見える世界も見えない世界も同じ世界にあり、別に異次元にあるわけではない。
見えないからと言って特別な世界でもなく、単に人の目、科学の目で見ることが出来ないだけのこと。
見えようが見えまいがすべてが同居する世界、それが森羅万象で「不思議」と言う言葉は人間だけのもの。
人の目で見えなければ存在しないのなら、歴史を遡るごとに見えないものだらけのスーパーマーケットが出来る。
見え始めたのは科学技術の進歩のおかげ横丁で、顕微鏡や望遠鏡でウイルスや銀河の彼方の様子がわかってきただけのこと。
年々見えるものは増えて来たが、見えないものはまだまだたくさん存在する。
見えるか見えないか、人知で証明出来るかどうかと、存在するかしないかは何ら関係がない。
あると言うなら最高の科学技術でもって心や生命の仕組みを解き明かせば良い。
病める人類にとって機械文明よりも大切なことではなかろうか。
協生農法で、有機も無機も元は同じものと言う言葉をよく使うが、現実に見える物のすべては元は見えないものなのだ。
水素と酸素は肉眼では見えないが、水という形になれば見える、それと同じと考えれば良い。
宇宙の万物は超微粒子から成り、呼び名など何でも良いのだが、今もさらにミクロの世界の研究が続いている。
物質の元は原子で中心は原子核、原子核は陽子と中性子から成り、その周りを電子が飛び交っていると習ったはずだが、陽子は、中性子は?といくら突き詰めても見えない世界は続く。
人は電子粒子さえいまだ顕微鏡で見ることが出来ない。
別の方法で存在を証明出来たとしても見えない世界には違いない。
陽子中性子もまた見えない超微粒子から出来ているのだから、原子は見えないもので構成されていることになり、石や鉄のような無機物質も有機と呼ばれる生物もすべて見えないものから出来ていることになる。
色即是空・・物質は元の見えないエネルギーへ戻り、見えないエネルギーから物質は生まれる。
その見えない電子は今や文明の中心であり、不可欠のものだ。
磁石は子供の頃から使っているが誰も磁力の正体を見届けた人はいない。
お化けも・・・似たようなものだな。
あの世この世と人は呼ぶが、説明がつかないから便宜上言葉で仕分けしているだけで、あの世もこの世もその世も昔から変わらず同じ世界にデンと座り続けている。
語れば野人エッセイすよりも長くなるから多くは語らないが、次回は野人物理の範囲で生命の仕組みについて必要なだけお話しする。
物質と肉体と心の構造
http://ameblo.jp/muu8/entry-10107467544.html
宇宙の気 地球の気 人気・・
http://ameblo.jp/muu8/entry-10112362016.html
人間の「気」の補給元は三つ
http://ameblo.jp/muu8/entry-10114066744.html
異次元とは何か
http://ameblo.jp/muu8/entry-10115613639.html
お は よ タマ・・
お手