両生類とはエラ呼吸と肺呼吸の機能を持ち、幼生期はエラで、成長すると肺呼吸、魚類から進化して初めて陸に上がった動物(脊椎動物)。
爬虫類とは幼生期から肺呼吸が出来、両生類から進化、完全な陸上生活が出来るようになった最初の脊椎動物。
両者の違いは、水から離れて生きられるかどうかの違いだな。
オオサンショウウオが1億年以上姿形を変えなかったのはそれ以上進化の必要がなかったからだが、進化出来なかったからとも言える。
深海に馴染んだ巨体とさほど機能しない小さな目を持ったまま給餌など陸上生活は困難。
最初から無理なく肉食に進化した他の捕食動物とのハンデは目であり、深海で培われたエネルギーを吸収しやすい皮膚粘膜機能も使えない。
だから海底だった大地・堆積層と密着・導通した水の側から離れない道を選んだ。 乏しい魚類だけでなく、水辺に近づいた陸の動物も捕食出来るからだ。
飼育において重要な事は、エサよりも川水や地下水など生命を帯びた水が重要になるだろう。
このオオサンショウウオも勝てない捕食上手な陸の動物は浅海の肉食魚類が進化したもので目も視力も発達している。
しかし、まだ草食動物誕生の説明がつかない。
海藻で生命を保てない脊椎動物が植物で生命を健全に保てるはずもない。
どちらの食材も消化機能を持たないのだから疑問は当然だろう。
陸に上がり、微生物や酵素の力で消化出来るようになった・・と、生物学者は言うだろうが都合よく偶然なるはずもなく、何の道理もない。
何を食べようが動物は動物性エネルギーで生命を繋ぎ、人類は数百万年もの間心身機能を維持して来た。
食べられる植物、つまり野菜だが、その歴史は数百年もなく、人は野山の植物では生きられない。
人類だけでなく草食動物も同じだが、実際に牛やキリンや象やサイは草を食べて生きているし、それに野人のような疑問を持つ人もいない。
野人の言うように事実を素直に受け止めればよいのだが、そこから思考を始めると言うことが大事だ。
動物の本質から見れば明らかに矛盾しているのだから。
「脊椎動物が葉っぱのエネルギーだけで生きられる道理がない」
その謎も既に解明、記事にしているので調べればよい。
野人の疑問は当然で、葉っぱの成分で生きられないことは実験すればわかる。
結果がわかることは実験するのも面倒くさいのが野人だ。
生物と微生物は協生、表皮・皮膚に皮脂膜と微生物は必要なバリヤーであり、水中の嫌気性微生物も植物族の上陸と共に好気性微生物に進化、難しいことではない。
草食動物の消化機能についても既に述べているが、胃から腸に送る前に動物性蛋白質を溶かす胃の機能を有しているが、今回はたいした要素でもない。
それは無胃魚も同じであり、その名残を持っている。
草食動物であろうが無胃魚であろうが、食べる目的は動物性エネルギーの補充が基本であることは間違いない。
深海シリーズに続く今回のシリーズの目的はそれらとは異なり、書けば膨大になるので詳細は省略、草食動物が誕生した理由・推移に戻る。
途中で余計な雑念・疑問を持てば集中も理解もままならない。
専門生物学者のようなマニアックで難しい記事に見えるだろうが、協生理論の中枢であり、体調復元法の基盤になるもの。
深海シリーズから続くこれらの理論は要約して協生理論の本に入る予定であり、そのつもりで書いている。
協生理論は生命エネルギー論が中心であり、重要な事は「食べる理由 眠る理由」。 その理由を裏付けるのが今回のシリーズ。
病不調の復元に重要・必要な原理論なのだが、そう感じない人は多いだろう。 ビレッジのスタッフもそう言っていたな。
バカタレ・・とお野人に叱られ、しっかり理解する気満々
秋刀魚と平目と鯉物語・・この鯉が理論の中心になる。
これから先は、鯉の恋の季節・・だな。
たまに親父ギャグは入るが、世界初公開の理論。
勘違いされないよう真面目に書くことにするが、1に張り付けた関連記事4編、今回の参考記事4編が理解されていることを前提に連立理論を進める。 生命エネルギー論を理解するには不可欠な記事だ。
寄り道して長くなり、読むほうも疲れるので理論の核心は次回に。
続く・・
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