9月20頃に書いたままアップするのを忘れていた記事がある。
18日の記事「シロナガスクジラのお食事法」から閃いたやり方をさっそく実践した。
タケル一家を磯に案内した日で、オコゼに刺される数分前のことだ。
いつもは見逃す海底のサザエさんには申し訳ないが、一個だけ実験台となって命を捧げていただいた。
水深3mまで行くのに2秒、石で割って身を外すのに5秒、破片と内臓をとって綺麗にするのに5秒、口に入れて海水を吐き出すのに3秒、噛んで飲み込むのに5秒、浮上に2秒。
しめて22秒、30秒もかからなかった電光石火の早業だったな。ラッコにだって出来ない。
やってみれば案外簡単、探す時間は入れていないが、見つけてからあらためて開始すれば良い。
中学高校の頃、モリとネットを持って海に入ったら2時間は陸に上がらなかった。
やろうと思えば背の届かない海の上でも底でも食事は出来ると言うことだ。
それに・・適度なむー塩味でなかなか旨い。
本来のタンパク質に本来の塩、これ以上の理に適った食事法はない。
海上で、リンゴの皮を剥くように魚の身を外せば塩味の刺身も食える。
陸での休憩なしで漁を続ける「省エネ食事法」とも言えるだろう。
無精な野人にはぴったりだが、時間があれば陸で景色を眺めながらゆっくり味わったほうが旨いに決まっている。
万が一遭難して身体一つで漂流した時は・・・漂流物と間違えて寄って来た魚を捕まえ食事も摂れるだろう。
なかなか寄り付かない場合、魚を寄せるのは簡単。
ウンチを・・・撒き餌に使えば良い・・・フン・・簡単だ。
どうやって捕るかって・・? パンツの中に誘い込めば良い。
チョウチンアンコウ・・のような真似は・・無理だな・・
アンコウは頭の上のミミズのようなチョウチンをぴくぴく動かしてエサに見せる。
ちょうちんの代用品はエサにしては大き過ぎるし、魚を誘うあの絶妙な動きも真似出来ない。
それに・・冷たさで縮んで、ひっこんで・・
集中してもぴくりとも動かん!
しかし、エサの「大きさ」の可能性は、「無理」なナマズから「もうちょい」のドジョウに高まっていた。
ドジョウのルアーだって売っている。
今・・笑った・・そこの人
むーさんはね、無~理だとは思ったが、一応真面目にやってみたんだよ。
見た目、常識で判断せず、バカバカしくてもやって見ることで活路は開ける。
笑った人は・・「反省!」・・と、一言コメントしなさいね。
さらに残した頭を保管、それを握り潰して次の撒き餌に使えば永久にエサが捕れる。
ムーの森羅万象の護身術は起こりうるあらゆることを想定して考案したものだ。
たとえその可能性が1%であっても知恵と体力と珍力を駆使して答えを出す。
まあ、遭難しないことが一番だな。
実際に使うことはなくとも、そうやって磨きをかけた思考回路はあらゆることに応用出来るものだから無駄にはならない。
シロナガスクジラのお食事法
http://ameblo.jp/muu8/entry-11021703492.html
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君は・・出て来んでいい・・