重力に逆らい最も早く天を目指す竹の戦略 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

竹の特技は重力に逆らい上へ伸びる技、上横斜め自在に進めるのがクズ。

葛のつるを観察すればよくわかるが、地表を這うツルの太さは上に向かうツルの太さの数倍。それほど重力の抵抗は大きなものだ。

 

クズのエネルギーも竹のエネルギーも茶木など樹木のエネルギーも実感。

それらは肥料・成分中心の農業の常識をいとも簡単に崩すほど凄まじいものであり、これからの農業、環境復元に不可欠な植物と確信している。

 

草類と異なり樹木の成長が遅いのは重力に耐えうる丈夫な幹の基盤を作る為であり、一年草や多年草と違って何十年・何百年も天に向かって伸ばすことを前提にしている。

 

世界一成長が早い植物・竹は、成長点付近だけが伸びるのではなく節の間すべてが伸びる。

幹全体が同時に伸びると言うことであり、中は強度を保ちながらの空洞。

樹木の成長の比ではなく、これによって異常な成長スピードを実現している。

竹の戦略を取り入れたのが高層ビル建造技術であり、耐震対策構造も同じ。

 

海から陸に進出した植物族・・

干潟でお特訓して真水と乾燥に強いコケ類が先鋒となり、一年草が次鋒、多年草が中堅、低木が副将で高木が大将・・

空手や柔道の団体戦ではこのように呼べるが、植物族に従って上陸して来た動物族と共に陸地に海と同じ仕組みを築き上げた。

 

草類の中に途中から異なる道を進んだ種があり、それがつる性植物であり、重力に逆らわず他と同様につる草からつる性樹木を目指している。

表土とその上に築かれた森は海そのものだな。

 

つる性植物は他の草木のように自ら「海域」に当たる森は築けないが、一緒になって「生命のコロニー」は築ける。

海藻時代の植物の根は固定が目的で海水からエネルギーを得ていたが、最も海に、無重力に近い生き方を選んだのはつる性植物だろう。

根は固定と水分補給に徹し、太く丈夫な幹を作らず、海水に当たる森の木々を渡り歩きながら広がってエネルギーを得ている。

  

他の樹木と違って縦にも横にも移動は自由、空間だけでなく地を這って移動も出来る。 ご立派と言うしかないな。

 

今日のテーマの竹・・

植物族が海から進出、動物族と協生して陸地に定着した見事な戦略。

竹はこの中に入っていない、つまり前身が野人にもわからない。

戦略も他とは異なる独自のもので協生関係も必要としない。

たいした水も、大気さえも必要としないのではないかと思われる。

 

言わば・・地球外から突然やって来たエイリアン・・いや、竹子リアンのようなものだな。

竹が持つエネルギーと能力には地球上の動植物が力を合わせても敵わない。

 

真水が乏しい火山島・トカラ列島は琉球竹で覆い尽くされ、未確認飛行物体のたまり場・・いや、エネルギー補給基地になっているかもな。

エイリアンの親玉達にとって必要だから持ち込まれた・・

野人はそのように考えているが、いかがなものかな

 

真空ドームの中で竹の生育実験をやりたいのだが。

水やらず、エサやらずで・・ 水、自分で作るかも汗

お野人の稚拙な技術では巨大真空ドームどころか風通しの良い東京ドームさえも出来そうにない。

 

ひたすらエネルギーが集中する竹の成長点を食べ続ければわかるかもな。

猪だってタケノコの成長点ばかり食い荒らして他は食わない。

 

 

               ドキドキ

 

 

 

 

 

 

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