1,深海堆積土、2,溶岩火山灰、3,赤土石英安山岩、4,一般農地。 肥料も堆肥も使わないこの4つの農地の共通要素は「エネルギー」であり、その程度によって生長が異なる。
さらに樹木を除去した跡地は残存エネルギー。これは1年前後で消滅、農業としての活用は困難だが、肥料・成分養分に関係なくエネルギーで植物が育つことの実証になる。
1の深海堆積土は名張の麦わら農園、2の溶岩火山灰は富士・富士宮農園、3の赤土石英安山岩は二見の薮木農園、どれも果樹野菜の生育が凄まじい恵まれた農園だ。
協生農法発祥のむー農園は元は化学肥料使用の普通の田の跡地で、ビレッジ農園は埋め立て地で砂利、特異な土壌エネルギー無しの生態系エネルギーだけで維持されている。
この中でエネルギー最大は富士農園で、標高900mの本農園とは別の富士宮にある標高400m弱の第二農園。本農園も同じ土壌だが天候が厳しく柑橘などの常緑樹も育たない。
温暖で北西風を受けない富士宮農園は柔らかくふかふかの黒土で野菜も果樹も生長が早く味も抜群。
柑橘も順調に育ち、土中には残留有機物無し。
富士のメンバー達は、これが普通の協生農園と感激していたが、植樹して1年目からバカスカ野菜が育つのだから、生態系のエネルギーではなく土壌エネルギーが原因。
キウイは植えて3年目で200個以上の実を付け、抜群に甘くて美味しくキウイの常識が変わるほど。
初年度から育ちにくいトマトやナスも驚くほど伸びて実を付け、白菜や菜っ葉は巨大化、サトウキビも冬を越して生長が早い。
最初から肥料も何も必要ない農地、これで果樹が育って生態系を築けばもっと生産量は上がる。
生命エネルギー、土壌・岩石エネルギー、水エネルギーの研究は農法講師達が手分けして進めている。
植物の生育に最も重要なそれらの仕組みには誰も気づいていない。
解明はまだこれから、未来の農業の指標・主流になるだろう。
そのうちに、麦わら農園、富士農園、さらには京都の京北農園でも野人講習会を実施することになる。
砂漠は始まりに過ぎず、どんな過酷な地でも土作り・肥料無しで農業が容易に出来るようになれば世界は変わるだろう。
7月13日の農法講習会は「海から生まれた協生農法」。
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巨大化した白菜 成長はまだこれから 生食で雑味なし
菜っ葉も青臭くない
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