マンボウの軟骨ようかん | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

夕べ・・夢にマンボウが出て来た。

 

お腹の上にどでかいマンボウが乗っかって

ピチピチ チャプチャプ 跳ねて・・

そりゃもう苦しいなんてもんじゃなかった。

 

それで目覚めて思い出した。

早急に作ると決意してあれから一年近く経つな。

 

冷凍庫チャンバーにどっさり山積みされているマンボウの軟骨。 軟骨と言ってもマンボウは硬骨魚類だから軟骨などない。

正確にはマンボウの外皮であり、やすりのような皮の下は厚さ数㎝の硬いコラーゲン質に全身覆われている。

外皮と言うのもぶさいくで軟骨と呼んでいた。

スッポンの甲羅か、甲殻類の甲羅のようなものだな。

 

三重南部の定置網にかかる巨大マンボウは漁の対象ではなく、重い外皮は海に沈め肉と肝を持ち帰り乗組員の酒の肴と酒代になっていた。

この外皮「軟骨」を有効活用、お野人は「ココナツマンボドキドキ」を考案した。

 

まあココナツミルク仕立てのマンボウデザートなのだが、魚類をデザートにする人もいない。

最初にやったのはヤマハ社長だった故川上源一で、ココナツではなかったが鳥羽国際ホテルで出していた。

 

思考錯誤しながら作ったこのココナツマンボ、そりゃあもうたまらんくらい美味しかったが、作るのも出すのも面倒ゆえに中断している。

 

これもリニュアルして作るつもりだが、もう一つはマンボウの軟骨ようかん。

商品名は・・「よう噛んでマンボビックリマーク

スタッフには不評な名で、注文受ける時の恥ずかしさもわからんでもない。

 

ラクガン、カステラ、淡雪と並び羊羹はお野人の好物。

一番は羊羹らしくない羊羹、東海道300年の味「追分羊羹」だな。

カンピンタンのイモみたいにコテっとして・・

大学時代、アパートの横の「清水次郎長生家」で売っていたのでよく買って食べていた。

 

普通の羊羹は、むー塩羊羹、むー茶羊羹で十分、それも作りたい。

この「ようかんでマンボウ」は追分羊羹とは異なる味と歯ざわりを出したい。

マシュマロかゼリー質のようなマンボウ味。

 

ココナツマンボウも美肌効果即効性だったが、このコラーゲンの塊ようかんもそうなるだろうな。

果糖もハーブも加えて「薬膳ようかん」にするかな。

 

 

 

野人のデザート ココナツマンボ

https://ameblo.jp/muu8/entry-10140089998.html

 

お野人スイーツ カキナッツマンボ

https://ameblo.jp/muu8/entry-12109474762.html

熟した無肥料の柿ペーストを加えた
 

 

 

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