フィッシャーマン・ムーと原人 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

出航 原人が船長・・

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ファイティングポーズ・・ 爆弾
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早よ ・・ 飛び込め ダウン
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ためらうな さっさと行かんか むかっ
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濁っとる こりゃ 駄目だな 汗
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海に潜って魚を突きたくて我慢出来ない原人の為に野人はボートを出した。

数日前の雨で海は濁って魚突きは難しいが、やる気満々だからまあ仕方ない。

頼んでいたタコが市場に揚がったので海から運ぶついでだ。

海上で待つのも退屈だから野人は釣り具とおにぎり持参だ。

案の定どのポイントも濁って透明度は1m以内、これでは何ともならんが原人はあきらめない。


ウェットスーツとモリは持って来ていたが、水中マスクと足ヒレは野人のものを持ち出し、欲張って野人愛用のタコモリ「む~の爪メラメラ」も袖の下に入れようとしていた。


「まず魚突いて タコ穴を見つけてからにせんかバカタレ」

どん臭い原人は落とすに決まっているのだ。


1時間後・・まだ元気 パンチ!

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原人は1時間以上・・トドのように海中をさ迷っていたが

結局・・ボ~~ズ叫び・だった。


船上で旨そうにおにぎりを食う野人を横目に原人は食わなかった。

波もないのに波酔いして・・気持ち悪いらしい。

1時間もエレベーターのように海面と海底を上がったり下がったりしていたらそうなることもある。


原人を待つ間、水深5mでルアーフィッシング。

釣果はタケノコメバルと小型のマゴチ。

これらは原人の胃袋に収まる運命、帰港してから丁寧にさばいていた。

内臓・・トラのように生で食ってみたいらしい。


夕食はいつものように情熱ホルモン食べ放題しながら、原人の情熱の協生農法物理談は続いた。

食う時は難しい話せんと黙って食いなさい・・・


たいしたことはない・・

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25年以上使った水中マスク

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隠し剣 む~ドキドキ の爪メラメラ 

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美味 タケノコメバル

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根魚各種 医者殺し 鍛冶屋殺し 猫殺しの由来

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原人の情熱ホルモン方程式

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