県と市の男女共同参画課の二つの催しに参加してきました | わたしの夢はどこに・・・

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私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

昨日のお話です

  ここ三日ほどメチャ寒いので

  毎朝早朝ウォークを葛藤しながらもなんとか歩いています

 

元々この日は11月の「GIDしずおか」の定例会でいただいたチラシで知った

  静岡市の男女共同参画課配下の女性会館が主催した

  以前観たイシズカユウさん主演の『片袖の魚』上映会と

  イシヅカさんと映画館副支配人川口さんとのシネマトークに申し込みをしていました

 

そして先日の、静岡県男女共同参画課が主催したにじいろ交流会で知らされた

  静岡県パートナーシップ宣誓制度記念シンポジウム

  日程を見たら上のシネマトークと同じ日の午後

  早速ネットで申し込みをしてしまいました

そして当日

  13時からなので、下路でトコトコと出かけます

この日はお昼から夜遅くまで車を停めなければいけないので

  会場ごとに移るよりも、どこか一カ所に停めっぱなしの方が安くなるかな?と

  ネットで調べたら第一会場の近くに一日単位のシェア駐車場がありました

  初めての体験ですが、0時から24時までの丸一日単位での借り出しで@850

着いて見たら、会場の真裏でした(^O^)

  会場階に上がってみると、まだ正規には受付開始ていなくて

  一番で受け付けてくれました

しばらくロビーでご本を読みながら待っていると

  受付を開始しだして、会場の会議室に入れてくれました

基調講演者は、元奈良女子大副学長の三成三保氏で

  お茶の水と一緒にトランス女性を入学させた時の担当だそうで

  お話の中でもいろいろな情報を駆使して

  取り残された人権問題であるセクマイの差別についてお話されました

 

その後のパネルディスカッションでは

  「パートナーシップ宣誓制度から考える

    一人ひとりの性を大切するためにできること」として

  パネラーに三成先生に、FTM当事者とゲイ・アクティビストの方を加え

  コーディネータとして、静大の笹原先生を迎えて行われました

 

今度3/1から実施される静岡県のパートナーシップ宣誓制度は

  県下で先行する浜松市、富士市、静岡市、湖西市と同じ様に

  単に同性パートナー同士だけのパートナーシップではなく

  異性間の事実婚の方々や、必要であれば子供も含めた

  ファミリーパートナーシップです

何時も指摘されることですが

  ファミリーシップ制度は、フランスのPACSのように法手続きではないので

  到底婚姻に代わるものではないのですが

  全国各地で施行されているパートナーシップ制度の人口カバー率は

  昨年末時点で60%を超えているそうです

ダイバーシティ教育は

  ”異次元の少子化”などとのたまっていながら

  たかだか明治以降の伝統的家族制度に囚われているような先生方や

  まだまだ周りの市町村を見回して戸惑っているいる自治体も

  これから、”遅れている”と後ろ指を指されないように

  慌てて踏み出すのでしょうから(*_*;

  そんな方々を優先して行っていかないとね!

 

ディスカッションでもお話が出ましたが

  宣誓することのメリットと

  結局はカムアウトせざるを得なくなることのデメリットを勘案して

  必ずしも宣誓者数が飛躍的に増えているわけではなく

  内容的にもこれからもドンドン改善していかなければいけないのですが

  それでも何もない状態(”0”の状態)からよりも

  なにかある状態からの方が、より進みやすいでしょう

 

言葉がなければ、ないコトにされます

  施策も、不備だらけだとしても

  そこにあれば具体的に不備を指摘したり、評価が出来ます

  ”そこにある”ということが大事なのかな、と思います

  ”酸っぱい葡萄”にならないように・・・

 

次のシネマトークまでは少しお時間があるので

  先ずは場所の確認をしてから

  いつものミスドでご本を読みながらドーナツとお替りコーヒーで時間調整です

『片袖の魚』自体は、以前当地の単館で観たのですが

  その時にはよくわからなかった”片袖の魚”ですが

  多分ひかるがずっと持っているクマノミの小さなぬいぐるみかな??

これまでずっと立てられなかったクマノミが

  いろいろあって吹っ切れた地元への出張の帰り

  電車の窓辺に置いたクマノミが立ちました(^O^)

それまで一人の時にはいつもしていたイヤフォンも

  最後の新宿?のシーンではイヤフォンを外して歩いていきました

  周りの雑音が気にならなくなったかな・・・

 

映画の後の、静岡シネギャラリーの川口さんとイシヅカユウさんのトークでは

  川口さんからトランスジェンダー俳優の起用についてとか

  トランスジェンダーを扱った映画の紹介とかがあったのですが

  この中にはわたしも観た『リリーのすべて』『GIRL』があり

  『ミス・フランスになりたい』はシネギャラリーに観に行きました

 

最後の挨拶の時に、イシヅカさんが言われていましたが

  彼女は決してトランスジェンダーを代表しているわけでもなく

  すべてのトランスジェンダーが彼女と同じではない、ということ

それはわたしも考えていて

  わたしのブログの補足にも”一つの事例として”と書いています

 

処によっては雪も降っていたようですが

  会場から駐車場に戻る道すがら

  そこから高速に乗っての帰り道でも雪には振られずによかったです

  一応タイヤはスタッドレスですし、プラ・チェーンも携行していますが・・・