有機物は燃える。
燃えて空気と水になるのが有機物であり、空気と水から有機はまた生まれる。
有機には生命があり、生命のエネルギーは燃えて煙になっても持続する。
樹木の煙を活用するのがスモーク食品であり、ビレッジのジャーキーはそれに当たる。
通常と比べてはるかに大量の煙を高温で長時間かけるのは、香りや防腐性ではなくエネルギーの活用が目的だからだ。 ビレッジでは体調復元も兼ねる最強のパワーフードだろう。
生命のエネルギーは植物も動物も共通しているが、動物と植物では作用する力と方向、つまりベクトルがやや異なる。 同じ植物でも差があり、生命のエネルギーはほぼ共通でも細胞を構成する成分のエネルギーには大きな差がある。
方向次第で毒にも薬にもなると言うことであり、毒効があれば薬効もある。 ただし、効くか効かないかは本来の健康とは関係がない。
トリカブトを例に挙げれば、共通する植物の生命エネルギーで調子よくなりかけたが、成分のエネルギーで命を落としてしまったと考えればよい。
煙の作用の実例は、少し前にニュースで流れたが、伐採した猛毒の「キョウチクトウ」の木でバーベキューしたら煙を吸った全員が病院送りになった。
煙のエネルギー活用の代表例は線香やお香や煙草であり、元は煙の効果を求めて薬用に使われたもの。
歴史を遡ればわかるが、煙草は「けむり草」と書くように、嗜好品ではなく「薬用」として誕生したものであり、お茶や漢方薬と大差ない。
煙も香りも同じエネルギーであり、作用は植物と同じ。
終日草や木を刈り続けると疲れない。
終日素手で収穫、果実などに触れ続けると疲れない。
これらもエネルギーの作用であり、刈れば草木の香りが充満して体内に吸い込み、触れれば直接手から伝わる。
香りや煙を吸えば直接体内に入り間違いなく作用する。
煙草はさほど良い香りではないが、ほぼ世界中の男達が愛飲したのは頭が冴えわたり気分が落ち着くからだ。
猫にマタタビ・・神経過敏で常にストレスを持つネコ科の動物の雄達はマタタビやマタタビの煙に陶酔、だらしないほどリラックスする。
お香、煙草、マタタビ、毒草、これらは煙もまた元の植物同様のエネルギーを持つという実例。
植物活用においては食用、飲用、漢方薬、お茶もお香も煙草も同じもので大差ない。
成分が毒性を持ち、臭いも悪く気に入らなければ別の植物に変えればよい。
スモーク製品、お香で始まった植物の煙の活用実験は煙草に移行した。
市販されている比較的香りのよい手巻き煙草に野草をブレンド、体調復元実験をしている。
野人、スタッフはもとより煙草嫌いな原人、吸わない多くの読者も実験を始めたが今のところ結果は好調だな。
７８歳の梅母もこの年から始めたが、煙草嫌いの梅娘の喘息はこの煙草で飛躍的に改善。
二人とも絶好調だが、悪い遊びを教えたお野人はやや責任を感じている。
ビレッジを訪れた多くの読者に、野人原人が吸う野草ブレンド煙草の香りを確認していただいたが、一般煙草の評価とは正反対で、良い香りと判断した人が大半。
携帯式お香のようなものだからそうなるだろうな。
国内の香木の代表クロモジ、ヤブニッケイ、マタタビの煙だし・・ 嫌いと言う人はいなかった。
アフリカでお茶が飲めない地域では原人の必需品となっているから必ず持たせる。
野人は野菜だけでなく、煙草の常識も変え、正常に戻すつもりだ。 同じ植物に変わりないのだから。
常識の間違いを理解した上で使うか使わないかをあらためて判断すればよい。
物理学者の原人は道理を理解、エネルギーを体感したから必要としている
植物活用とは言っても、野菜同様に化学・有機肥料を使った植物は効果なし。
漢方薬もお香も煙草も、商品にするなら畑での肥料栽培は不可欠。 細胞は不完全になり、食べても飲んでも、煙も望む結果は見込めない。
伊勢に講習にやって来る人の目的の大半は健康に関すること。
実践は簡単でも、野人理論、体調復元法を理解し、使いこなすのは難しい。
最も役に立つのは「植物活用講習会」なのだが、大半はその重要性がわかっていないように思える。
地球の復元、表土の復元、海川の復元、農業の復興、体調復元の重要なカギを握るのは植物であり、植物の仕組みの理解なくして、活用なくして、波及なくして、これらの目的は果たせない。
野人理論は植物の仕組みが基盤であることは間違いないのだから。
フゴ～～～ 
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