動物の耐用年数と耐用時間数 1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

耐用年数とは・・

機械設備や建物・船舶などの固定資産が使用出来る期間として法的に定められた年数で、減価償却の期間を定めるもの。

 

会社は費用全額を経費として自由に一括処理することが出来ず、耐用年数で分割計上、土地は30年、建物20年、自家用車4年・・など、すべて事細かく定められている。

 機械や船が実際に動くかどうかなどは問題にしていない。

 

車体は新品同様でも日々走り続ければエンジンの寿命が早まり2年でも廃車、営業車などがこれに当たり、船のエンジンは運転時間、車は走行距離で程度を査定、売買されている。

 

この耐用年数を動物に当てはめてみると・・

 

物は無機、生き物は有機、動力機能を持つかどうかに分かれる。 生き物でも構造が複雑なほど消耗は早く、単純なほど消耗は遅い。

樹木のように構造が単純だが、丈夫なほど消耗は遅く寿命も長く、草のように丈夫でないほど消耗は早く短命だ。

 

動物の中でも人間の構造は最も複雑だが、機能の進化と共に消耗を遅らせる機能と知恵も同時に進化させ、寿命を延ばし続けている。

 

この人間を含む動物の寿命、つまり耐用年数は船や車のエンジンと同じと考えればよい。

使えば使うほど消耗、劣化、耐用年数は短くなり、寿命も縮まる。

 

激しい運動を長期間続けるほどさらに縮まる。

筋肉体力の衰えを補おうと体を鍛え続ければ消耗が早まる。

つまり動物の運動能力には限りがあり、どのように使い、長持ちさせるかは個々の判断次第だ。

 

野人理論では、最も消耗するのが消化活動であり、運動と違って全体力を使う。 体に入れたものを速やかに分解吸収して出す為に、臓器はじめ全機能がフル稼働する。

 

食べて眠くなる食事は非常事態脳機能まで動力を割かれ、手薄になるからであり、食性が合わなければそうなる。

 

筋肉と心臓を中心とする運動は眠くならず、体力の消耗は消化の比ではない。

眠くなる食事を長期間続けるほど、次に、大量に汗を流す運動を長期間続けるほど、体機能は消耗、老化が進む

脳の急速冷却が目的の汗もまた体の非常事態なのだ。

 

人体機能の耐用年数は寿命として平均が出ているが、消耗度の個人差は大きい。

子供の頃や青年期は似たようなものでも、年を重ねるほど差が出て来る。

同じ構造、機能を持っているにもかかわらず差が出るのは使い方の違いであり、残りの耐用時間の差だ。

 

人間の消耗度は一般的には年齢という「耐用年数」で判断されているが、物や機械装置ではなく動き続けるエンジンと同じなのだから、運転時間、走行距離でその性能程度は異なる。

 

体機能が衰える後年になるほど若さを好み、肉、染み、のシワを嫌い、アンチエイジングに励むようになる。

体に悪いと言われるものを避け、良いと言われるものを取り入れる。

 

しかし、老化は誰にでも訪れ、避けることは出来ず、若返ることはないのは周知の事実。

若く見せることは出来ても、時間を戻すことは出来ない。

 

それらの活動は自由なのだが、思考の起点を常識ではなくもっと足元に向けたほうがはるかに結果は出る。

 

その方法とは・・

 

続く・・

 

 

老後がない野人 その理由1

https://ameblo.jp/muu8/entry-12268946690.html

老後がない野人 その理由2

https://ameblo.jp/muu8/entry-12269240044.html

 

お特訓中・・・   原人 穴の奥へ早よ行かんか・・

 

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