デカくて皮もはち切れた栗 剥いて生食
シバグリではないが谷のブッシュにあった
シバグリよりやや味は薄いがみずみずしい甘さがある
市販の栗とは異なり力強い
この日の木の実がりで皆が絶賛した美味な木の実とはムクの実だ。
ムクはエノキと同じニレ科の木で、葉の形もよく似ているがエノキに比べると大きい。
エノキはほぼ全土に分布しているが、ムクは関東以西だ。
エノキの切り株にはエノキタケやキクラゲがよく自生、黄色く小さな実は甘く食べられる。
黒熟するムクの実はエノキの実より大きく柔らかい。
皮にシワが寄った実は甘くて干し柿のような風味だ。
県内の山々を調査したがムクの木はこの地域には少ない。
記憶を頼りに行ったのだが、その場所にあったのはエノキだった。
あきらめかけてすぐ近くを探すと、目の前に・・・あった。
比べて見ると確かに良く似ているが、葉の大きさと実の色と形で見分けが付く。
今年は「成らない年」で実はまばらだったが、食べて絶賛、この日のチャンピオンに決定した。
生のムカゴもシバグリも、アケビもムベも美味しかったようだが、ムクの味は格別だったようだ。
海岸線を中心に回ったので、比較的山奥に自生する木の実の王者「サルナシ」には出会えなかったが、アケビ30、ムベ10、山柿、シバグリ、ムカゴなど、不作の年にしてはまあまあの収穫だった。
10月初旬であればアケビもシバグリもこの数倍は採れただろうが、ムベやムクの実には早すぎる。
同時にがっぽりとれるよりも四季を通して色んな木の実が楽しめればそのほうが楽しい。
これからはムベ、シャシャンボ、シイの実、オニグルミなどがあり、ムカゴも場所によっては12月初旬までとれる。
フユイチゴも場所によって11月から1月まで楽しめる。
生命エネルギー溢れる前菜の数々で胃が活性、夕食は・・・回転寿司だ。
原人と風人は・・寿司の他、茶碗蒸しを2杯も食った。
海に潜りたがる原人 好きにしなさい~
背景次第で・・誰もが美しく見える
マ ・ タ ・ ね
ミルタスの実を食べてみたが・・
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冬の木の実を食いまくる
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ムベの化石
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芳醇な古酒 サルナシ酒
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ムクの木と ムクロジの木は異なる
山で作る簡単なムクロジ石鹸
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黒い種は羽根つきの玉に使用 割って生で食べられる
数珠やアクセサリーにも加工出来る