マリンビレッジ・レストガーデン下の干潟には直径20㎝から50㎝ほどのクレーターが無数にある。
大潮の干潮時には対岸まで干上がり、見渡す限りの穴ぽこだらけ。
穴と言うより窪みだからクレーターだな。
潮が満ちてくるとアカエイが群れをなして上がって来て食餌。
干潟には小魚の他に無数の小さなカニや貝が生息、泥を掘り起こして食べる。
皆さんご存じの「エイのひれ」を巧みに動かして海水で泥を跳ね除け探し出す。
2009年、野人はこのエイを飼い慣らし、魚の残骸を処理することにした。
「エコ・エイ」達の誕生だ。
釣ってきた魚の頭や背骨や内臓などあっと言う間に消え去った。
お皿のサイズの小さなエイもいるが、巨大なもので10キロ近い。
この巨大エイに「エイ・リアン」と名付け、時には下の浜に降りてエサを与え、頭も撫でた。
水際の浜まで体を乗り上げて来るエコ・エイ達の食欲は凄まじかった。
2番目に大きなエイには「エイ・ホッホ」と名付け、3番目が「エイ・サッサ」
釣りから帰った子供達は歓声を上げ、「エイ・リアン~~」と叫びながらキスの頭を投げていた。
愛子ちゃん一家の子供達も海に面した手すりに上り、エサを投げ続けて離れようとしなかった。
干潟は生き物達の共同住宅地。
ヘドロになれば彼らは住めず、エイ達もやって来ない。
レストガーデンから小魚の群れや、大きな黒鯛やウナギも見える時がある。
干潟の浄化は彼らが担っている。
同じように陸の表土の浄化も多くの動植物が担っている。
それに気付かない限り人間は海の汚染、河川の汚染だけでなく、表土の破壊・汚染も続けるだろう。
ここは半世紀前まで泥ではなく綺麗な砂浜で子供達も泳いでいた。
恥ずかしながら正面の津田屋旅館のたえちゃんも泳いでいた
今は大雨の度に上流から流れて来る泥で埋まってしまったが、何とか彼らは頑張っている、それが生命だ。
がんばれ カニカニクラブ
無数の小さな穴は生物の住処 カニカニマンション
エイ・リアンを飼いならす野人
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