで問題になる。確率を変えたくても、できることは何もない
・まっすぐな道をたどることが成功するための最も安全なルートだという幻想がつくり上げられてしまったが、そのルートが安全と言えるのは、あなたが既存の「鋳型」に自然にフィットするごく少数の幸運な人々のひとりだった場合のみ
自分自身を知り、自身をもって行動を起こすことによって、自分の運命をコントロールできるようになる。人生の意味と方向性を、自ら決定できるようになる
故郷での成功を全て捨て、大都市でゼロからテーラーとしてスタートをしたアラン・ルーロー
第4章 独自の「戦略」を考え出す
「人の強み」と「やりたいこと」は基本的にまったく別のもの
・小さなモチベーションは、自分のアイデンティティの中心的な部分をなすものであり、そのため、行動の原動力になるし、また、容易に変わることがない。われわれの脳は、自分の「やりたいこと」を直接的に知る、あるいは体感するようにできている
・このように鮮明な信号を発する「やりたいこと」とは違って、個人のもつ強みは捉えどころがなく、状況によって左右され、そして動的である(強みはファジーである)
・われわれの脳は、「自分の強み」を直感的に知るようにできていない。個人的な強みとみなすものはほとんどすべて、外的な要因によって形成されるものであり、内的な要因によって自然に生まれるものではないから
→強みとは、学びを通じて構築されるもの、たゆまぬ努力によって得られる能力
また、強みは状況によって変わるものなので、自部にあった戦略を選ぶうえで最も重要なポイントは、自分の強みを変化させることにある
・戦略を選ぶことは、どのように試行錯誤するかという問題であり、失敗はスキルを伸ばす過程において必要不可欠であり、「決定的な」要素
自分にあった戦略を見つけるプロセスは、発見と修正を何度も繰り返すという点で、極めて動的
・戦略をひとつ見つけたとしても、ほとんどの場合、それで終わりにはならない。その戦略であなたは向上し、その結果、あなたの強みは変わる→その繰り返しが永遠に続いていく
「盲目の少年」がルービックキューブを解くために編み出した戦術
ラマンはすば抜けた数学の才能に恵まれ、その才能により逆境を乗り越えたが、それが成功した理由ではなく、彼が成功したのは、自分の小さなモチベーションにフィットする機会を選択し、そうして、自分の強みに適した戦略を自ら選んだから=それが彼の歩んだ道から学ぶべき教訓
第5章 人生の目的地に到達するには、目的地を探してはいけない
長期的な目標よりも状況に応じた意思決定を優先すること
・数手先には、どのような人間にも計算できないほど無数の可能性が潜んでいる
・標準化されたシステムにおいてはまず自分の目的地を見定めなければならないが、ダークホース的な最期の要素は「目的地は忘れろ」というアドバイス
・時間は「相対的」なものであり、時間をかけたからといって必然的に上達へと導かれることはない
・自分自身が選ぶ選択肢こそが自分を次のステージへと押し上げる
時間は重要でなくなる。一歩ごとに充足感を最大化し、その充足感が上達のペースを催促かすることになる
旅路の果てを見通すのではなく、目の前にあることに集中せよ
「大人になったら何になりたい?」は呪いの言葉
「タイガーペアレント」に育てられた優等生ジェニーの物語
→「他の人が考える成功」を諦めたら手に入ったもの
ダークホース的「個人軸の成功」の処方箋
自分にとって最も大切なこと※で上達せよ
※どの山に登るか選択すること、自分の小さなモチベーションを探り出すことによって情熱を生み出し燃え立たせる過程と、自分に合う選択肢を見極めることによって目的意識をつくり出す過程
充足感を優先させることによってのみ、あなたは自分の成功という頂点へと上昇していけるし、成功の域まで上昇することによってのみ、あなたは充足感を実感できる
第6章 誰でも、何歳からでも「才能」は開花する
人間の知性の各側面には、相関性がほとんどないことが研究によって明らかになっている
(例)豊富な語彙力があるからといって、文章を書くことが得意とは限らない
・ダークホース的な発想では、多面的なプロファイルにある特異性は、それぞれの少年に、開花する可能性がある才能があることを示している
それぞれの少年の強みに適した戦略は異なる
留意すべき点は、それぞれの少年が到達できる多様な成功に最も大きな影響を与える要素は、個々の小さなモチベーションのパターンであり、これはどのIQテストによっても計測され得ないパターンであるということ
人間の生理機能にも感情にもバラツキがあり劇的な個人差があり、人間の才能・能力には多様性がある
バラツキは、個人だけではなく、環境にもある
ある側面では弱点に見えるものが、適切な状況下では強みになる場合もある
第7章 世界は確実に変わってきている!
「少数が成功する社会」から「万人が成功する社会」へ
「機械均等」は人種・性別・社会経済的なステータスにもとづく根深い不平等を減らすことによって、本質的に不公平なシステムにわずかばかりの公平さをもたらすことになるが、ゲームの結果が変わることはない。勝者の数は、何があっても固定されたままなのだ
→「機会均等」を「平等なフィット」と定義しなおす必要がある
そのもとでは、だれもがその個性に応じた最高の機会を受け取ることができる
1人1人の独特なバラツキのある多面的なプロファイルが受け入れられるようになる
あなたの目標は国内最高になることではなく、「最高の自分」になること
速読でしたが、普段読んでいる本とかなりリンクしたんじゃないかな
ダークホースの皆さんのストーリーはそれぞれが濃いので読んでほしいです。
本日もありがとうございます