2016年6月20日

車種:ランサーエボリューション8

型式:GH-CT9A

年式:平成15年式

作業依頼内容:プロペラシャフト・ジョイント交換

 

先日、足回り作業時に発見した不具合です。

プロペラシャフトの等速ジョイント(レブロジョイント)部のダストブーツが破れていました。

 

・・・ここが破れているのは初めて見ました。

しかしこのままにしておくとジョイント部を破損して大事故になりかねませんので、今回交換となります。

 

もしかしたらプロペラシャフトごとの交換になるかも?と思いましたが、ジョイントセットで部品は手に入りました。

 

早速作業開始です!

 

プロペラシャフトを脱着時はなるべく元に戻せるように目印を付けておきます。

 

ボルト6本を取り外したら、車両後方に向かってタガネ等で叩いてジョイント部をバラします。

 

車両前方側はそのまま使用しますので、古いグリースを清掃しておきます。

 

後側シャフトごと車両から取り外します。

 

シャフトからジョイント部を取り外します。

・・・なかなか固い。

 

どうにも外れなかったので、プーラーを利用して取り外しました。

でもジョイント部は再使用できそうにもないです・・・

(だからセットだったのかも?)

 

新品のブーツです。

比較のためにチョット伸ばしてみました。

 

新品のジョイントです。

この等速ジョイントはドライブシャフトに使用されているものより作動角は少ないのですが、速度変化が少なく三菱のプロペラシャフトによく使われています。

 

各ボルトを締め付け、シャフトの位置が決まったらブーツバンドを締め付けます。

 

これで完成です!

飛び散ったグリースも清掃しておきました。

 

最終チェックでリフト上で走行。問題ありませんでした。

 

CT9Aもすでに10年前の車。古くは見えないのですがやはりそれなりにトラブルも増えてきてるみたいですね・・・

でもまだまだ部品は手に入る世代ですのでいつでも修理に来てくださいね!

 

 

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