郷里から届いたイサキ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

 

野人の生まれ故郷、大分県津久見市から大型イサキが届いた。

毎回のことだが幼馴染の「久坊」が送ってくれた。

大型イサキなどが8匹。

 

昨年も鹿児島の帰りに釣って来たイサキを持たせてくれて、夏にはアジも送り届けてくれた。

今回も電話があり・・

 

「たかしちゃん 大型イサキ釣れたけど送ろうかはてなマーク

 

「わかった 早よ 送れ音譜

 

「イシダイもあるけど・・」

 

「それも一緒に送れクラッカー

 

昔からの阿吽の呼吸と言うか、何とも清々しい会話だな。

 

東芝を退社、自営業も止めた久坊はヒマで仕方がない。

年金生活だが、漁に出て一本釣りのマダイやアジやイサキを活魚として市場に水揚げしている。

 

漁場は全国ブランドになっている「関アジ・関サバ」と同じ海域。

野人が生まれた漁村もアジとイサキとボラ漁が中心だったが今は廃れて誰もいない。

 

初夏のイサキの旨さは抜群でマダイをはるかに超える。

刺身、塩焼き、煮物、万能魚で、マダイはすべて上品なお味だが、イサキはたまらなく下品な旨さがあり食べ比べればそれがわかる。

むー母はイサキの煮付けが一番の大好物だった。

 

お上品な人間よりも、ややお下品な人間の方が飽きずに親しみが持てる、それと似たようなものだな。

お野人がお上品になったら、不気味で誰も伊勢へやって来ないだろう。

 

幼い頃から遊んであげたお野人に義理堅い久坊は料金を受け取らない。

一応漁師なのだから受け取れと言うのだが・・

 

「たかしちゃん・・年金もあるし 水揚げもそれに近いし 使い道がないんじゃ汗

 

無趣味で、味覚音痴ゆえに食道楽でもない久坊の気持ちはわかる。

困っている時には助け合うのが真の友情。

 

「わかった久坊、使い道がねえならそれも一緒に冷蔵で送れビックリマーク

 

 

 

 

21歳 幼馴染   ピンボケ セピア色・・だな

 

当時の 久坊の船 木造

 

足の指で 船のヘリを掴んで立つお野人メラメラ

観音崎

 

 

 

 

 

 

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