ムル☆まり同盟 -258ページ目

最近のムルカを見習う

UFO

もちろん十分な睡眠も大切☆

最近のムルカは活発だ。一時期、夏ばてして、朝から晩までしまりのない日々を過ごしていたのがうそのよう。激しい運動をしていなくても、目が覚めているときは、家の中をパトロールのようにウロウロ散歩することが増えた。また、夜だけではなく、昼や夕方も自分の気が向いたおもちゃのところへ行って、そのおもちゃで遊んでくれ、とせがんで鳴くことが増えた。

 考えてみると、最初の変化は、「パブロフの実験」がきっかけだったように思う。いまだに自分の気が向いたときに食べてはいるものの、与える量は一定になった。それから「トルコ行進曲」を聞かせると餌の部屋へ行くようにもなった。

 次の変化は、夫との「オージーとのプロレスごっこ」にはまってからだ。長い間遊んでいなかったオージー人形を取り出して遊んでみると、ムルカが異常なまでに興奮したので、夫もすっかり調子に乗り、今では毎晩仲良く遊んでいる。これは傍で見ていてもかなりの運動量だ。

 規則的な食事と適度な運動か。ムルカの変貌ぶりに触発され、私もこのうだるような暑さの中、スポーツクラブに復帰した。帰国をはさんで5ヶ月もの間何も運動をしていなかったのだが、復帰してみると身体は自然に動くから不思議なものだ。久々のサウナも快適だった。ということで、ムルカと影響を与え合いながら(??) の生活は続く。


「西本智実☆31歳の新星~日本とロシアと」

伊東 雨音, 塩澤 秀樹
西本智実・31歳の新星―日本とロシアと

東洋人として初めて、ロシアのオーケストラの主席指揮者となった西本智実の名前を知ったのは、モスクワに行く直前、お世話になった方のところにご挨拶に伺ったときのことだった。彼女は西本智実の講演会会員で、会報のコピーをくださって、モスクワで是非、西村氏の演奏を聴いて欲しいと言った。

 大阪出身の西村智実は、25歳のとき、単身サンクトペテルブルグ音楽院への留学を決意する。この本では彼女の生い立ちからモスクワでのデビューコンサートまでを舞台となる街ごとに紹介している。写真集仕立てなので、あまり詳しいことはわからないが、それでも、彼女の音楽やロシアに対する考え方や略歴のあらましを知ることはできる。

 コメントの中には「ロシアには人間性と伝統が手つかずのまま残されている」など、モスクワで出会った多くの「ロシア音楽やロシアバレエのとりこになってしまった人たち」の意見を集約したような、共感できるものが多い。

 また、彼女の師は故イリヤ・ムーシンで、ワシリー・ゲルギエフは兄弟子にあたるということや、ゲルギエフから演奏についての助言を求めることもあるなど、彼女のロシアでの音楽的バックグラウンドについてもこの本で知ることができた。

 さらに、モスクワの音楽ファンにはたまらない「おまけ」が、第2章「モスクワ・春」の写真の数々だ。モスクワ音楽院大ホール建物内の写真が満載されている。いくらコンサートに足しげく通っても、ホールの内部の写真を撮る人はあまりいないと思う。私もそうだった。そんな人たちにとっては、手元に置いておきたいなつかしい風景満載だ。

 モスクワ滞在中、結局彼女の演奏を聴くチャンスは一度しかなかった。日本のしかも関西という自分と同じ地域に住む女性が、ロシア音楽とロシアに惹かれ、そこで認められ、音楽活動に深く携わっていく姿はとても興味深い。彼女のバックグラウンドや考え方を知った上で、いつかもう一度、あのホールで彼女の音楽を味わってみたい。 


西本智実オフィシャルサイト↓

http://www.tomomi-nishimoto.com/

ステキ♪ モスクワ-ペテルブルグ間初の民営鉄道コンパートメント

列車


 3日、モスクワ-サンクトペテルブルグ間に初の民営列車が導入されたそうだ。コンパートメントは写真の通り、とっても豪華。グレードの高い席には、トイレ、DVDプレーヤー装備でインターネットアクセス可なのだそうだ。客室乗務員の制服が赤で乗務員が若い、というのもなかなか画期的だ。特急夜行寝台で7時間程度の区間だが、お値段は110ドル~。最高グレードの席で、437ドル。最低料金の席で飛行機や国鉄の最高グレードの席ととんとんくらいなので、かなり高めの設定だ。

 ここ数年でモスクワ、ペテの鉄道事情は急速に改善されている。3年前の夏、初めて利用したレニングラード駅は暗く、店舗や飲食店もわずか、外国人もあまり見かけず、こんなところでロシア語もままならない自分たちが何か事件に巻き込まれたら「無謀な行為」として非難の的になるのではないかと心配になるほど殺伐としていた。以来、丸2年間、長距離列車の駅には近づかないようにしていた。

 ところが、昨年の夏、再び利用した際、とても驚いた。駅構内は、気の効いた飲食店や土産物屋であふれ、照明は深夜でも明るく、雰囲気もかなり開放的になっていた。驚いたことに英語の通じる店もいくつか出現していた。

 さらに帰りに利用した観光特急「カレリア」は、豪華(?) 夕食付きで、列車客室乗務員はなんと「笑顔で」応対してくれ、食事や飲み物の要望まで聞いてくれた。

 そして、ついに民営鉄道の参入だ。もう「列車は怖い」だの「客室乗務員が無愛想で」だのという経験も、そのうち珍しい過去の遺物になっていくのかもしれない。


プラットホーム

不思議な仲

オージーと一戦

ピアノカバーの下まで追ってきたオージーと一戦


本気

かなり真剣なムルカ


 ムルカはあまり夫になついていない。ムルカに尽くす(?) 時間が絶対的に短いし、また、それぞれの「にゃっ」の意味を聞き分けて要望を聞いてやることもないので、ムルカの方が夫とのコミュニケーションをあきらめている感もある。それでも、夫でなくては駄目なこともある。それは「オージー」の操作だ。

 先ほども、「ぅぅぅおおおおおぅぅぅぅぅ」と、とてもムルカのうなり声とは思えないようなうなり声が聞こえてきたので見に行くと、夫がムルカとオージー人形を格闘をさせていた。ムルカは真剣そのものだ。一戦交えると、すばやく駆け出し、相手から見つかりにくい場所や手の届きにくい場所に逃げ込んで、体勢を立て直す時間を稼ぐ。まず床で一戦交え、一目散に駆け出し別の部屋へにあるピアノに飛び乗る。ピアノカバーの内側でじっと息を潜めるが、見つかってまた一戦。相手のスキをついて逃げ出しダイニングテーブルの下へ退避。そこでも一戦交え、次はさらに足の短い家具の下に逃げ込むが、そこでもまだ気を抜くことなく、しばらく「構え」の体勢が続く。

 私がやるとこうは行かない。ムルカがまったくノッてこないのだ。動きが鈍いのか、喧嘩の売り方が甘いのか、理由はいまだによくわからない。とにかく私が動かしていると、オージーもバンジー(青うさぎ)も生きているように見えないらしい。

 ムルカは、夫の動かすオージーやバンジーと遊ぶと短時間でよくお腹がすくらしく、必ずといってよいほど翌朝までに置き餌を空にしてしまう。こうして、ムルカと夫の平和な夜が過ぎ、私はといえば、翌朝、5時前からムルカに餌の催促を受けることになる。困ったことにムルカは決して空になった餌の催促を夫にはしない。

バニーとも一戦

次にバンジーともにらみあい


構え

しばらく「構え」の体勢が続く・・・

「猫語の教科書」

ポール ギャリコ, Paul Gallico, 灰島 かり, スザンヌ サース
猫語の教科書

  

異国でペットを飼うにはそれなりの勇気とサポート体制が必要だ。言葉もままならず、法律もペット事情もまったく違う。人間の問題ほど差し迫った問題でもないので、日本語はおろか英語の通じるサービスはほとんど発達していない。また、ペットに理解のない人もいれば、検疫の問題など(*)不測の事態も起こるので、いつでもペットのために「闘える」心構えも必要だ。私の場合、身近にたまたま心強い味方が2人もいらっしゃったので、ムルカを飼う決心がついた。

 そのひとりは、複数の猫を引き連れて20年近く何カ国も渡り歩いているベテランの猫ママで当時は5匹の猫と暮らしていた人だ。この方にはある活動で毎週お会いする機会があったので、餌の与え方からしつけ方、性格のことまで気になることはすべて相談した。(何といっても日本語OKだし。^.^)

 その方に紹介していただいたのが、標題の「猫語の教科書」だ。「ムルカちゃんにはこの本を熟読した形跡があるようよ」と言って渡されたこの本を読んで大爆笑!この本は「人間が猫の言葉を理解するための教科書」ではなく「猫が人間というものを理解し賢く同居するために『猫語』で書かれた猫のための教科書」なのだ。内容は、「声を出さないニャーオ」の使い方や魅惑の表情の作り方などかなり具体的で、もちろん人間の分析と心の掴み方についても懇切丁寧に指導している。

 この本を読んだ当時、ムルカは1歳そこそこだったが、その時点で、かなりにこの本の内容をよく心得ていると思ったのを覚えている。今は、もうすぐ3歳、人間でいうと28歳くらいだ。人間の観察と研究を積み重ね、日々したたかさを増している。


* 日本の検疫に関する法律は昨秋数十年ぶりに改定された