エイ・リアンの突進 食う~ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

出た・・エイ・リアン

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接近中 突進!
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座礁  頭に手が届く距離
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アイガモもびびって逃げ出す
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食う~
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ゴーリキマリンビレッジのエコ・エイ達は相変わらず毎日のようにやって来る。魚のアラの掃除はやる気満々なのだが、夏休みと違ってこれからはそう毎日のようにエサは無い。

元々この海にはカニやエビや小魚などの餌が豊富で、潮が引くと彼らが空けた大きな穴が無数に見られる。生きてゆくには十分なのだがエイの食欲は旺盛だ。エコ・エイ達のボスは「エイ・リアン」で体は10キロ近い。潮が満ち始めた浅い時にやってくると海が盛り上がって見える。つまり底がつかえるから背中が海上にはみ出してしまうのだ。船で言うなら「座礁」なのだが、それをものともせずに突っ込んで来るから面白い。飛び出た背中を手で撫で撫でしてもあまり気にしない。

以前に飼っていて脱走、毎日のように護岸の下に真水や餌を求めて里帰りしてくる2匹のアイガモも、このエイ・リアンが水辺に突進して来るとあわてて退散だ。黄色いヒレと尻尾を水から跳ね上げ「ガバガバ!」と底を濁らせ餌を食う。この迫力に観客は大喜びだ。

そして悠々と去って行く。秋も深まり、いつまで滞在するかはわからないが、十数匹の野生のエイの群れを見たい人は是非お越し下さい。エイ・リアン以下「エイ・ホッホ」「エイ・サッサ」「エイ・エイオー」他、エコ・エイ一同と野人一匹・・心から皆様をお待ちしています。その時は、スーパーで一番安いサンマかイワシなど持参で・・・野人のエサは心遣い無用に願います。



もう・・ないかえい~?
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またな・・・野人・・
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