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虫ガールと恐竜ボーイ

虫をこよなく愛する娘と恐竜を愛する息子の日常を綴った日記です。
だんだん虫に慣れてきた母の写真・絵付き。

多摩川で娘の友達が拾い、
その後ちょっとした紆余曲折があって我が家にやってきた
ミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)がいる。
来た時は甲羅が5cmぐらいの超ちっちゃいやつで、
今はいつのまにか7cmぐらいにはなっている。

 

コイツ↓


あと、我が家にはこれとは別に2年位前から友人にもらったよく分からないカメがいる。

(ブログでミナミイシガメでは?とのコメントをもらっているのでそれかもしれない)

↓これ。


この子たちは冬になると風邪を引いたのかクシャミをするので
12月ぐらいからヒーターを入れているんですが、

ミドリガメの方は
「ミドリガメなんてその辺の外でも暮らしてるんだから
 ヒーターなしでも大丈夫だろう」


という私の偏見でヒーターなしで放置していた。

我が家はマンションで温かく、冬でも最低気温17度ぐらいにしかならない。
0度以下になる外でも生きてるんだから余裕じゃね?


・・・が、コイツ、餌を食べなくなってきた。
動きも鈍くなり、目を閉じて隅っこにいることが増えるようになってきた。
でもちゃんと生きていて、突くと動く。


これはおかしいな・・・と調べると、
「ミドリガメは5度ぐらいで冬眠させるか20度ぐらいで飼うかの二択で、
10~15度では冬眠もできずに餌も食べないので一番危険」

とあった。

マジで!!

その辺で増えまくっている外来種ミドリガメ、
そんなにデリケートだったのか。

ということで、慌ててヒーターを入れました。

そのまましばらく餌は食べませんでしたが、
ヒーターをつけつつお湯に入れてみたりいろいろした結果、回復。
今までどおりパクパク食べるようになりました。
アブネ。

ちなみに冬眠中でも0度を下回ると凍って死ぬらしい。
冬0度どころじゃない長野や新潟でも見たことあるんだけどなあ。

どうやって生き延びてるんだろう。

 

冬はネタがないのでまた過去の話へ。
小ネタです。


我が家の恐竜ボーイが2歳になって、
やっとしゃべり始めたときのこと。(現在8歳)


息子が実家でスルメを食べていた。


ばーばがそれを見て、
「あらいいわねー、何食べてるの?」
と聞いた。

ムスコ答えて
「ダイオウイカ!」

ダイオウイカ!!!


ばーばもびっくり。



別の日にはザリガニを見て
「あ!イセエビ!」
とも言っていた。

幸せなヤツだ。

 

下は息子作成ラインスタンプ「水辺の生き物」より

「ダイオウホウズキイカ」

 

ダイオウイカを超えるかもしれない大きさの巨大イカで、

まだ謎の部分が多いとか。

男子はとにかくでかいもの・強いものが好きなのって何でですかね。

 

 

 

冬休み最終日の1月5日にジュニア生物隊の発表会がありました。
楽しみにしていたんですが、前日学校のお友達との新年会で若干遅くなりすぎ親達は飲みすぎ、
7:45に家を出ないと間に合わないところに布団から出たのが7:20。

しかもお弁当必要!!!

母はひとまず恒例のキャラ弁(虫弁?)作りを試みようとしましたが案の定断念、
娘はふりかけ、息子はのり弁で我慢してもらうことにしました。

弁当作りと並行して朝食の支度をして子供を呼ぶと、娘は起きるが息子は起きない。

こちらも忙しいのでしばらく放置していましたが、
7:35過ぎても頑なに布団から出てこないので
「ちょっと!!もう着替えて行かないと間に合わないよ!!」
と布団を引き剥がした。

すると彼は泣いていた。

なにがあった?!

理由を聞くと、
「今日のジュニア隊は発表があるでしょ!
 ぼく発表のやつ作り終わらなかったから持ち帰ってきたんだけど、
 それなくしちゃったからできない!!だからいかない!!」


何その初耳情報・・・!!

前のジュニア隊から1ヶ月ぐらいあったんだけど?!
その間そんなこと一言も言わなかったよね・・・??


しかし母には心当たりがあった。
前回息子がこんな紙↓を何枚か持ち帰って来ていて、

「これ何?」
「えージュニア隊のやつ」
「続き描かなくていいの?」
「うんいいの」


という会話をした覚えがあったからです。

絵は割といい感じですが、「ゆうび目」の下に描いてある謎のマークや

右上端の表のグダグダな感じがいかにも息子らしい。


オマエあのとき続き描かなくていいって言ってたじゃねーか!とか、

前回迎えに行ったとき、姉はギリギリまで加筆修正してたのにオマエ、
外で他の男子と木の枝拾って戦いごっこしてたよね?!
それなのに終わってなかったのかよ!!
とかもうそれはいろいろと疑問や文句も湧き上がってくるわけですが、
とりあえず該当のものをすぐに探し出し、続きは電車の中で書くことにして、
15分遅れで何とか家を出た。


活動後お迎えに行き、夕方の保護者説明会まで時間があったので
館内で展示しているジュニア隊成果報告を見ながら娘に聞いた。
「今日はどんな発表したの?」
「電車で書いてたやつなんて全然発表しなかったよ」
?!

聞くと、今日チーム分けしたメンバーで生き物を採集し、
それについての発表だったらしい。
よく思い出してみれば、案内メールにもそんなことが書いてあった。

さらに、ジュニア隊成果報告の展示でも

娘の展示はめっちゃいい場所に貼ってもらっていてすぐに発見しましたが、
息子のはいくら探しても見つからない。
小さすぎて見落としたのかと何度も見ましたが見つからない。


その辺で母にはうっすらと答えが見えてきた。

息子が持ち帰ってきた「発表」というのはこの展示のことだったんじゃ・・・?!
で、持ち帰ってしまって出してないので展示されてないと・・・。


と、いうことで、娘も含め素晴らしい成果報告が並ぶ中、
息子だけはスタッフさんに描かれた似顔絵(合宿時の寝顔)が
唯一の展示だったという残念な結果になった。

しかも目は半開きだったという。

 

 

この1年間何の活動をしてきたんだ・・・orz

 

関係ないけどスタッフさん、絵うまい。

 

 

前回の続きで我が家のインコについてです。

 

ダンナが母性本能に目覚めるほど可愛がっているインコですが、
飼い主は娘だとちゃあんと分かっているようで、
娘に一番よくなついている。

他の人が呼んでも無視なのに、
娘が「おいでー!」と呼ぶとちょこちょことやってくる。

とても可愛い。

そして家庭内ヒエラルキーを大変よく理解なさっていて、
1位 娘
2位 母
3位 息子
4位 自分
5位 父

と思っているふしがある。
手に乗せてからカゴに戻すとき、

上位3位まではフツウに戻せるのに
ダンナが戻そうとすると飛んで逃亡する。


そんなある時、娘が呼ぶと
頭と尻尾を上げて背中をそらす変なポーズを取るようになってきた。
これ↓



面白がってしばらくやってから、

「変だよね。何なんだろうね」
とネットで調べたら、なんと

求愛だった。

マジ!!!

そしてついでにメスだったことを知った。
(今まで勝手にオスだと思っていた。)


生き物に愛される娘、ついに鳥に求愛された。
しかもメスに。


彼女はその後お腹が大きくなったと思ったら卵を3つ産んだ。
娘を愛して生んだ卵だ。

聖母マリアの処女懐胎に近い。

「これうちがあっためる!」

とすっかり親になった気分でしたが、

いや、これ確実に無精卵だから。


あとでよく読むと、鳥が無駄に卵を産むのは体力やカルシウムも低下してしまいよくないらしい。
今度からは求愛ポーズを取ろうとした時点で即やめさせよう。

ちなみに卵は取り上げてニセモノにした方がよいと書いてあって、
ニセモノの卵を買いに行くのが面倒だったので
「丸けりゃいんじゃね?」

とその辺にあった緑色のスーパーボールを入れてみた。

見事にだまされて抱卵してくれた。
鳥、チョロい。
 

 

家で飼っているインコ。
羽毛がやっと生えたぐらいから引き取って、
毎日餌を食べさせて完全な手乗りにしたやつ。

その時の記事はコチラ


チョコチョコと歩いてついてくるし、
肩にとまって「ピヨ!」と鳴くし、
それはそれはかわいらしい。

 

トランプもババ抜きなら一緒に遊べる。



小学生のとき手乗りでない文鳥を飼ってたけど
手乗りの鳥の可愛さといったらハンパない。


少し前から外に出たいときは
ケージの扉の前でバタバタと動きまわるようになり、
出してやるとでかいフンをするようになった。

え、今までフン溜めてたの?

そんなことできんの?

よって外に出すタイミングでトイレの上に持っていくと
そこでうまくするようになった。

ティリリリ、ティッティッティー!(ドラクエ風)

インコは トイレを おぼえた!

鳥がトイレ覚えるとか聞いたことないんだけど、
そんなことできんの・・・?


そんなある日、さらにすごいことが起こった。

インコが扉の前でバタバタやっていて、
ああー出たがってるなぁーでも忙しいから相手できない!ゴメンネと放置していたら、

「おっ、外に出たがってるなー」

なんとダンナが気づいてケージを開けた。

マジか!!!

彼は子供が横で大声で話しかけてもほぼ耳に入っていず、
夜泣きにすら気付いたことがなかったという強者だ。

そんなヤツが
鳥に気付くだと!!


彼はそのままカゴから出して肩に乗せ、

「よーしよし。かわええなぁ・・・!」

と愛情のこもった眼差しをインコに向けている。

自分の服の上にインコにウンコされてもものともせず、
「うわーウンコしたわー」
と普通にティッシュで拭いている。

マジか!!

子供が3歳ぐらいのときでさえ、廊下にお漏らししただけで激怒していたんだぞ彼は!!

ダンナにすら母性本能を目覚めさせるインコ。
自分の遺伝子を持つリアル子供を超えた。