武蔵国車両基地

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本日は、ご来場頂きありがとうございます


武蔵野台地某所からBトレ・鉄道ネタを中心にお送りしています。







※現在、近況はTwitterに移行しています

 武蔵野国車両基地管理責任者: sigepe


























◆モ23500の錬成

くせ者その②

5号車(名古屋基準)の切り継ぎ位置は↓のようになりました。

・海側

・山側

こちらもパンタ車なので、モ23200と同様にパンタ屋根を処理しています。
 
ところで、この子は側面を盛大に切欠いています。
なぜか?
コイツもリニューアル前後で窓割が変わっておりまして
具体的には、一番名古屋方の窓が半分ほど詰まった関係で側面行先表示機が側灯を挟んで内側に移設されているのでした...
このため、側灯~方向幕部分を左右で入替えてやる必要があるんですね
 
と、いう訳で側面から方向幕を切り出したところで手が止まっています。
モ23400の事も考えなければならないので、やる気様が戻ってくるのを待ちたいと思います。
 
つづく

 

◆モ23400

くせ者その①。4号車です。
今回は伊勢志摩ライナーのリニューアル車を作りたいのですが、入手したマイクロエースの製品はリニューアルの仕様となっています。
で、この4号車はリニューアルの際に喫煙室が増設されておりまして...
 
ひとまずは↓のように斬ってみました
・海側
・山側
切継いで6cmに収まったのは良いのですが、実車写真と見比べるとなんだか扉や窓の位置関係について色々ツジツマが合わない....

なぜか?
リニューアル車は喫煙室の設置に合わせ、下図の赤線で示す通り行先表示機・車側灯がNスケール換算で約3mmほど扉側に移設されていたのでした。。

また、喫煙室の窓部分は高さを客窓より0.5mm程度上へ広げてやる必要があります。

ちょっと(だいぶ)面倒くさいのでコイツは一旦保留します。

 

つづく

◆モ23300

伊勢志摩ライナーの3号車にあたるこの車両は、

車販準備室用の扉とシーサイドカフェ部分の大窓が特徴的です。

なので、6cmの車体となってもその辺りは是非表現したいところ。

 

と、いう訳で切継ぎ位置は↓のようになりました。

・海側

・山側

シーサイドカフェの窓と業務用扉を入れることを優先したレイアウトで斬ったため、客窓の穴が小さくなってしまいました。

これについては、後ほど適宜、客窓穴を横方向に広げ、ガラスパーツが1スパン分嵌るようにしときます。。

 

つづく

◆モ23200

皆さんお待たせいたしました。

お待たせしすぎたかもしれません

 

Bトレな伊勢志摩ライナーを作ろう企画、ようやくの続編でございます。

 

 
前回の予告通り、中間車錬成編の初回は
大窓が特徴的な2号車をやっていきましょう。

まずは切り継ぎから。
2号車はパンタが付くのですが、
基となるマイクロエースのNゲージ製品は車体と屋根が一体成型となっているため単純に輪切りにして継ぎ直すだけではパンタの間隔が狭まり過ぎてBトレ車両として見た時のバランスが悪くなってしまいます。
また、編成中にもう一両含まれるパンタ車・モ23500と屋根の表現は揃えたいため、まずは↓のように屋根のパンタ部分だけ切り出し、自由に位置を動かせるようにしておきます。
そして、車体側を6cmに収まるよう切継いだら、機器配置バランスを見て屋根のレイアウトを決定。
一体成型で残された方の屋根部分をくりぬき、先に切り出しておいたパンタ部分を嵌め込んで接着固定します。
 
最終的な切り継ぎ位置はこんな感じになりました。
・海側
・山側

接合後、隙間や段差を瞬着やパテで埋めてから地獄の表面処理フェーズに入ります...
 
つづく。。

 

 

 

伊勢志摩ライナーはね、もう少し待っててね。
 
今年の頭にBトレでEF81-451を作ったのでそのお話でも。
昨年(2023年)の初めに小倉へ行った際、せっかくだから...と九州に残るEF81を見てきました。
一番の目当ては銀釜だったのですが、思わぬところでズキューンと来てしまったのがこの子。EF81 450番台の初期車です。
平成生まれ、角目のパーイチ。模型の題材としても面白そうです。
Bトレで作りたくなってしまい、帰京後さっそくヒサシ付きのEF81Bトレを確保したのでした・・・
・・・すみません。最初の方、全然製作過程の写真ありません。
↑の状態へ至るまでにやったこととしては
①パーツをIPAで塗装剥離。
②前面パーツのヘッドライトを削り落とす。
③前面縦手すりのモールドを残して削るのは大変なのでテールライトと一緒に削り落とす。
④削れた手すり部をエッチングパーツで復活させるためにφ0.3で開孔。
⑤前面パーツをコンパウンドで仕上げ
⑥角目ライトとガラス部分をマスキングして塗装
⑦インレタで車番を入れる
こんな感じ。
 
使った塗料↓
どこに何色使ったかは察してください。
あ、ガイアの西武レッドが赤13号近似色として有能というのはマジでした。(そう言う割にはブリリアントピンクを少し足してますが)
東雲ブルーは「小倉ブルー」としては少々濃すぎましたね。。
 
角目の表現はトレジャータウンのTTP235-05 を貼り付けて表現。
画像
実車のように角穴を掘り込まなくてもそれっぽく見えるのでは?(自画自賛)
 
スカートは暫定でKATOの旧EF81-300用を付けています。
今年に入ってから重連対応改造後のJR貨物仕様もパーツ化されたのでいずれ交換してやりたいところ。(さらに言えば1,2位側をニコイチしてやるとさらに実車と近づきます)
 
側面にはトレジャータウンのEF81用パーツ集(TTP251-57S)に収録されている点検蓋と乗務員室ルーバーを貼りました。

車体の各ルーバーにはスミ入れを実施。
「ディティールを際立たせる」という触れ込みで多用されがちなスミ入れですが、安易にやると却って「模型特有のヌルいモールド」が際立ってしまい逆効果に!なんてことに陥りがちなので気を付けたい技術です。この辺の話も機会があればどこかで。。
 
前面パーツには別途、車体色の白で塗装したエッチングの手すりパーツを植え込んでいます。

 
そんな感じで、角目がカッコかわいいEF81-451がBトレになりました~
めでたしめでたし。
 
次こそは伊勢志摩ライナーネタが出来るといいなぁ。。

突然ですが、皆さん黄色い電車はお好きですか?

私は大好きです。

 

では、黄色い電車といえば....?

....

画像

 

伊勢志摩ライナーですね????

 

赤いのも居はって、そっちはそっちでカッコよろしおすけど、

関東人おぢさんにとって伊勢志摩ライナーのイメージは「黄色くてシュッとしたかっこえぇ特急」な訳です。

 

当然乍らBトレでも欲しくなってしまうのですが、製品として発売されることは今後永劫叶わない事と思います。。

 

 

ならば作るしかないね。

画像

いや~~~

リニューアル前の仕様とはいえ、マイクロのほぼ手つかずな新古品が定価未満で手に入っちまいやした。

23000系は結構人気車種だと思ってたんですがリニューアル前仕様だからでしょうか?

 

Bトレサイズに切り刻む気満々で買った訳ですが、箱を開けてピカピカの黄色い車体を眺めてると縮めてしまうのが非常に勿体ない気持ちが湧いてしまいます

定価未満とはいえ諭吉と樋口が犠牲になってますし。

 

しかし、悪魔が囁いてくるのです


??? 「でも自分がホンマに欲しかったんはこっちやんな?」 

 

はい 「ぼく」

画像

即堕ちでしたね😊

 

次回、中間車錬成編

 



 

 

アテクシ、西武線で産湯を使ったのでとかく黄色い電車が大好物。
なので、昨年10月に登場したこれ

もちろん大好物です^^

 

じゃぁ....

 

作るしかないよね

画像

(息をするように生えてくる西武6000系のBトレ10両)

 

とはいえ

やることは色変えるだけなんで簡単も簡単、大楽勝です。

さっさとやっつけてしまいましょう。
 

■まずは側面パーツから

...というわけで、難しいことは何もないのですが

側面パーツを10両分、IPAで塗装を剥離します。

 

剥離出来たら下地としてガイアノーツのアルティメットホワイトを塗った後

帯の黄色シルバー(クレオス8番→クレオススーパーステンレス)の順に塗装。マスキングは普通に面倒でした。

画像

黄色は西武イエローより鮮やかに感じたのでクレオスの「キアライエロー」を使ってみました。が、今度はちょっと赤みが足りなかったかなぁ...

 

はい、以上で側面は一丁上がり。

 

■お次は前面パーツ

白い素肌にブラックアウト処理がキマっていて西武随一のイケメンである6000系くん。当然カッコよく作ってあげたいですよね?

 

今回はネタ的に黄色の塗装へ気を取られがちですがよく見ると...

前面の色だけでも

・ボディのホワイト

・表面のブラックフェイス(運転席窓周り)

・ガラス側のブラックアウト(行先・種別表示機周り)

・日よけ部のスモークグレー(貫通扉窓下部と運転席窓の上下端)

・ガラス部の青緑色

などいろんな色に分かれています。

 

せっかく好きな車両なので再現してみることに。

 

前面パーツの塗装は全剥離せず、車体表面のブラックフェイスは製品ママで活かすことにしました。

ライト部のみ色を落としてブラックフェイスをマスキング。

画像

初手は車体表面側を白→黄色の順に塗装。

 

車両は顔が命。

この車両は黄色が命。

ということで失敗は許されません。

前面手すりのモールドはマスキング浮きの原因になるため

敢えて覆わず最後に上からピンポイントマスキングで塗り直す事で対応。

つづいて、窓の裏側をマスキングし日よけ部の表現としてクレオスのスモークグレーを塗装。

 

さらに窓の裏にマスキングを追加して行先・種別表示機周りをクレオスの黒(ツヤは何でも良かったのでその辺に転がってるのを使いました。。)を塗装。

 

最後に、ガラス色の表現としてハセガワから出ている曲面追従透明シートシリーズの「クリアライトブルーフィニッシュ」を貼り付けました。

ただこのクリアライトブルーフィニッシュ、入手性が安定しないので今はIROMIZUとかを使うのが良いかもしれません。

 

そうして全てのマスキングを剥がすと...

今までの努力の方向が正しかったことが証明され思わずニッコリ。
 
ライト部はテールライトにクリアレッド、枠をグレーで色入れ。
ヘッドライトはLED化されているので
トレジャータウンのLEDヘッドライトステッカーを貼って表現。

車番をメタリックインレタで入れ、

スカートをGMのバルクパーツに交換すれば
前面も一丁上がり。
 
マスキングで地獄を見ましたが順調ですね。
 

■屋根

近頃は6000系にも延命のためか通風器撤去の波が押し寄せており、40周年記念ラッピング車こと6117Fも現在は通風器が撤去されています

 

えっ(小声)

 

なので、

通風器なしの屋根を用意しました。

※通風器の皆様は消しゴムマジック(物理)で消えて頂きました。
 
アンテナをKATOの西武アンテナAssy、両端の手すりをエッチングパーツに交換。
塗装はグレー部分をクレオスの305番
クーラーは同8番 銀
で塗り分けています。
 
また、実車の屋根を観察すると、有楽町・副都心線直通車両は茶色く汚れているのが目立ちます
ので、上から
クレオス リノリウム色をブワーッと吹いた後、
同じくクレオスの 赤褐色でパッチワークを表現してみました。

ちょっとやり過ぎですかね...
クーラーはタミヤ墨入れ塗料のダークブラウンでスミ入れ。
クハ6017のラジオ輻射アンテナを明灰白色で塗り分ましたがいいアクセントになったと思います。(自画自賛)

 

パンタはKATOのPS28から避雷器をカットして使用。パンタ枠を黄色で塗装して載せました。

元々実車もPT44という小柄なパンタを載せているのでBトレではこれぐらいで丁度良いと思います。
 
パンタ周りはカーボンで汚れているように見えるので
クレオスの テーアシュバルツで汚しておきました。

テーアシュバルツ、限りなく黒に近いグレーなんですが、そこはかとなくこげ茶も混じっておりとても良い色です。オヌヌメ!

 

仕上げに配管を黒とグレーで色差し。
...と、ここまで来て屋根の四隅に三角形の雨樋カバーが付いているのを忘れていたので、プラ版を大量に三角形に切り(↑画像のマスキングテープに並べられている奴)塗装後に後付けで貼ってみました。が、ポロポロ落ちるのでイマイチな結果となりました...
 
...
...次!
 
■窓
実車の画像をよく見ると、戸袋窓だけ青くUVカットガラスのようになっているように見えたので

戸袋だけ前面と同様にクリアライトブルーフィニッシュを貼りました。

超絶苦行でした...

 

ちなみに、後日実車の窓を観察してみると

戸袋窓だけUVカットという感じではなく

デフォルトのガラスが薄青色で、戸袋以外は黄色っぽいフィルムが貼られてるというオチだったようで。。

※↑ 画像は優先席ステッカーの部分だけ黄色いフィルムが切り取られており元のガラス色が出ているの圖。

 

最後に優先席表示やドアステッカーを入れて窓ガラスは完了。

行先はGMのステッカーを使用。

 

車番はインクジェットで印刷できる銀色のラベルシートを利用し自作ステッカーを作成。

車番プレートの表現としています。

 
 
あとは10両分組上げれば....
 
西武6000系 西武有楽町線40周年記念ラッピング車 完成!!

 

イマドキな西武線内のイメージで40000系のBトレを添えてみました。
画像
いやー作ってよかったですワホンマ♥

 

以上、塗り替えるだけで作れるはずだった改造Bトレの作り方でした。

 

 

 
 

 

 
 

 

 
 
 
 

ようやく681系Bトレの製作過程です。

 

取り敢えず基本編成6両を作っていくことにします。

 

◆Bトレを改造するとき何を考えているのか?

前回書いた通り

681系をBトレ化するにあたりキモとなるのは、何といっても流線形先頭車の再現でしょう!

あの難しい形状をイチから自作するのはまぁムリです(断言)

なのでそこはNゲージを切って作るのが手堅そうです。

では、ただNゲージを6㎝に縮めればそれでいいのでしょうか?

今私が欲しいのは「681系のBトレ」であり「短いNゲージの681系」が欲しい訳ではありません。

そしてこの681系はBトレと並べる、あるいは併結する遊び方がメインになる予定なので、あまりディティールがシャッキリしてると周りから浮きます

つまるところ、時と場合によって超絶ディティールも考え物なんですね。

そこで今回はBトレと共存させることを念頭にNゲージからのBトレ錬成にチャレンジしてみました。
 

◆車体の工作

681系と683系の車体について、両者は日常的に併結が行われておりデザインもよく似ています。

前知識なしで同色どうしの混結編成↑を見ると遠目には違いが分からないかもしれません。完成したBトレを一緒に並べた時にどっちが681系か分からん!というのも悲しいので、見た目に分かり易い差異はなるべく再現して681系を主張してあげましょう。

 

左:683系 右:681系
 
まずはバンダイ謹製・Bトレの683系をIPAに漬けて塗装を剥離。
側面パーツの車体裾にある出っ張りをニッパーやナイフで削り落として一直線にします。
併せて、681系特有の連続窓を表現するため窓の縦桟を切り落とし、上下の辺が一直線になるようヤスリで整えておきます。
↑4号車に入るサハ681-300の業務用扉は683系と違って窓ありなのですが窓開けに失敗したので、Nゲージのサハから扉を移植しました。
 
◆屋根の工作
681系は683系と違いビード屋根なので是非とも再現したいところ。
 
ビードを自作するのは大変なのでここはNゲージの屋根を切継ぐことにしました。
とはいえ、ただNゲージの屋根を縮めることはしません。
下画像の通り、クーラー周りはBトレのパーツを利用し、Nゲージ屋根の両端を車両の長さに合わせて接合します。
これによって切継痕を胡麻化しつつBトレとパーツのディティールを合わせることができます。
さらに副産物としてNゲージ由来の屋根四隅にある排水口表現を活かしたビード屋根を作ることができました。
↑683系製品の屋根(画像下のパーツ)と比べて如何でしょうか?
 
ちなみに、Bトレの屋根に対してNゲージ屋根の幅が微妙に足りなかったので、屋根側面にプラペーパーを貼り段差を埋めています。

また、強度確保のため継ぎ目部分には屋根の裏側からプラ板を瞬間接着剤で貼り付けておきました。
 
クロ681の屋根は特徴的なアンテナがあるのでNゲージ屋根からモールドを削いで移植しています。
また、このクロはクーラーキセにファンが無いため、天板のモールドをエポキシパテで埋め平滑にしておきました。
 
同様に、他車の屋根も切継ぎ。
クモハ681はクーラーより後ろ側だけNゲージ屋根を利用。
どうせ前半分は機器がゴテゴテ付いててビードがあっても目立たないので。。
 
サハ681-300の屋根(下画像)だけはBトレ製品に対応するパーツが無いためNゲージ屋根だけで切継ぎを行っています。
これも接合位置をビードが無いクーラーの下に合わせることで継ぎ目処理をやり易くしています。
 
 
◆塗装
パーツの下ごしらえが出来たら車体を塗装します。
車体色は独特のウォームグレーのような白で、塗料は何を使うか随分悩みました。
 
お手本としてKATO製品を見てみるとサンダーバードとしらさぎで地色が違います。
 
実車の色味を生で確かめるべく北陸まで見に行ってみたりして...
 
得た結論は
 
結局、自分が信じる色で塗るしかない
 
という訳で
今回自分が信じた色はこちら。
ガイアノーツから出ているヘキサギアカラーの「ヘキサホワイト」をビン生で使用してみました。
「限りなく白いけど絶妙にウォームグレー」で中々よい感じではないでしょうか?
 
その他、
窓周りのグレーにクレオスの呉海軍工廠色、
帯は京神模型のインレタを使用。
JRマークはくろま屋から出ている"West Japan"表記と古いTOMIXのマークを組合わせて入れています。
 帯インレタ貼りはまだまだ修行が足りませんね...
 
屋根はクレオスの舞鶴海軍工廠色。
クーラーを同じくクレオスのスーパークロームシルバー2で塗装。
更にクーラーのFRP部をMr.カラーの206番で塗り分け後、ファンやルーバーにスミ入れしています。
 
◆組立て

塗装が終われば残るは組立です。

 
まずは窓ガラスを入れていきます。
今回、客窓は681系の特徴である連続窓を再現するため、Nゲージの窓を切出して嵌め込みました。
窓穴は683系側板の縦桟を切取って繋げただけですが、上下方向の寸法は奇跡的にピッタリ。
幅もNゲージ窓スパンのほぼ整数倍になっているので皆さんもやってみた方がイイですよこれ!
上画像のように車端の窓幅が小さくなるパターンの車両は窓穴の幅がちゃんとNゲージ窓2.5スパン分になっていて感動しました。
 
ちなみにドアの窓はBトレパーツをそのまま使うことで、純正のブロックパーツで車体を箱組み出来るようにしています。
 
続いて非貫通先頭車・クモハ681には他編成との併結を見越してTNカプラーを入れておきましょう。
BトレのHGシャーシにφ1.0真鍮線で固定。
併結しない時でも単独で遊べるように普段はKATO Assyの連結器カバーを装着しておくことにしました。
Assyパーツの裏側についているピンを切り落とすだけで簡単に装着できます。
 
これだけやったら車体を普通に組立て、屋根をタミヤの多用途クリアー接着剤で固定。
 
最後の仕上げにインレタやKATOのステッカーで各種表記を入れてあげれば....
 
Bトレ 681系しらさぎ基本編成の完成!!
 
いかがでしょうか?
 
◆余談
今回Nゲージから流用したパーツのうち顔と客窓ガラスだけであればクロ681ボディ2両分あれば足りるのですが、
今回は屋根をサハ681-300の再現やらビード表現やら拘ってしまったために
クロ681×1枚
サハ681×1枚
モハ681×3枚
...と、6両のBトレを作るために
実に5両分のNゲージ屋根が必要になりました。。(爆)
あとKATOのサハ681が中々見つからなくて苦労しました。
 
◆まとめ
やはり681系は521系と並んで北陸本線に欠かせない「顔」ですね!
※521系3次車もBトレ521系車体に323系の頭を接合して作っています。
 
当初の目的である「683系と並べてもBトレとして違和感のない仕上がり」...いかがでしょうか?

以上、Bトレでつくる681系でした~~~
 
 
 

 

 

◆自分語りパートその①
ここ数年、Bトレ絡みの話題は完全にTwitterでの呟きに移行していました。
だって楽だし。
 
とはいえ、完成報告で作品の拘りポイントを通常最大140文字+画像四枚で表現するのは中々難しいのと、最近どうも「ワクワクするBトレコンテンツ」が少なくなってきたな...と感じるようになったので←火種
ブログという媒体を見直してみることにしました。
 
10数年前のインターネットには、凄腕Bトレモデラ―さんのブログが乱立しており
毎日のように巡回して超絶技巧のBトレが完成されてゆく過程をワクワクしながら追いかけたものですが、Twitter(X)・Youtube全盛のいま、
それらにアップされるのは
・すぐに埋もれていく断片的な進捗の「つぶやき」
・既に完成した作品のWalk around
ばかりで、自分で手を動かさずとも過程を楽しむ体験って今の若いBトレ勢の子達は少ないんじゃないかな(ド偏見)←老害しぐさ
 
と、自分もオッサンになってしまったなぁという現実を突きつけられつつ
試しに、というかリハビリというか...
5年前に途切れてしまった中華Bトレネタの続きと、なぜか書きかけで放置されていたますこっとれいんネタを記事に仕上げて
数年ぶりに何本か公開してみましたが
やっぱりブログって
 
面倒くせぇ~~~~~~~
ですね。
 
Twitterホント楽!!
PCからの画像添付もイチイチアップロードしなくていいし段落とk←この話長くなります?
 
A:なります。
 
という訳で本題へ。
 
◆まだやるんか!? 自分語りパートその②
 
自分にとって北陸本線とは?というお話です。
 
2010年代初頭、北陸新幹線の金沢延伸直前の頃まで
北陸本線は419系や各種485系などの面白い車両・列車にあふれていてとても興味はあったのですが
 
当時の自分に自宅から北陸は遠かった...!!!
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結局、419系は乗車はおろか営業中の実車を見ることすら叶わないまま引退。
はくたかや能登といった名列車もちゃんと撮影したり乗ったりする事は叶いませんでした。
そんな悔しい経験から、お金と時間の自由が利くようになると北陸新幹線開業後の北陸本線に通うようになります。
 
で、その北陸本線通いの中で気に入っていた車両が
 
681系
 
683系もかなりイイんですが、シュッとしていて順当に看板特急している683よりも愛嬌のある681系の方が好きなんですよね。
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新旧サンダバやしらさぎといったカラバリも楽しいですし、運用面でも異形式併結など趣味的な面白さもありますし
当然Bトレも欲しくなってしまう訳ですが
製品シリーズは683系を出したきり息絶えてしまったのでした...
南無。
 
自分に馴染みのある北陸本線は新幹線金沢開業後ですが、そこに681系は絶対欠かせないよね~!
という訳で、製品で発売済みの683系や521系の相方として作ることにしました。
 
◆どうやって作りますか?(傾向と対策)
皆さんお待ちかね、製作過程のはじまりです。
 
681系でも何でも、Bトレ化するにあたり、
一番の問題は「どうやって作るか」です。
 
特に今回、完成した暁には当然製品の683系と並べることになる訳ですから、要求される完成度はそのラインになります。
 
Bトレの歴史も長いですから、過去681系のBトレ化に挑んだ先達はそれなりにいらっしゃいます。
それら先行作例の傾向を見てみると大きく2つの流れがあります
①Nゲージを斬って縮める
②683系製品から改造する
 
①案は純粋にカネも手間も掛かります。
先頭車に限れば特徴的な流線形先頭車の形状はバッチリ再現出来るので良さそうですが、681系のビード屋根やバリエーション豊かな車両で構成される編成の特徴的な窓割を表現し、かつキレイな仕上がりを目指すと切継ぎや痕処理にえらい手間が掛かることは明白です。
なので出来れば避けたい。
 
②案はやはり流線形先頭車がネックです。
過去、683系からの改造によってアプローチした諸兄もこの部分にだいぶ苦労されていたようで
プラ板からスクラッチしたり683系の顔を加工したりと各作品はその苦心が伺えるものばかり。
自分もあの少しでもラインを崩したらオシマイな流線形顔をイチから作るなんて到底出来そうにありません。
 
考えつく方法はどちらにせよ茨の道を歩くことになりそうです。
 
そう、「どちらかを選べば」必ず苦しむことになるのです。
 
では、
「どちらも選んでしまえば」・・・?
 
・・・
なるほどね?
 
こうして私は勝利を確信しました。
 
要するに良いとこ取りですね。
681系Bトレ化の最後発勢として、先行作例を乗り越えてゆきたいと思います。(野心)
 
次回につづきます。

 

今回も2021年の思い出話です。

 

2021年、ますこっとれいんの競作企画に勝手に乗っていた当時

初作の広ウヘ仕様で久々にガッツリと工作をし「工作筋」が温まってきたのでもう一つぐらい何かネタが作れそう!!

とネタを物色。

 

低屋根で見た目に分かりやすいインパクトが出せそう!と踏んで

身延線のクモハ51 800番台(という言い方が正しいのか分からん)を作ることにしました。

 

選定したプロトタイプはクモハ51802。

何故この車両を選んだのか詳しくは思い出せないのですが

他の800番台を見ると前面が両Hゴムだったり片Hゴムだったりで宇部仕様との差別化やパーツ操配の都合があったと思われます。

 

工作については、第一に低屋根です。

 

これは屋根の後ろ側をグリーンマックスのエコノミーキット(旧型国電42系(低屋根・荷電併結)身延 4両編成)に含まれる低屋根パーツと切継いで作成。

画像

 

妻面側も低屋根になるのでGMキットの低屋根対応パーツに差し替えています。

 

また、GMキットの屋根パーツは若干ますこっとれいんの屋根より幅広だったので切り継ぎ箇所で上手いことゴニョゴニョして辻褄を合わせておきましょう。

 

屋根の塗装は宇部仕様と同様にガサガサにしておきます。

画像

パンタはTOMIXのPS13。華奢なシルエットがステキです。

 

つづいて前照灯周り。

宇部仕様ではますこっとれいん純正パーツの取り付け穴を埋め、N用のエッチング+挽ものパーツに換装しましたが

 

まぁ面倒くさかったので

 

今回はますこっとれいんのパーツを活かしながらディティールアップしいきます。

 

まず初めに、ますこっとれいんに付属している前照灯パーツのレンズ部分をドリルでリムだけ残すようにえぐります(中心にφ0.5でアタリを入れる→徐々にφ2.0まで拡張)

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つづいて、内側を銀で塗ります。

この時使う塗料はよく輝くクロームシルバー系がよいでしょう。

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最後に、ウェーブから出ているHアイズの1.8mmを嵌込み、木工ボンドで固定して完成です。

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↑ますこっとれいん純正パーツからディティールアップした前照灯

 

内側に塗ったシルバーがレンズパーツで拡大されてよいキラキラ感です(自画自賛)

 

車体関連では、前面パーツはジャンパ栓を削り、側面は号車札差しを追加したので青部分だけ再塗装しています。

 

あとは宇部仕様と同様に各種表記をインレタで入れて...

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完成!

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こちらも例によってまだ相方がいません。

資料を漁ってみるとクハ47とペアを組んでいることが多いようなので

ぱーと2の42系から作れそうではあります。

それから身延線だとクモハユニ44なんかも面白そうです。

 

いずれやる気様が降りてこられたらちゃんとした編成にしてやりたいものです。

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