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さて、去る3月6日(金)の「親の受診に付き添っていること・9(循環器内科医[女医])」のブログ
の冒頭に記させて頂きましたように、両親の受診に付き添っています。
そのうち、母親の受診に、少なくとも月(約4週間に)2回(普段は、2人の医師に月[約4週間に]1回ずつ受診しています。)付き添っています。
ときに、去る10月8日(水)の「親の受診に付き添っていること・1」のブログ
の中段やや上に、「(前略)昨年(一昨年のこと)の11月5日から14日迄、10日間、同・公立Hp.(hospital[ホスピタル]の略です。以下、Hp.と記させて頂きます。)の循環器内科で、心臓ペースメーカー埋め込み手術のため、入院致しました。(後略)」と記させて頂きました。
ペースメーカー埋め込み手術を致しますと、定期検査があります。1回目の定期検査は、昨年の3月11日で御座いました。昨日は、その1年後の、2回目の定期検査であり、上記の、母親の受診以外の受診として付き添いました。
受診は午後からであり、同・公立Hp.迄は、最寄りの駅から離れているので、自転車で駆(か)け付けました。途中、自転車の後輪がパンクしましたが、時間的なことを考慮致しますと歩いて自転車を押す訳にもいかず、後輪に負担が掛かると思い乍らも、そのまま ゆっくりのスピードで進みました。ギリギリ受診予約時間の35分前に到着しました。母親は自宅からタクシーで来ますので、前日に打ち合わせをしていて、誠に有り難いことに、同・公立Hp.の玄関で合流することが出来ました。
まず、レントゲンを撮影りました。誠に有り難いことに、同・公立Hp.の循環器内科の主治医(女医)によりますと、レントゲンに関しましては、1年前の、1回目の定期検査のときと変わりが無いとのことでした。
但し、atrial fibrillation(a.f.)(英語)(ネガティブ[negative]で御座いますし、お読み下さっている方々に影響を お与えすることの無いように、日本語で綴ることを控えさせて頂きましたが、以前、それではわからない、と指摘を頂きましたので、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。心房細動のことで御座います。以下、a.f.と示させて頂きます。)が認められるとのことでした。a.f.は、arrhythmia(上記の理由で、日本語で綴ることを控えさせて頂きましたが、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。不整脈のことで御座います。)の中でもcerebral infarction(英語)(上記の理由で、日本語で綴ることを控えさせて頂きましたが、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。脳梗塞のことで御座います。)を起こし易いとされています。すなわち、a.f.ですと、心房の中の血液がよどみ、血栓(血液の固まり)が出来易くなり、それがあるとき突然剥がれて脳動脈に流れ込み、cerebral infarctionが起こる危険性が高いとされているということで御座います。
この約1年間のペースメーカーによる、心房のペーシング(pacing)率は57.7%
心室のペーシング(pacing)率は0.1%以下とのことでした。
受診のための待ち時間に、母親からペースメーカーを装着しているにあたり、留意点を訊かれました。そこで、以下のことを答えました。丁寧語を割愛させて頂いて、箇条書きに記させて頂きます。但し、各々の箇条項目の最初の一文以下の、付随する文には、丁寧語を用いさせて頂きました。
1.強い電磁波が発生する場所に近づかない。例えば、母親は電車に乗ることがありますので、ペースメーカー・I.C.D.(植込み型除細動器のこと)の植え込み部から、携帯電話が22㎝以上離れるように、このためには隣人から距離を置くように満員電車には乗らないように伝えました。そのためには、少なくとも、平日でしたら、午後5時前には、必ず自宅に到着していることです。
2.I.H.調理器、そして、I.H.炊飯器等を使うときはペースメーカー・I.C.D.(植込み型除細動器のこと)に近づけない。
3.自動車に乗るときには、極力、後部座席にする。スマートキー・システム(キーを持っているだけでドア・ロックが解除できるシステム)のアンテナから、ペースメーカー・I.C.D.(植込み型除細動器のこと)の植え込み部を22cm以上離すためで御座います。
4.店の入り口に設置してある盗難防止装置(E.A.S.:電子商品監視機器)の付近では立ち止まらずに、中央を通り過ぎる。
他で御座います。
受診のときに、母親が同・公立Hp.の循環器内科の主治医(女医)に同じ質問をしていました。すると、同・主治医によりますと、
1.風邪をひかない。
2.(ペースメーカー・I.C.D.[植込み型除細動器のこと]の植え込み部が)赤くなったり、腫(は)れたりしないか見る。
とのことで御座いました。
ところで、前述の、去る10月8日(水)の「親の受診に付き添っていること・1」のブログ
に、
「(前略)母親は商売を辞めて、ストレスが減り、体重も減少(血圧と体重は相関します)致しましたので、以前より、血圧が下がり、当然のこと乍ら、降圧剤も減薬されるはずと思われました。(去る3月14日【土】の「食塩を控えて、尚且つ美味しく食べる工夫[食事療法]」のブログ
の冒頭に、「[前略]ストレッサー[英語:stressor][去る10月29日(水)の【身体の効率】のブログ
で、この意味を詳細に記させて頂きました。]も、血圧に影響してくるとされています。例えば、職業に就いていた方で、退職すると、血圧が変化します。これは、職業に付随するストレッサー[英語:stressor]も一因のようです。[後略]」と記させて頂きました。)
但し、この循環器内科医は、某・最高学府で研修したエリートで、母親によると、最高血圧(収縮期血圧)が120mmHg(水銀柱ミリメートル)代であると、機嫌がいいのが感じられるのだそうです。通常、目安として、最高血圧(収縮期血圧)の値は『90+年齢』で御座いますから、最高血圧(収縮期血圧)の値が120mmHg代ということは、30歳代の血圧値で御座います。
母親は83歳で御座います。
近くの薬局の管理者との話しで、普段、急ぐような、血圧の上がることをしなければ、薬剤による最高血圧(収縮期血圧)のコントロールは130mmHg代でも充分とのことで御座いました。
姉、そして、家政婦によりましても、この循環器内科医は沢山の薬を処方することで、近所で有名とのことで御座いました。
降圧薬は、発売されて10年未満のオルメテック錠40mg、そして、ノルバスク錠10mgで御座いました。
これらの服薬をしているうち、昨年の今頃から、心拍数が除脈(心拍数40代)になりました。
そこで、某・厚生年金Hp.(hospital[ホスピタル]の略です。以下、Hp.と記させて頂きます。当時の名称です。)の医薬品情報を見ましたら、オルメテック錠の重大な副作用として、房室ブロック、洞停止、そして、除脈と書かれてありました。
家族歴で、心臓を患った人はいません。
2年前(3年前のことです)の夏に、母親は、突然、頭が真っ白になって、立ちくらみがし、ひっくり返って、頭部を強打し、救急車で搬送されて、市内の某・公立Hp.の脳外科で、数針・縫合したのですが、この除脈になったとき、ひっくり返った原因はこれだったのか、と思われました。
当初は、一昨年(一昨々年のことです)の7月31日のことで御座いますので、脱水(dehydration)による身体内水分量減少、そして、血液濃縮、もしくは、起立性低血圧により、脳の酸欠による平衡感覚低下、ふらつきが原因か、とも思われたのですが、除脈(不整脈の範疇になります)による、脳の虚血状態が原因だったので御座いますね。
専門的には、Adams‐Stokes発作(アダムス・ストークス発作)と云います。
そして、そのことを、この循環器内科医に直面化(精神分析[心理学]の用語です。簡単に言えば、指摘することです。)致しましたら、黙っていまして、思い当たる様子で御座いました。
除脈(不整脈の範疇になります)ですので、ホルター心電図(24時間の血圧をモニターする心電図です)による検査を行うことになりました。
ホルター心電図予約から、判定迄 暫く掛かり、ある日、この循環器内科医から、電話があり、市内の某・公立Hp.の循環器内科に受診して、心臓ペースメーカー埋め込み手術をするように、とのことで御座いました。
そして、昨年(一昨年のことです)の11月5日から14日迄、10日間、同・公立Hp.の循環器内科で、心臓ペースメーカー埋め込み手術のため、入院致しました。
女人禁制である高野山で修行する弘法大師のもとに、母親が訪ねて来たとき、弘法大師は、高野山の麓の家に、母親を滞在させて、毎日会いに行ったとの旨のことが、NHKで放送されていました。
弘法大師は凄い方で御座いますが、これに習わせて頂いて、日々の面会は午後8時迄で御座いますので、10日間、毎日通いました。勿論、母親への思いの方が先で御座います。
去る10月8日(水)の『親の受診に付き添っていること・1』
また 去る11月9日(日)の『親の受診に付き添っていること ・2』のブログ
のそれぞれ共に中段やや上 そして 去る2月23日(月)の『天皇陛下行幸の君恩に浴して』のブログ
の中段やや下に記させて頂きました 某・ボランティアのサークルの年輩の御夫婦に、この話しを致しましたら、10日間、毎日通ったこと、誠に有り難いことに、無言の内に、目で納得してくれました。
診断は、洞不全症候群(英語:sick sinus syndrome, S.S.S.)で御座いました。簡単に言えば、自分の心臓のペースメーカーを司っている洞結節という箇所が不全を起こすことで御座います。前述のオルメテック錠の重大な副作用に含まれている症状で御座います。
同・公立Hp.の循環器内科の主治医は 大学を平成12年卒の女医であり、事前に 母親と 二人 が 居 る前で 手術の合併症につきまして 以下のことを 全 て指摘されました。すなわち、
1.リード線の移動や閾値上昇に伴う作動不全
2.ペースメーカー周辺の感染
3.ペースメーカー・ポケットへの出血・血腫
4.縫合不全
5.ペースメーカー や リード線などに対するアレルギー反応
6.鎖骨下静脈穿刺に伴う血胸 と 気胸
7.心嚢液貯留
8.心タンポナーデ
9.手術時の徐脈による失神
10.心房細動(前述のa.f.のことです)
以上のことなどです。しかも、この同・公立Hp.の循環器内科の主治医(女医)は、前年に 前述の気胸を合併させた とのことでありました。この主治医から渡された 手術の合併症につきましての用紙を 帰宅して 父親に見せましたら 父親が心配致しまして、手術前に 父親と共によく この主治医(女医)に お願い致しました。前述のように 近医の循環器内科医(女医)から紹介された訳であり、この場に至りましては 転院させる訳にもいかず、親と話し合った結果 これしか方法がありませんでした。
前述の近医の循環器内科医(女医)は、私なら、手術時間90分で終わるとのことで御座いましたが、この主治医(女医)は、心臓ペースメーカーのリードを入れるために、鎖骨下静脈を穿刺するのに、1時間も掛かり(この間、誠に有り難いことに、姉と共に、入院棟の部屋で祈っておりました。)、相当出血し、最後は、部長が行って、手術時間は2時間40分も掛かりました。近医の循環器内科医(女医)が話していた時間の1時間10分のオーバーでした。
しかも、最新の心臓ペースメーカー機器を入れて頂くことは適いませんでした。(電池の寿命が8年[あと7年]であり、心臓ペースメーカー機器を入れ替えることになるとのことで御座いましたので、定期検査の際に、7年後入れ替えるときに、最新の心臓ペースメーカーを入れて下さいと頼みましたが、それは、このケース[英語:case][症例のこと]の場合は叶わないとのことで御座いました。)
母親の入院中、同・公立Hp.の薬剤師に聞きました処、最後に一言、オルメテック錠の副作用の強さが、母親の年齢には耐えられなかったのでしょう、との旨のことで御座いました。
心臓ペースメーカー手術で、同時に、心臓カテーテル検査を致しましたが、Ⅱ度の房室ブロックが御座いました。
これも、前述致しましたオルメテック錠の重大な副作用とされています。(後略)」と記させて頂きました。
薬物療法が導入される前に、出来得るならば、前述の、去る3月14日(土)の「食塩を控えて、尚且つ美味しく食べる工夫(食事療法)」のブログ
に記させて頂きましたように、予防的に食事で対処して頂けましたら、ということは、このブログを御覧になられておられる方々であらせられましたら、御理解頂けることであると存じ上げます。
去る10月9日(木)の「笑いと菜食療法❤菜食に導かれた過程❤小乗から大乗へ」のブログ
の中段やや下に、「(前略)利点は、薬物療法のように一旦導入されると、減薬し、更に、止めることに根気が必要であるという心配がないということであります。(後略)」と記させて頂きました。多用な医師の方々に おとりになられまして、一旦導入された薬物療法が減薬されることは、なかなか・・・のことで御座います。
最後になりますが、受診の前と後に、一人で、同・公立Hp.の近くの、猿田毘古大神(「古事記」による表記)・猿田彦大神を祭祀している神社に参拝しました。因みに、猿田毘古大神・猿田彦大神は、「天孫降臨」の際に、天照大御神 に遣わされた邇邇芸命を道案内した国津神です。「古事記」と「日本書紀」の「天孫降臨」の語り出しは、去る11月4日(火)の「アレルギーの代替医療(食事療法)」のブログ
の後半に記させて頂きました。
受診後、母親に一緒に参拝しようかと話しましたら、疲れて眠いとのことでありましたので、母親は一人でタクシーで帰宅しました。タクシーを見送って、前述のように、その後神社に参拝致しました。
前述の、去る10月8日(水)の「親の受診に付き添っていること・1」のブログ
の最後に記させて頂きましたように、母親を守ることは自分の使命の一つであると思っております。
本日も、最後迄 お読み頂き、誠にありがとうございました。唯々感謝。(^-^)