ママは“元男性記者”家族の物語 パパだけどママ…それぞれの幸せのカタチ【バンキシャ!】観ました | わたしの夢はどこに・・・

わたしの夢はどこに・・・

私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

凛さんのブログで、この番組のことを知りました

  この内容の放送は気が付かなかったなぁ~

  [トランスジェンダー]とか[性同一性障害]とか

  気になる単語の含まれる番組を自動的に録画する

  お任せ録画にも引っ掛かっていなかったのですよね(^O^;)
でも「バンキシャ」なら前週の日曜放映かな??と
  丸撮りのタイムシフト番組表を確認

  2月25日18時からの「バンキシャ」で録画されていました

    ※わたしの丸撮り環境は、NHK2波に民放5波を0600~2600の時間帯で

      民放が10日くらいにNHKが一カ月くらい連続録画しています

      今回の様に、放送後に「こんな番組があったよ」と言う時に助かっています(^O^)

当事者は、日テレ現役社員で元報道記者の谷生俊美さん

  当時エジプトに駐在して、中東の紛争地帯を取材していくうちに

  いつ生が絶えるかもしれない!

  それならば、自分の想いに正直に生きていきたい、と

  小さい時からの想い”女になりたい”と歩み出します

自分の身体が男なのは分かっているけれど

  それでも女になりたい

  人に言ってはいけないことは分かっていたけど!

 と言うのは、わたしも一緒でした

  わたしは小学四年生の頃でしたが・・・

 

そして、今50で10年前に結婚というと

  結婚年齢はわたしと同じくらいですね

  でも長女が4歳と言うことは

  うちよりお子様に恵まれたのは四年くらい早いかな・・・

 

でも違うのは、お子様が生まれた時にはママはもうトランスを始めていた!

  彼女らも、そしてその両の二親も心配するのはこどものこと

  将来いじめにあったり、いろいろな差別や軋轢が生じないか??

 

わたしも、こどもの将来、特に結婚の時に

  わたしが障害にならないかを気にしました

  本人の相手自体の考えもありますが

  それ以上に親御さんはじめ、相手の親族もいらっしゃいますから・・・

わたしは「結婚するのにわたしが問題になるのであれば、いないものとしていいからね」

  とは、こども達には伝えてあります

  でもね、上の子は「そんなこと問題にするのなら、そんな人とは結婚しないからいいよ」

  とは言ってくれていますが・・・親としては単純には喜べないですね(^O^;)

下の子は「結婚しないから」と言っていますが

  わたし達の結婚生活を見て、結婚に幻滅した???

 

そしてもっと目の前の問題

  周りからの差別やいじめに関しては

  わたしが家族にカミングアウトして「勝手にRLE」と家を出たのが

  上の子が高校生になったばかりで、下の子が中学二年

小学生ほど直接的ではなくても

  逆にいじめが出るとすればより陰湿に(>_<)

 

下の子からは、学校でいろいろうるさくなるので

  「近所ではよして!」と言われましたが

    ※小学生の頃一日中授業参観に行っていたので、周りの子は皆わたしが父親なのは知っています

  どこかに行くとか、今は自分が地元を離れていますので

  取り敢えずは付き合ってくれています(^O^;)

 

そして上の子は、もっと積極的で

  学校の先生にわたしを紹介したり

  先生と話しているのを聞いていたクラスメイトにわたしを会わせたり

  生徒会のメンバーにもわたしのことをお話していました

  それは会社に入ってからも同じようです

  一緒に新聞社の取材に応じてくれて、記事にもなりました

わたしのことをお話しすることは抵抗はないようです

  そして

  そうすること(ある意味アウティング)を、わたしが容認するのも分かったうえで!
 

こども達は、それぞれ自分の思う形で

  わたしのことと周りとの関係性をなんとか消化してくれて

  そのうえで、わたしとの交流を続けてくれています

  いまのところはね(^O^;)

それもこれも、これまでの子育ての結果かなと!

  特にこども達が小さい時

  義務感ではなく、愛おしさでこども達と触れ合ってきました

そして、男の子だから、女の子だから、お姉ちゃんだから、弟だから、・・・

  ”~だから”と言う言葉は、意識して使わないようにしてきました

  そんな日々の積み重ねだと思っています(^O^)

 

でもこの先、なんらかの繋がりでパートナーと巡り合い

  やはり相手側の思いも大事にしなくてはいけない時

  わたしが身を引くことで収まるのであれば

  独りになるのは覚悟しています