天皇陛下行幸の君恩に浴して | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

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古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

 当日 会場で分かったことですが、医学雑誌(Nature Medicine)の購読者であり 購読者の集まりに参加していて 司会から 天皇陛下・皇后陛下・行幸啓との旨の知らせが来ました。平成10年(1998年)11月9日、東京・市ヶ谷の私学会館三階大ホール「富士」でのことでありました。因(ちな)みに、この医学雑誌はバック・ナンバーも含めまして、読んだ後、母校の図書館に寄贈しました。(^O^)

 今上天皇陛下も昭和天皇陛下と御同様、生物の御研究者であらせられるから行幸なされたのでは、と思われました。

 会場には、何台かテレビカメラが入っていました。

 会が進行し、司会から、天皇・皇后・両陛下にぉ話しする時間があると伝えられました。

 外国人参加者達が真っ先に列に並び、“Majesty・・・”と言い、フランク(英語:frank)に話していました。皇后陛下は通訳をぉ付けになっておられませんでした。

 日本人であるので、畏れ多いことであると、後ろから並び、順番を待っている間は、畏敬の念で、足が震えました。とても長く感じられました。

 自分のことをまず申し上げるべきであり、御質問を頂いたら、答えさせて頂くべきであろうと思われました。直前の人は自分の研究のことを長々と話していました。

 順番が来て、簡潔に自己紹介をさせて頂きました。生涯、心療内科(心身医学)で進むとの旨のことを申し上げましたら、皇后陛下から、英語で、“Psycho Somatic Medicine”(心身医学のこと)と好意的に仰(おっしゃ)って頂きました。驚きと共に、誠に有り難く感じられました。


 天皇陛下には、誠に僭越せんえつながら、「日本国民のために、毎朝、四方拝しほうはいをして下さって、誠に有り難う御座ございます。」と申し上げました。誠に有り難いことに、男性友人からは、天皇陛下に喜んで頂けただろうと言ってもらえました。昭和天皇の御製、「我が庭の宮居に祭る神々に世の平らぎを祈る朝々」が思い出されていました。

 簡潔にぉ伝え申し上げますと、宮中三殿(きゅうちゅうさんでん)の神嘉殿(しんかでん)で、四方拝(しほうはい)、そして、新嘗祭(にいなめさい)等が行われると伺っています。また、宮中三殿(きゅうちゅうさんでん)の賢所(かしこどころ/けんしょ)では、三種の神器のひとつであります八咫鏡(やたのかがみ)が天照大御神(あまてらすおおみかみ)の神魂として祀(まつ)られているとのことです。

 因(ちな)みに、日本の御皇室において宮中祭祀を担当される部門であり、宮中三殿においてその職務が行われる掌典職(しょうてんしょく)が御座ございます。


 皇后陛下には、この年の平成10年(1998年)に、印度(インド)で開催された「国際児童図書評議会 (IBBY)」に際して行われた、ビデオによる講演を伺わせて頂いて、日本に生まれて、本当に有り難く、良かったと思いました、との旨のことを申しましたら、「恥ずかしい。」と仰(おっしゃ)っておられました。誠に有り難いことであると思われました。因(ちな)みに、皇后陛下が上述の「国際児童図書評議会 (IBBY)」に際して、ビデオによる講演を行われたことは、去る2月14日(土)の「絵本の影響」のブログ にも記させて頂きました。


 以上は、10数年前に書かせて頂きました内容であり、去る10月18日(土)の「心身医学会」 、そして、去る12月1日(月)の「心療内科学会」のブログ で記させて頂きました心療内科(心身医学)の、平成12年度頃の、関東の集まり(関東大学病院心療内科連絡会[関心連])でも発表させて頂きました。知人から電話がありましたときに、この発表したことを伝えましたら、勿体(もったい)ないとのことでした。

 また、去る10月8日(水)の「親の受診に付き添っていること・1」 、そして、去る11月9日(日)の「親の受診に付き添っていること ・2」のブログ のそれぞれ共に中段やや上に記させて頂きました某・ボランティアのサークルの年輩の御夫婦に、この書かせて頂きました内容のコピーを渡しましたら、誠に有り難いことに、天皇・皇后・両陛下と話をした者は、この某・ボランティアのサークルにはいないと言われました。

 更に、誠に有り難いことに、姉からは「凄い」とのことでした。

 日々、心より祈らせて頂いているぉ蔭であるか、と思われ、誠に有り難く存じました。


 本日も、最後(まで)ぉ読み頂き、誠にありがとうございました。唯々感謝。(^-^)