久しぶりに初代料理長がマリンビレッジにやって来た。
創業時から野人の右腕になってくれた男で、2人で海山の食材活用開発に何年も費やし試作品で大型冷凍庫が埋まった。
ヤマハ在籍時の同僚で共に当時のヤマハ社長・川上源一のエピキュリアン料理に関わって来た。
もう一人関わってきた男もたまにブログに登場、「毒が効かない男 ハチもムカデも平気」で紹介した元鳥羽国際ホテル和食料理長だ。
昨年はすっぽん料理のお特訓もしてもらった。
洋食と和食の二人だが幼馴染の同級生で家も近く、高校は同じ柔道部、入社後も同じ調理場だった。
川上源一が激を飛ばし2人は試作、お野人はその為の野生食材調達係のようなもの。
珍しい魚や山菜、木の実など数多く提供、シャシャンボの実はクリスマスディナーショーのシフォンケーキに使われ数百人に出された。
諏訪之瀬島、硫黄島、屋久島に住んでいた頃のお野人、入社時からボディーガード兼付き人のようなものだったが、「あれ食わせろ これ獲って来い 潜って突いて来い」とじい様はやかましかった。
あらゆる食材が揃った今、このエピキュリアン料理復活に向けて始動した。 和食料理長はフリー、洋食料理長はまだ現役で働いているが退任時期。
先日は終日病院の検査で脳の血管が切れる寸前と脅され、萎れてやって来た。
そこでお野人・・ 慰め励ますようなことはしない。
まず・・何時逝ってもいいように遺影写真を撮った。
お野人より1歳年上だが、やせ細り頭も真っ白・・
一見、「猿の惑星」にそのまま出演出来そうだな。
ヤマハの料理人時代にはそのお顔どうり「始末書」のレコードを保持していたが、その迫力もない。
白髪と思えば薄い金髪、酔っ払って寝ている時に息子の美容師に染められたそうだが、それでも眠っていたのだから、やはりそろそろかな・・
さっそく明日からエピキュリアン料理の神髄を翼に教えてもらうことにした。
材料のマンボウの軟骨はどっさりあるし、本格ブイヤベースも、シーフードタイカレーもトムヤムクンも・・
体調復元法は本人がその気にならない限り勧めない。
友人の寿司屋もキジ男もまったく信用せず予定通り逝ってしまった。
むー母だって信用していなかったのだから仕方ないだろう。 まむし頭みたいにあまり深く考えず「へ~~い」と黙ってやればよいのだが。
まあ出来るだけのことはやるし、あまり早く逝かれても困る。 早速明日の調理実習に備えて翼は食材の準備をやっていた。
同席したゴーリキ会長も久しぶりの明日の試食を楽しみにしている。
現職を退任したら月に数回は働きに来てもらいたい。
やってもらいたいことはたくさんある。
エピキュリアン料理の味わい
https://ameblo.jp/muu8/entry-12092659069.html
猿の惑星 洗練された料理
https://ameblo.jp/muu8/entry-10823167399.html
https://ameblo.jp/muu8/entry-11065996378.html
東シナ海流58 じいさんの毒味唇役を仰せつかる
https://ameblo.jp/muu8/entry-10169174505.html
・・・
死ぬかも・・
毒が効かない男 ハチもムカデも平気
https://ameblo.jp/muu8/entry-12466838588.html
すっぽん鍋とスッポンカレー
https://ameblo.jp/muu8/entry-12488379979.html
マンボウの軟骨ようかん
https://ameblo.jp/muu8/entry-12583119284.html
野人のデザートココナツマンボ
https://ameblo.jp/muu8/entry-10140089998.html
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