「少女パレアナ」は「少女ポリアンナ」という名称でも出版されています。
本の内容について書きますね。
気難しい性格のミス・パーリーのもとに「姪(姉の子ども)のパレアナを引き取って欲しい」と書いてある手紙が届きます。
父も母も亡くして一人ぼっちになったパレアナを、義務感で引き取ることにしたミス・パーリー。
汽車に乗ってミス・パーリーの暮らす街にきたパレアナは、駅まで迎えに来てくれた人が叔母さんだと思って会話していました。
しかし、迎えに来たのがミス・パーリーではなくメイドのナンシーだったと知ってショックでうなだれてしまいます。
パレアナは小さい頃から「なんでも喜ぶゲーム」をしているので、すぐに「ナンシーに会えたし、叔母さんに会う楽しみがあるから嬉しいわ」と捉え直します。
貧しい暮らしをしていたパレアナは、キレイな敷物や絵が自分の部屋にあることを密かに期待して、パーリー家に来ました。
ミス・パーリーはお金持ちでしたが、子どもに調度品を壊されるのが嫌だったので、殺風景な屋根裏部屋をパレアナの部屋に指定しました。
屋根裏部屋には余計な装飾品はなく、パレアナはがっかりしますが「鏡もタンスもない部屋だけど、鏡がないおかげで、自分のそばかすが見えなくてうれしい。」と捉え直します。
こんな感じで進んでいくのですが、次第にパレアナに感化されて回りの人も笑顔に変わっていきます。
他人と比べて「○○じゃなくて良かったわ」というシーンは良くないと思いますが、パレアナのすごいところは物事の良い面を探そうとする姿勢です。
私の場合は↓コンプリメントで効果を実感しましたが、物事の悪いところを探すクセよりも、良いところを探すクセをつけたほうが人生は楽しくなります