幼少時から十代を通して、さらにヤマハ時代は23年間海の業務で魚介類をさばき続け、この会社を興してからも25年間魚介類、猪・鹿・鳥類の解体を続けた。
漁業鮮魚関係者は自然界の魚介類、山の猟師は野生肉の解体だが、同時に水陸双方の野生脊椎動物の解体を生涯続けた人は希少だろう。
医師ではないから人やペットの手術の経験はないが、脊椎動物の構造はほぼ同じだ。
「本来」を調べるなら、人間及び人間が関与した動物の内臓は参考にならない。
水陸の野生動物を数多く解剖した医師はいるのかな。
天然魚と養殖魚の内臓の状態は明らかに異なる。
実体験で 肝臓について認識していることは・・
肝臓は血液の塊で肝臓ほど細胞に血液が含まれる臓器はない。
心臓や腎臓と違い筋肉らしきものがない。
形状からして隙間を埋めるような臓器で極端に縮小・消滅しても内臓に違和感がない。
季節、個体差で重さが変わり、周年同じ重さはあり得ない。
季節によっては何処にあるかもわからない。
臓器の役割としての結論は・・
肝臓は食い溜め時に表れるエネルギーの備蓄バッテリー。
肝臓の大半は血液で作られ血液中の異物の影響を受けやすい。
・食べ物によってレバーの味も微妙に異なる。
・天然トラフグの肝臓は有毒だが、養殖すれば無毒。
・アンコウやカワハギの肝臓は冬場に肥大、夏はほぼなし。
・食べ物によって、季節によって成分も大きさも変化、これらのことから肝臓は通常の臓器とは言い難い。
・毎日食餌する養殖魚や家畜の肝臓の大きさは周年変わらない。
・穀物を詰め込むほどガチョウの肝臓フォアグラは巨大になる。
肝臓の知識に一般程度の理解はあったが詳細は知らず、講習会で医療関係者にたまに質問していた。
今回あらためて図解を見ながら徹底的に調べたが、よくもまあこれだけ・・と思うほどどっさりややこしい言葉が並んでいた。
内容は納得する部分もあるが理解不能が大半で、これほどのデータを得るのに世界中が数十年の研究を費やしたこともわかる。
それでも手に負えず治せないのだから、それが最大のヒントだ。
間違っていなければ簡単に復元出来るはず。
そもそも自ら招いた人間独特の不調であり、その道理を持ち込まれた家畜やペットも同様の症状になる。
自然界の動物と比較すれば難しい不調ではないはずなのだ。
基盤から間違っていると断定、それらの医学知識を一掃して思考を進めればよい。
完治出来なければ役には立たず必要ないだろう。
人間のように肝臓の重さが決まっている動物など自然界にはいない。
決まっているのは人間の他に家畜やペットや動物園の動物や養殖魚、それに無理に穀物を毎日食べさせフォアグラを作らせるガチョウくらいだ。
食感からも筋肉や内臓筋ではないこともわかり、胃腸や心臓や腎臓のように自力では活動出来ず、維持制御・治癒も困難。
他の臓器のように決まった形の臓器ではなく、同じ細胞の集合体だから切ってもすぐに増える。「臓器の再生」ではない。
異物は元々自然界には単独で存在しないのだから判別出来ず血液から肝臓に蓄積される。
肝臓は心臓腎臓などの臓器と言うより備蓄カプセルの集合体なのだから、備蓄バッテリー内用液の自力修正・復元は容易ではない。
肝臓細胞と言うより備蓄細胞の異常、溶けて腐るのが脂肪肝や肝臓がんや肝不全。肝臓の指揮官も本体の指揮官も手に負えず成すがまま。 当然、筋肉と違い痛みも不調信号も出ないのだから発見は遅れる。
肝臓の異常は心身を維持する制御エネルギーの異常。
体中が制御不能になり、各所でがんなどの多発を招く。
がんが転移するわけではない。
正常な細胞の食べ物に戻せば肝臓は自動的に復元する。
肝臓の仕組み 現状
肝臓は「沈黙の臓器」といわれています。
通常、我々人間は体のどこかに異常が出ると、痛みを感じたり、痒みを感じたりと様々な反応が出ます。
しかし、肝臓は異常が現れても痛みなどの症状を出すことがあまりありません。そのため肝臓に異常が起こっても気付きにくく、異常に気付いたときには病気がかなり進んでいることがあります。
肝臓は再生能力・代償能力(失った機能を補うこと)に優れており、ダメージを受けても残った正常細胞が余分に働き、機能を維持します。
肝臓はよくからだのなかの化学工場、貯蔵庫にたとえられます。それは肝臓が、腸で吸収されたさまざまな栄養素を代謝、貯蔵するほか、胆汁の生成や分泌、および解毒や排泄などの、生命の維持に必要な多くのはたらきを行なっているからです。
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