海の施設マリンビレッジのブイヤベースはサフランではなくクチナシの実を使っている。
野人料理に細かいルールはなく、魚介類と香味野菜の煮込みスープなのだから、手に入る食材でかまわない。
通常はサフランを使うのだが、花にとって大切なめしべを千切るより、植物が動物の為に提供してくれたクチナシの実を頂戴するほうが野人の性に合っている。
薬膳ブイヤベースと言うからには、薬草類も重要だが、人体の制御においてもっと重要なのが「木の実」であり、スズキ、牡蠣に次ぐベースの薬膳スープには猪鹿骨髄の他に野生の果肉が入っている。
今回のブイヤベースにはさらに、マタタビ酒、柿酒も入れた。
前日の講習会も木の実のエネルギー論を語ったばかり。
お味も生臭くなくフルーティになって最高ではないか。
こま切れ骨なしの具たくさんで25リットル作ったが、海水3リットル、山の湧水5リットル使い、他は、濃厚なスズキ、牡蠣、薬膳スープの原液、水道水は使っていない。
味はスッキリさわやか、エネルギーは濃厚だな。
元は体が弱った人の為に作ったブイヤベースだ。
刺身と並べて賄いランチにしたが、ゲストは2日間の講習が終わった後も居残り、11月の開墾作業も2日間手伝ってくれた読者と、新潟からやって来たカールベンクスさんの秘書。
十日町農園の方向性、1月の新潟講演の打ち合わせも兼ねているが、むー印製品の販売代理店もお願いした。
1月は雪深く、おまけのスタッフ達は商品を車に積んで付いて来れない。
炒めない薬膳ブイヤベース
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風と共にさふらん・・
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スズキの活用 スープの殿堂
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古民家再生カールベンクスさん
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長谷川会長と大出さんと 遅くまで宿舎の古民家で酒盛り