鳥の名はすべて焼き鳥・・
そう呼んでまったく関心がなかったお野人。
子供の頃と違い無益な殺生を嫌い野鳥を食べなくなった。
植物や魚類に詳しくなったのは食を中心とした有効活用の為であり、野鳥や昆虫にまで手を出すつもりは毛頭なかった。
狩られた野生のカモや山鳥をいただいて食べる程度だ。
しかしよく考えれば・・
協生農法において重要な役割を果たすのは野鳥や昆虫なのだ。
実験の為に造成した1反のむー農園は果樹の成長と共に多くの野鳥が巣を作り住み着いた。
キジやヒバリは毎年のように、他にウグイス、ホオジロなど、鳥が巣を作らない年はなかった。
多種・多くの昆虫と野鳥達が協生むー農園を支えて来た。
これまでだけでなくこれからもお世話になり続けるのだから、さらに住みやすい環境を築くことが彼らへの恩返しだな。
全面植林により住処を追われ餌場を狭められた彼らが最も喜ぶことは・・
大規模な野鳥の楽園を作ってあげることだろうな。
周年果実が実り続けて昆虫が集まり続ける野鳥の桃源郷。
協生果樹農園はあえてそうしなくても鳥の楽園にはなる。
しかしあくまで人間中心であり、それらは野鳥と共有出来る産物。
人間には不要でも鳥達の為に野鳥が好む樹木も増やしてあげようと思う。
特にエサの少ない冬場には彼らにとっては貴重な食料。
そんな場所のゆとり、心のゆとりも必要ではなかろうか。
人間の欲のせいでエサを探すのも困難になりつつある。
むー農園だけでなくこれから世界に広がる協生農法、すべての生き物に敬意を払う気持ちを持ち続けたい。
彼らも農園スタッフ、ペットのようにエサを与えて世話を焼かずとも、出来る範囲で気持ちだけ分け与えてあげればそれで十分だな。
協生農園モデル・・追加
徳川綱吉は「生類憐みの令」を出してお犬様を保護したが・・
お野人は「鳥類憐みの例」・・いや、鳥類協生の例を作ろう。
今日から・・
「鳥類みな焼き鳥」・・が、「鳥類みな兄弟」 に変わった。
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