報道特集のコメント抜粋
報道として「2010年に日本で生まれた」の表現はかなり引っかかりました。福岡正信先生の時代からずっと実践されてきた農法です。海外ではアグロフォレストリーやフードフォレストとして知られています。
混生は連作障害対策として知られているよ。でも商売としては成り立たない。自分で食べる分には良いと思う
土地生産性は確実に落ちるし、結局多くの土地での生産管理が必要になる。こういうのを信じたり頼る人は、大概周りの農地に病害虫をまき散らして迷惑をかけていることに気づかない人が多い。
これは外国でも盛んでpermaculture とかregenerative agriculture とも呼ばれていますが、外国人は日本の福岡正信さんの自然農を尊敬しています
この種の農業は手間ひまが非常に多くかかり、収量が少ないので農家にとっては採算がとれない。だから素人が採算抜きの趣味でやるに良いと思う。現代農業の抱える問題の抜本解決にはならない。
報道を見て判断したコメントだが、判断の要素はこれまでの知識と自らの体験。 その判断に疑問はないのかな。
今日は、思考における「視点」のトレーニングだな。
1、自然農として既に存在するのなら何故放送されたのか
2,採算が取れないなら何故「新農法」として放送されたのか
3、驚異的農法として何故アフリカ全土に広がりつつあるのか
既にあった自然農法がアフリカでは通用しなかったのか
4、何故 砂だらけで土もない砂漠が短期で全面緑化され
自然農とは逆に1年で森林が構築されたのか
5、何故 自然農との違いや農法理論が放送されなかったのか
6、何故 農学ではなく物理学博士とソニーが関わったのか
これらの疑問が解けなければ正確な比較判断は出来ないはず。
また、あるサイトでは・・
協生農法はあらゆる動植物のはたらきをよく知ることが基礎になっています。
それによって、最終的には普段の手間がとても少なくなりつつ年中たくさんの収穫が得られるという、「本当に?」と疑わざるを得ない(笑)ところを目指しています。
その通りだな。
15年間毎月講習会を延べ数千人に実施して来たが、何故専業農家が一人も出ないのか。 信じられないからだろうな。
庭や休耕地で、家庭菜園規模で実践している人は大勢いる。
しかしアフリカのように日々独特の間引き収穫法まで実践、日々販売した人は国内に一人もいない。
「年間日々収穫販売」、これが協生農法最大の特徴であり年間労働時間のおよそ9割を占める。 これまで分割していた労力をすべて収穫に回し、種蒔きや苗植えや草の管理は収穫のついでにやればよい。
大半が野菜で草は少なく、毎日行くのだから時間も十分ある。
労働時間は会社員と同じ。アフリカでは全員が理論に忠実にそうしているが日本は抵抗があるだろうな。
野人だって毎日畑には出勤したくない
協生農法は一見自然農法に似ているが自然農法ではない。
自然の仕組みを活かした農法だが、イメージが定着した自然農法との明確な違いは物理論があるかないか、それと収穫法だ。
その現学問にはない非常識な物理論が理解し難い、信じ難いことが波及の足止めになっている。
「生産性が低く労力が大変な自然農」と間違われることが大きな理由だが内容はまったく逆だな。
自然農で砂漠を緑地に戻すことは出来ないが、協生理論は農業に限らずどんながれ地も簡単に表土復元、農地にも変えられる。
砂漠がそうだったように、土壌作りなどは不要で石がゴロゴロでも問題ない。
元の森が復元出来れば、環境問題は解決、農業でも何でもやれる。 これは今の人類が最も望むことではないだろうか。
肥料ではなく森の生態系が持つ「生命エネルギー」が植物の生長源となる。 自然農法でも協生農法でもなく「自然物理学農法」のほうがわかりやすいかもしれないな。
生命エネルギーとは何か、何故それが植物に必要なのかを知るには、農法とは関係がない理論を学ぶしかない。
つまり、現学問にはない「生命エネルギー理論」「協生理論」の理解が協生農法の始まりであり、この物理論が理解出来なければ表土が復元する理由も、驚異的な農産物を産する理由も、アフリカで広がる理由も理解出来ない。
テレビ放送では時間に限界があるのだから、理解どころかこれら上記のコメントも仕方ないな。
理解せずともアフリカで広がっているのだから農法の実践自体は難しくはなく、想像をはるかに超える結果が出ている。
協生農法は協生理論の活用だが、協生理論は農業だけのものではなく一部が農業活用に過ぎない。
時空の種 協生農法理論
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