放棄された柿園とみかん園
最後の笹竹の壁 突破
もう ちょい・・
市販の幼木果樹苗は収穫まで時間がかかり、中木は実成りが早く高木は実成りは良いが運搬と植え替えが大変。
最も効率が良いこの中木を大量に育てればよいのだ。
育てると言うより、植えておけば勝手に育つ。
植木苗がビッシリ並んでいるように、果樹苗もそうすればよい。
同種だけでなく多種混成させれば生態系は損なわない。
野菜、果物ではなく、協生農法で中木苗木を育てる。
3年から5年苗を大量に安価で提供する、
これが・・野人が出した答えだ。
果樹だけでなく、生長に時間がかかるヤマウド、ニラ、アスパラ、などの多年草苗もそうすればよい。
食用農産物と言うより間引き果樹苗、多年草苗が産物であり周年出荷が可能になる。
協生農法波及と就業者の為に中型果樹苗・多年草苗の育成場のモデルをこの実験農園に設ける。
そして引き受けたこの地域の広大な他の荒廃農地に補充植栽し、完成農園、あるいは半完成農園として就業希望者や元の地主に引き渡す。
こうすれば就業者の負担が軽くなるはずだ。
幼児預かり所、保育園ではなく、2~3年幼木預かり所と考えればよい。
野人が保育所を永久に続けられるはずもなく、最初の「道」を作れば良いのであり、それに続く農業従事者が、後続者達の為に遊休地を活用してそれを生業にすれば立派な産物となり、全国に広がるはずだ。
生長・収穫までの年数を考えればはるかに安く上がる。
協生農法では果実のサイズは問わず、市販の品質を維持する必要もない。
木の実は種や挿し木で、市販果樹も種から出来るものは種から始める。
この地に苗木の他、種から、挿し木からのモデルゾーンも設け、さらに付近の荒廃地にも広げる。
木の実を中心に果樹の半数は種から育てるが、雌雄がある木の実は挿し木。
一般的な果樹の半数は購入することになるが、大量一括購入を考えている。
出来れば五百本、千本単位で毎年購入、出来るだけ早く植え付けて育成したい。
その為の資材や資金が必要になるが、野人の零細会社では未来を見据えた経費は出せる状況にない。
どうやって成し遂げるか思案中だが、野人が年収2百億になるまで待つわけにも、役員報酬が値上がりするまで待つわけにもいかない。
ポケットマネーでちょいちょいホイと出来れば簡単なのだが・・
・・程度だな。
まあ必ずやることに変わりなく、成り立つ方程式を考える。
全国の放置された農地や荒れ地には相当する果樹苗などが溢れている。
種の収集や挿し木や苗作りが趣味の人も多い。
む~茶飲み友達の会作って、お友達になるかな・・
11月 ポカポカ陽気
1月 粉雪・・
全面荒廃農地の谷へ進入
https://ameblo.jp/muu8/entry-12270125205.html
むー農園の行方 4 終章
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