あ~~ん してごらん
・・・
夜光貝磨き・・
指導員 まむし頭
う~~ん・・
第一段階 クリアー
3月17日の血圧測定イベントの翌日、原人と太田博士は土壌調査。
その翌々日に四国九州に向けて出発したが、翌日の原人はヒマで貝磨きに専念した。
昨年夏に沖縄からトカラ列島をヨットで航海した時に潜って獲って来た夜光貝。
貝は食べたが殻はビレッジに置いたままだった。
トカラにいた頃、野人もまむし頭もこの夜光貝を磨いた。
まむし頭指導員の元、原人はひたすら貝を磨いていた。
原人は歯科医が使う器具で根気よく貝の汚れを落とした。
以前は、小型ハンマーで細かい貝などを割って落とし、次にワイヤーブラシ、最後に濃塩酸を使って汚れを落としていた。
劇薬に指定される濃塩酸を薬局で買うには印鑑が必要だったが、今は売っていない。
お野人・・この濃塩酸を素手で触っていた。
塩酸が空気に触れるとシュワ~っと煙が出るが、これを吸い込むとむせて肺が焼ける。
夜光貝に塩酸を垂らすとシュワーっと音を立てて貝の表面の汚れが溶け始める。
それを素手で撫でながら延ばすのだ。
当然、すぐに指が熱くなり我慢出来なくなる。
「あっちちち あっちい~~」
そう言いながら手を洗面器の水に突っ込んで冷やす。
指が冷えると再び濃塩酸を素手でシャカシャカ貝磨き。
そしてまた・・
「あっちちちち~~」と手を水に入れる。
それを見ていた周囲の者の顔は引きつり
目はシマラッキョ
「なんでえ~~」の質問に野人は応えた。
「指と爪が焼けて溶ける前に冷やせば大丈夫」
「でも 少しは焼けて溶けるかも・・
指から煙 出ていたし」
「武術と同じで皮一枚の見切りが勝敗を分ける」
「見切りを誤ったら・・」
「指が・・見切り品 だな」
「・・・ ・・溶けて なくなっちゃうの?」
「少し溶けたことあるが 問題ない 指ぶっといし」
「なんで・・ 指減って 痛くない」
「指など すぐに復元するわい
んなこと気にして貝が磨けるか」
バカタレ・・ 手羽元が狂うから少し黙っとれ
「そんなに気になるなら手・・出せ 一滴垂らしてやる
自分で体感したほうが早い」
原人 トカラ列島航海記
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のどかな台風対策
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東シナ海流34 珊瑚礁と夜光貝
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