出版と言っても・・野人の本ではない。
生物・植物学を教えてくれた野人の先生の本だ。
野人の視点で捉えた役に立つ有用植物図鑑・・樹木、木の実、山菜など、作ろうと思えば何冊でも作れるが、面倒くさい。
先生は72歳でブログ開始以来時々登場している。
ヤマハ時代、高校生物の教師で、伊勢神宮や県の依頼で様々な植物調査活動をしていた。
当時お野人は図鑑見ながら自力で探求していたのだが、類似植物、特に毒草の判別が難しい。
それで1年間毎月ヤマハリゾート施設へ来てもらい、100万坪の自然林を共に歩き回り、溜め込んでいた植物の判別をお願いした。
キノコもまた県の植菌センターへ出向き、教えていただいた。
所有する植物関連、キノコ図鑑は百冊を超えていたが、最終判別にはさほど役には立たず、実践で学び取るしかない。
有用植物だけでなく、漢方生薬も自家採取のサンプルがマリーナの会議室にずらりと並んでいた。
お野人流、絶倫強精ブレンドも、スケベで腰の弱そうな男子社員で実験、絶大な効果があったらしいが、お野人にはまったく効かなかった。
野人に内緒でこっそり茶にして飲んでみたスタッフは、オシッコが止まらず焦った・・・ ラベルは「シッコ~余裕よ
」
10年前、貧しかったお野人に資金提供、むー農園誕生の生みの親とも言えるのが、株主だったこの先生であり、協生農法理論に間違いがないかチェックもしてくれた。
引退して自費出版したこの本は書店には置いていない。
伊勢志摩の関係施設のみの細々直販で、ビレッジにも置いてあるから希望すれば野人エッセイす同様に同封出来る。
読んでみたが、非常にわかりやすくて扱いやすい。
伊勢志摩に限らず各地の海岸に共通分布する身近な植物ばかりで、持ち歩くのには便利。
植物図鑑の膨大な数の中から探し出すより、ここから探すほうがはるかに早い。
お野人の植物・樹木講習会にも使えそうだな。
ただ・・数か所・・という箇所があり、先生に指摘。
「先生・・このカラスザンショウ、食用でなく毒草だぞ」
「え~~ 大塚さんが食べて美味しいと言うから・・」
「いや 食べた報告したら 先生が・・え~~あれ食べたの? あれ毒草よ・・と言ったから」
犯人の譲り合いで結局 真相はわからなかった。
30年ほど前、天ぷらで旨かったことは間違いない。
野人もどっさり食ったし、いくはじめマリーナスタッフも絶賛しながらどっさり食った。
それを聞いたマリーナ会員さんが、裏山でどっさりとって食って旨かったが、翌日顔がお岩さんのように腫れあがった。
どうも樹液にかぶれたらしい。
そのことを先生に報告、確認した時の話だ。
毒印の付いた図鑑もあったが、ウキペディアには・・
普通食用にはしないが、若芽、若葉は天ぷらにすることがある・・
あの会員・・間違えてハゼかヤマウルシの芽を摘んだのかもな、よく似ているし
来春は、まむし頭と絵本男と翼に新芽を摘ませて食べさせて実験してみるか・・ かぶれなければ間違いない。
旨いことには違いないしな・・
茶人達の野望
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庭のブロッコリー 植物の本質
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風邪をひく理由 学問の盲点
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茶飲み友達 ・・