で、ぶつどうしゅぎょうというのはいつも申しますがぎょうがありますよ。
 ぎょうというのはごんぎょうを申しげることというのはしゃくぶくでありまするが、ごんぎょうもこれは讃嘆さんたんぎょうなんですね。
 まさにぶつどうしゅぎょうぎょう讃嘆さんたんぎょうである。
 そうでしょう、ごんぎょうでもって最初に方便品ほうべんぽんを読む、寿じゅりょうほんを読む。
 難しいきょうもんだから分かりませんけれども、あれは本尊ほんぞんさま讃嘆さんたんしたことが並べてあるんです。
 それから、かんねんもんにおいてしゅ三宝尊さんぼうそんへのかんねんもんがありまするが、あれも讃嘆さんたんのおことでしょう。
 まことにだいことは「本尊ほんぞんさま当体とうたい日蓮にちれんだいしょうにんであり、だいしょうにんさまのお徳を『おしたわしい』『有難ありがたい』とのこのおもいを持って、そしてそのみょうほうれんきょうとなたてまつるこの讃嘆さんたんぎょうこそごんぎょうの正行のかなめである」ということであります。
 しゃくぶくもまたそうでしょう。「だいしょうにんさまは偉大なお方ですよ」「本尊ほんぞんさましんじてみょうほうれんきょうとなえると本当にどくがあるんです」ということを真心込めてかたっていく。
 これは、本尊ほんぞんどく讃嘆さんたんだいしょうにんさまどく讃嘆さんたんであります。
 ここに「ぎょう讃嘆さんたんぎょうなのだ」ということ只今ただいまもんの中に説かれているわけなのであります。


平成25年 7月14日 浅井先生指導