落ちるまで待つ果樹園・・
肥料も農薬も剪定も摘果も袋掛けもいらず放任。
何とも楽そうで素晴らしい響き
これなら大した苦労もなく農業がやれる。
ただし、それで農業が成り立つかが重要な問題。
常識では成り立たないが、成り立たせれば問題ない。
協生農法はそれが当たり前で、協生理論で波及出来る。
その必要性を説き、需要を増やせばよいのだ。
既に必要性を理解し、待っている人は大勢いる。
果樹の種類によっては困難だが、やれる種類は多い。
やれるものでやって、やれないものは通常通り収穫すればよい。
通常の手間も経費も掛からず、かかるのは収穫の手間だけなのだから。
落ちるまで待つ果樹は亜熱帯系のものが多い。
グアバの甘味はマンゴーに遠く及ばないが、素朴な美味しさがあり野人の好物。
グアバは、シマサルナシ、パッションフルーツと並ぶトカラ列島協生果樹園の主要産物になる。
奄美、沖縄の主要産物は協生マンゴーで、グアバとマンゴーのブレンドペーストを安価で市場に提供するつもりだ。
環境を整え、どちらも手間をかけず放任、落ちるまで待って完熟果肉を使う。
見かけが悪かろうが傷んでいようがカットすれば問題ない。
経費も手間もかけないのだから安価でも農業は成り立つ。
パッションフルーツも樹上収穫はせず、シワシワになって完熟、落ちるまで待つが、マンゴー・グアバ同様にこれが最も美味しい。
管理も収穫も手間を省く究極の果樹園だが、見かけよりも味と果糖エネルギーを重視すればこうなる。
落ちるまで待つのは他にフェイジョアやパパイヤがあるが、樹上で発酵するイチジクやスモモや柿などは落下収穫が難しい。
マンゴー、グアバは5年以上かかりそうだが、パッションやパパイヤは早くなるだろう。
命を繋ぐ完全なエネルギーと美味しさがあればそれで十分だが、余計なことが多過ぎる現農業での生産は不可能に近い。
就農は、肥料堆肥などにこだわり・関心のない人のほうが向いている。
農業として成り立たせるには果樹の生産量では不十分。
カギを握るのは表土であり、野菜や有用植物などの周年間引き生産で収益性を上げることになる。
収益から見れば果樹はオマケのようなものだが、果樹なくして表土の生産量が増すことはない。
それが協生農法だ。
南西諸島における事業の概要
https://ameblo.jp/muu8/entry-12145238054.html
無肥料無農薬の ピンクグアバ 皮ごと種ごとガブリエル
フェイジョア
トカラ列島中之島に協生農園を
https://ameblo.jp/muu8/entry-12387833917.html
野人と・・ 同僚たち